Viscount Soloのハードケース

新しい一段鍵盤のオルガンであるViscount Soloのカスタムハードケースを有本ケースさんに依頼するために自宅に伺いました。以前も二段鍵盤、一段鍵盤、足鍵盤のハードケースを作ってもらいました。バルカナイズドファイバーと言う素材(いわゆるドラマーがスタンドなどを入れるよく見るケース)なので、軽くて頑丈なので飛行機で運ぶ時に重宝します。 

実は日本でこのケースを作れるのは有本さんともう一社しかなく、海外も作っている会社はほとんどないのです。なので知られてはいませんが日本の職人技術でもあります。 

オルガンは現地調達するのが難しく、海外の場合は送るのが大変でコストもかかります。ということでスタンド、ベンチ、アンプは現地調達して、オルガン本体と小物機材は持っていく場合がほとんどです。それでも重量制限の23kg、三辺の合計203cmを超えないようにするのも大変です。超えても超過料金払えば済むのですが結構高いです。 

12月にドイツのベルリンで二本ほど演奏するので以前のように二弾鍵盤を持って行くことを考えているのですが、かなり大変なので今後アメリカやヨーロッパ以外、アジアの国でも演奏する際(これは今後の目標の一つ)にも気軽に持っていける新しい一段鍵盤のケースを作っておけば良いかなと思いました。二弾鍵盤に比べると奏法などで妥協することがありますが、普通に演奏はできます。 

カスタムハードケースをお探し場合は有本ケースさんおすすめです。 

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PS. そして完成してドイツに持っていきました。