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Blog
2021-01-25T16:19:31+09:00
土田晴信 Hal Tsuchida
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tag:haltsuchida.com,2005:Post/6529631
2021-01-25T16:19:31+09:00
2021-01-25T16:40:38+09:00
教育系YouTubeチャンネル
<p>YouTubeの教育系チャンネルのつっちーのジャズの部屋の登録者が1000を越えました。(まだまだ弱小なんで大したことはないんですが・・・。)かなり前に開設しましたが、長い間ほったらかしにしていて去年の11月ぐらいから少し本気出してやるようになりました。もともとYouTuberになろうとかという目的ではなく、わかる人にはわかる、完全に有料級の動画投稿し始めました。また生徒さんの予習・復習になればいいなと思いました。さらにこんなコロナの状況でライブ活動もままならないので少し方向転換しました。 </p>
<p>それにしても1000人の壁は結構きつかったです。YouTubeの仕組みなんですが、バズることもなく地道にするしかないですね。演奏系のチャンネルは長い間やっていて去年ぐらいから1000人は超えていたのですが、こちらは4000時間に満たないので収益化もできず演奏のプロモーションということで続けていこうと思ってます。 </p>
<p>いつも応援してくださる皆様に感謝しております。</p>
<p>今年はまず10000人目標でコツコツいきたいと思います。ネタも募集中です。</p>
<p><a contents="つっちーのジャズの部屋" data-link-label="" data-link-type="url" href="https://www.youtube.com/channel/UC-n5brBx3FyR6pRM0i5AEnQ">つっちーのジャズの部屋</a></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/80600246741358cb1535d726c64f37c9306a699b/original/140309716-10223740781683420-438482989887868719-o.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsImxhcmdlIl1d.jpg" class="size_l justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5987121
2019-12-02T02:47:38+09:00
2019-12-02T02:47:38+09:00
ボーカルとのカルテット(Misty)
<p>意外とボーカルとハモンドオルガンという組み合わせは少ないですが、それでも先人のミュージシャンは結構レコーディングしていて、私もボーカルと演奏するのは好きです。いつもBarBarBarではオルガントリオとボーカルのカルテット編成で定期的に演奏していますが、ボーカルのデコさんも私も当日にリハーサルやるとその曲は新鮮さがなくなってしまうと感じるのでリハなしで本番の駆け引きで進行していったりします。シカゴにいた時にベテランミュージシャンはたくさんの曲を知っていてしかも即座に他のキーに転調していたのを目の当たりにしたので、その基準を重視しつつ、知っている曲は譜面見ない、転調できるようになるべくするようにしています。また違うキーでやると新鮮だったりします。(もちろんアレンジ譜だったら譜面見る必要があるわけですが。) </p>
<p>というわけで以前のライブの時にリクエストを頂いたMistyを演奏しました。良い曲ですね。スタンダードキーはEbですが、Eroll GarnerはAbで初期のころは録音していたので、おそらく本当のキーはAbだと思いますが、晩年の映像を見るとCでやっていたりととにかくいろいろやってました。<br><br><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="vGTk2DdGvnA" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/vGTk2DdGvnA/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/vGTk2DdGvnA?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5981899
2019-11-28T02:30:47+09:00
2019-11-28T02:30:47+09:00
依頼を受けたレスリー122修理2
<p>以前修理したレスリーの修理2回目です。前回はアンプのオーバーホールをしましたが、その際にどうしても歪み系のノイズがするので今回は詳しく調べながら修理していきました。でもお店の開店前とバンド練習のため使用されていた関係で限られた時間は3時間のみ。かなり厳しい状況でした。 </p>
<p>まず疑ったのがホーンドライバーですが、その前にホーンとウーファーを別々に鳴らして確認するとウーファーの時だけでも歪みが発生したので、まずはすべてのネジやビスを確認するとたくさん緩んでいるものがありましたので、すべて締め直しました。 </p>
<p>ホーンだけ鳴らしてみるとやはり歪んで聞こえます。分解清掃、ダイアフラムの位置調節するために分解してみましたら、まずダイアフラムがマグネット側に固着。普通はガスケットがあるのですがガスケットがありません。ガスケットがあるために固着するはずがないのですが、慎重にはがしていくとダイアフラムがくっついているはずの反対側がいとも簡単に外れました。この時点で何かおかしいなと思い、慎重に固着している側を剥がしました。その途中でダイアフラムからの線が切れました。いろいろと観察してみると本来動かして調節するのに糊のようなものがついていて動かなかったこと、ダイアフラムからの線がオリジナルのようにつけられていなかったことなど推測すると、このホーンドライバーは以前に何かいじられた、おそらくダイアフラムが交換されたか何かで、その影響でずっと微妙に歪んでいたのではないかと思います。ということで残念ながら、このユニットは正しくダイアフラム交換と位置調節するしかなさそうです。ただしそんな時間(今週末にこのレスリーは使用される・私が演奏するときに使うためと今後修理にしばらく来られない)がないので自宅にストックしておいた後期型レスリーのローラ製(知り合いの技師にそう教えてもらったので確実ではありません)のホーンドライバーと交換することにしました。ちなみにダイアフラムはアメリカからパーツを輸入しなければならなくて、しかも結構高いのです。もちろん持ち主さんと相談するわけですが、よければこのローラ製V-21を使用して頂きたいと思っています。そしてこのオーバーホールが必要なジェンセンV-21はいずれ私が時間のあるうちに修理できればと思っています。帰宅後にこのローラ製V-21のホーンドライバーを清掃してチェックしたのですぐ交換できるようにしました。その時に初めて自分のレスリーで試しましたが、オリジナルのジェンセンV-21のものと比べても遜色なく良い音がしました。 </p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/7112e4bf60c2aa817c6eecd7d96a47eba6edecff/original/79095753-568427210609205-7797171770477248512-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/662ab80d97d8402c2da4c7b3070a1ed321a5cfb4/original/78418727-2432534297075601-1195377303572447232-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>その他にやったのはクロスオーバーコンデンサーの劣化でこもった音になっていたのでクロスオーバーコンデンサーの交換で信頼のあるTrek II社のものを使用しました。本当に時間がなかったので作業が早い方法をとりました。本来はオリジナルの線がからげてはんだ付けしてあるのでそれをきれいに取って新しいものをはんだ付けするわけですが、今回はオリジナルの線をカットしてそこからはんだ付けして収縮チューブで保護という方法にしました。それぐらい時間との勝負でした。交換後の音はやはり輪郭がくっきりとしていて前とはかなり違います。 </p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a9c5048e96b2f50105914b015f89c06f50468e2d/original/77261784-548917989002506-2119224927855837184-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>その前にやったのはモーターのOリングの交換で、すでにこのOリングは亀裂が何か所もあったので交換しました。それでも回転時には擦れる音がしたので円盤が取り付けてある場所の位置調整しました。これにはインチの六角レンチが必要になります。その後は埃だらけだったので掃除機で清掃しました。 </p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8b052082b46ff88a9886ab29171e7ad1ca426552/original/76775155-526002931317640-701551674799423488-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>ということで今週末の演奏の前にローラV-21を取り付けて作業すべて終了となりそうです。 </p>
<p>できればオリジナルのまま劣化したハモンドやレスリーを修理するのがやりやすいですが、いつもそういうわけではないのでいろいろなことが起こります。でもこれでこのレスリーは今後メンテナンスフリーで何十年もいけるでしょう。</p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5926173
2019-10-15T04:05:44+09:00
2020-07-28T13:53:23+09:00
なぜアドリブが上手くならない?
<p>最近セッションやワークショップの参加者の方と話す機会が増えて、よく質問されるのがなぜアドリブが上手くならない?ということでした。そのことについて今日のセッション後は参加者の皆さんにカフェで熱弁したので、どうせだったらということで帰宅して動画にしてYouTubeにアップロードしました。気がついたら30分以上話していたので前編と後編に分けました。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="trZ8ESqPp1c" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/trZ8ESqPp1c/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/trZ8ESqPp1c?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="fSFuPuA_YFE" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/fSFuPuA_YFE/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/fSFuPuA_YFE?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5926169
2019-10-15T03:58:08+09:00
2019-10-28T13:50:06+09:00
修理したレスリー122のアンプの納品
<p>修理依頼で完了したレスリースピーカーのアンプを取付けに行ってきました。自宅でテストしたときは完璧でしたが、もともとそのアンプについていた真空管を取付けて持参したオルガンを接続してテストしました。 </p>
<p>修理前より音圧も上がり本来の音量がでるようになりました。回転のスピード切り替えも問題なくスムーズになり修理したアンプはとてもいい感じです。しかしここで少し問題が。まずレスリーに回転を速くするとモーター付近から擦れる音が。この問題探るために蓋を外して中を見るとスローモーターのゴムに亀裂があり、かなり良くない状態ということがわかりました。これは交換しないといけませんが交換に必要なゴムリングは自宅にストックしてあるので次回の修理依頼でできれば交換したいと思います。 </p>
<p>音に関してはかすかな歪が。本来の状態の良いハモンドとレスリーはボリュームが大きくなければ歪まないので明らかにこの歪はおかしいと思いました。ここで考えられるのはホーンのツイーターの振動板がずれているかゴミが挟まっていてクリーニングが必要か。ボイスコイルの状態が悪いのか。もしくは真空管の状態か。 </p>
<p>いろいろと疑い場所があるわけです。でも大体は検討がつくのですが、これらを1つ1つ消去法でチェックしていきながら直すわけで、残念ながら今日は時間切れ。今の状態でも音的にはそこそこいいのですが、レストアした状態と比べるとまだまだな感じです。ということでビンテージハモンドとレスリースピーカーをしっかりとメンテした状態にするというのは時間とコストがかなりかかります。ここでどこで妥協するか、どこまで修理するかが個人個人の判断になります。時間と予算がある人、どうしても最高の音にしたい人、DIYで直せる人は徹底的に直すといいと思います。 </p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/681d09ff19862ba28bc2a0d3318344fd8c389afa/original/72263577-10219137530525018-5227054840810569728-o.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5906396
2019-09-27T03:08:48+09:00
2019-09-27T03:09:21+09:00
依頼を受けたレスリー122アンプのレストア
<p>ようやくまとまった時間がとれたので依頼を受けたレスリースピーカー122のアンプの修理を終えました。すべてのコンデンサーと抵抗、ダイオード、スピードを切り替えるリレー、接続するために6ピンソケット、ボリュームポットを交換しました。ということでトランス以外のすべてのパーツを交換となりました。予想以上に修理の時間(10時間)かかってしまいました。 </p>
<p>交換だけならそこまでかからないのですが、まずこのアンプは以前に誰かが配線を滅茶苦茶に接続して一部のパーツ交換した形跡があったため、すべての配線をチェックしながら本来の配線に戻しながらパーツをすべて交換しました。配線のはんだ付けも信じられないぐらい雑でした。よく今まで動いていたのが不思議なくらいです。直しているときはかなりの怒りがこみ上げてきました。修理するなら中途半端ではなく、良いパーツを使い、しっかりとした修理をすべきだと思います。ということで誰かがいい加減な修理をしたものを修正してレストアするのは余計な時間と仕事が増えた結果となりました。 </p>
<p>完成してテストをしたら本来の良い音で動作もすべて正常に確認できたのできたので、無事に修理を終えました。 </p>
<p>修理技師も数人素晴らしい方を知っておりますが、あまり知識がない技師(ハモンドやレスリーの修理経験がない)には頼まないほうがいいと思います。今回はおそらくあまり知識がない、経験がない修理技師がパーツを交換してその際に配線も変えてしまったのだろうと思います。私は自分で修理できたらいい、日本では自分の年代やそれより下の年代でハモンドとレスリーを直せる人を知らない、そして今後この楽器を存続させるためには誰かが直せないと存続が危ないと思ったので修理し始めましたが、その時でもサービスマニュアルやレストアマニュアルの本を何回も読んで作業を把握してから実際に修理しました。今でも慣れてない箇所や直したことのない箇所は事前にかなりのリサーチします。もちろんそれでもいろいろと小さな失敗は時々起こります。幸いハモンド修理技師が集まるサイトがあったり、またお世話になっている先輩の技師にも時々アドバイスもらったりしているので助かっています。もうビンテージのハモンドオルガンやレスリースピーカーは生産されていないので大切にしたいですね。 </p>
<p>ということで来月このアンプを届けるとともに演奏するので楽しみです。きっと良い音で鳴ってくれるでしょう。お店の方やお客さんもレスリースピーカーで鳴る音の良さが伝わってくれればさらに嬉しいですね。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/252273911196d929ad3be399302461ad28a883f6/original/71048261-10218962114099717-477091968036372480-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/383f1db711b9f4e9b2c2109e22dbf2564d86874d/original/71185480-10218962114619730-1040346546308120576-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/ec8cf7ed18e4ac0cf7d8579e59c26bfec4ffee7b/original/71682019-10218962114379724-284367607119740928-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e892aeba2342c78a05ddc9bc39fe3e07c997ac9a/original/71021010-10218962114859736-2106808997741854720-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5865300
2019-08-22T03:05:17+09:00
2019-08-22T03:05:17+09:00
なぜアドリブが弾けない?理論やスケール覚えてもうまくならない!
<p>今回はなぜアドリブが弾けない?理論やスケール覚えてもうまくならない!という内容です。ジャズやブルースを勉強していてアドリブがうまくできないという人が多いと思います。そこで教則本を買って勉強したりレッスンを受けたりしても全然うまくならない理由について話してみました。今回はピアノでも弾きながら説明しました。 </p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="NaVIgZd1hZo" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/NaVIgZd1hZo/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/NaVIgZd1hZo?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5860998
2019-08-17T22:23:17+09:00
2019-08-17T22:23:17+09:00
7thコードの種類と覚え方・表記・6thコードの話
<p>今回は7thコードの種類と覚え方・表記・6thコードの話です。実用的な表記の仕方や少しマニアックな話もしています。 </p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="3O5alxR1kbs" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/3O5alxR1kbs/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/3O5alxR1kbs?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
<p>これで超基本編はおしまいでここからダイアトニックコードやノンダイアトニックコードの説明、高度な話やジャズなどの話もできます。次回の予定としてはジャズとかブルースの話も少しずつしていこうと思います。スケール覚えてもアドリブはできない、うまくならないという内容にしようかなと思っています。それと教則本買って読んで理論を理解してうまくなった気になってもうまくならずに本だけ増えるとかそういう話もしていこうかなと思います。 </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5826166
2019-07-17T00:54:10+09:00
2019-07-17T00:54:10+09:00
コード(トライアド・3和音)の覚え方
<p>コードを覚えようという事でまずはトライアド(3和音)編を作りました。4和音とかテンションコードの説明する前に土台である3和音を覚えないと先に進まないので覚え方とその他大事な話をしました。 </p>
<p>簡潔に終わろうとしたらついついいろいろな話をしてしまいました。参考になれば幸いです。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="HVhZP3Xgnk8" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/HVhZP3Xgnk8/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/HVhZP3Xgnk8?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5826165
2019-07-17T00:50:19+09:00
2019-07-17T00:50:19+09:00
メジャースケールについて
<p>メジャースケールについての動画をアップロードしました。ただメジャースケールの説明だけではなく、覚え方や練習方法などについての話もしました。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="6WX4Ns5Z8Qw" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/6WX4Ns5Z8Qw/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/6WX4Ns5Z8Qw?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5735027
2019-04-28T13:25:29+09:00
2019-04-28T13:25:29+09:00
インターバルについて
<p>今回はインターバルについての動画です。これで次はメジャースケール、マイナースケール、コード、ダイアトニックコードと続きます。 </p>
<p>ということで動画はこちら。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="sMTUOSmHkqg" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/sMTUOSmHkqg/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/sMTUOSmHkqg?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
<p>動画では移動ドのソルフェージュについて少し話をしていますが、機会があれば移動ドのソルフェージュについてもいずれ話をしたいと思います。絶対音感は幼少期を過ぎたら身につかないので移動ドのソルフェージュを習得して相対音感を身につけることがお勧めです。高いレベルになると絶対音感にも匹敵しますし、年齢に関係なく習得できます。私も絶対音感(と言ってもせいぜい3和音から4和音ぐらいまで)がありますが、音大時代は強制的に移動ドのソルフェージュで相対音感の訓練を受けたので今ではコードをボーカルものからチェックするときには相対音感の方がはるかに役に立っています。</p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5702522
2019-04-02T01:59:25+09:00
2019-04-02T01:59:25+09:00
先日のライブのカルテット演奏の動画
<p>先日のライブのカルテット演奏の動画をアップロードしました。</p>
<p>ビバップの定番の曲でこの曲というとCharlie Parkerなのですが、私が一番最初に聞いたJimmy SmithがArt BlakeyやLou Donaldsonといったメンバーで録音したバージョンを思い出します。ということでConfirmationをお送り致します。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="LeHXVVPKFPA" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/LeHXVVPKFPA/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/LeHXVVPKFPA?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5669304
2019-03-05T17:03:53+09:00
2019-03-05T17:03:53+09:00
キー(調)についての続き 簡単な判別の仕方
<p>前回のキー(調)についての続きの動画です。これで調号を見ただけで簡単にメジャーとマイナーキーが分かると思います。もう慣れて調号を見た瞬間にすぐわかるのですが、実はこの方法知らなくて生徒さんに教えてもらい、これはとても使えると思いましたので動画にしました。日々勉強ですね。 </p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="zPwmutOiB-w" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/zPwmutOiB-w/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/zPwmutOiB-w?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
<p>これからも音楽理論編続きますが、ちょっと気分変えてジャズ系についても話そうかなと思っています。でも性格上何事も途中からするのもどうかなと思ってたりします。要望があればジャズも並行していってもいいかなとも思っていたりします。</p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5649895
2019-02-19T23:52:19+09:00
2019-02-19T23:52:19+09:00
キー(調)についてマスターしよう!
<p>これからいろいろな音楽理論を展開していくわけですが、その前にレッスンの生徒さんからなどの要望があったのでキー(調)についての書き方・覚え方を説明しました。これから展開する理論に比べてあまり面白くありませんが、詳しく説明すると意外に長くなってしまいました。 </p>
<p>少しでも役に立てたら幸いです。 </p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="arq1KPFdLWU" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/arq1KPFdLWU/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/arq1KPFdLWU?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
<p>追伸:こうやって基本的なことを詳しく説明するのは逆に難しかったりします。</p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5644246
2019-02-15T14:09:00+09:00
2019-02-15T14:26:12+09:00
カウントの出し方
<p>バンドで演奏する機会のある皆さんはカウントの出し方を知っていますか?</p>
<p>今回はカウントの出し方について説明してみました。カウントするのは割と簡単なのですが、セッションや現場で意外にカウントが出せない・どう出したらよいかわからないといった状況を感じることがありますので、お役に立てればと思います。 </p>
<p>一発撮りで喋りもまだまだですが頑張って向上したいと思うのでまあ大目に見てください。ご意見・リクエスト等もお気軽にどうぞ。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="2GKMoA0uIM4" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/2GKMoA0uIM4/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/2GKMoA0uIM4?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5643096
2019-02-15T02:38:27+09:00
2019-02-15T02:38:27+09:00
YouTubeで音楽知識のシェア開始
<p>以前から考えていて、今年から始めようと思っていたのは音楽知識のシェアで、これからYouTubeで展開していこうと思っています。とりあえず第一弾は音名について覚えようです。超簡単ですが、これ知らないと全く進まないのでとりあえず手始めに作りました。一発撮りでユーチューバーのような感じでやりましたが、喋るのは難しいですね。これは慣れるしかないですね。(笑) </p>
<p>ということでいろいろな意見・リクエストお待ちしております。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="8VRL8q-BUuQ" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/8VRL8q-BUuQ/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/8VRL8q-BUuQ?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5629920
2019-02-06T19:26:52+09:00
2019-02-06T19:29:24+09:00
Hammond B3の最後のレストア
<p>ハモンドB3のレストア最後の工程です。ここまでやるほ修理技師はほとんどいないと思います。 </p>
<p>よく上鍵盤のレールの塗装が剥げて錆びていることがあるのですが、以前は自分でタッチアップの塗装でかなり目立たなくしていました。でもやるなら徹底的にしようと思ったので、自動車の板金塗装の知り合いにお願いしてサビの除去と再塗装してもらいました。新品のような状態になり、その後は自分でHAMMONDのロゴを取り付けました。これで自宅のB3、A100、レスリー122、45のレストア終了です。まあさらにやるとしたら外観のニスを全てヤスリで落とし、傷や凹みをパテで埋めたり、表面の木を貼り替えたりしてニスを塗るということですが、そのためには中身をすべて取り出さなければならなくてとんでもない作業になるので、その工程はやりません。傷もそのオルガンやレスリースピーカーの歴史ということで。 </p>
<p>オルガンとレスリーのレストアにかかる時間は100時間以上かかります。もちろん状態にもよるのですが、そこまでかからない個体もありますが、だいたいこれ以上手をかけるところがないというところまでするとそれだけかかります。 </p>
<p>見た目そこそこ良し、音最高、鍵盤タッチの感触最高となりました。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f4104e610c8f47ae0df934a3bdcac05bb6668ae0/original/37091465-10215460848570267-95391137744814080-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/819e0d1ff7edde856ee7964e0914b366e9861c4a/original/37087831-10215460847530241-5847132137056108544-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e6b6cef96d5723fff5af6dbce3af6dbcd8929b4e/original/37070642-10215460847330236-4741674865793171456-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5629917
2019-02-06T19:12:28+09:00
2021-01-25T15:56:12+09:00
Hammond A100のレストア 7
<p>いよいよA100のレストアの最後です。ハモンドオルガンの心臓部であるトーンジェネレーターという部分にたくさんのコンデンサーがついています。だいたい1964年製以前のものはワックスコンデンサーが付いていて経年劣化しています。これにより音がこもったハリがない感じで本来の音ではない状態になります。これを解決するにはこの部分のコンデンサーを全て交換することになるのですが、交換するコンデンサーにより音も変わってくるのである程度選ぶ必要があります。 </p>
<p>この作業は特に今回レストアしているA100では一人では大変で、重い鍵盤部分を動かすことになるので、尊敬している技師である山本さんにお願いしました。 </p>
<p>40kg以上ある鍵盤部分を慎重に二人で動かして作業できるスペースを作り慎重に交換していきます。作業自体は単純ですが、交換する数がたくさんあるので時間がかかります。そして今回は山本さんにいろいろと伝授してもらいました。 </p>
<p>まず山本さんの作業はとても丁寧で見た目もきれいに修理します。私もその点を重視して整備するのでとても共感できるところです。残念ながらで作業が雑で部品に傷をつけたり、正常に動作すれば良いという感じの人もいますが、整備する側から見て良いとは思いません。 </p>
<p>それでこのコンデンサーはどのくらい数値が狂ってきているか調べてみました。本来の数値の3倍ぐらいなっており、これでは全く本来の音になる訳がないんです。しかしこの劣化したパーツの音が本来の音であるから交換すべきではないという技師やプレーヤーもいますが、それはハモンドオルガンの本来の音、楽器の音をよくわからないと思います。最終的には好みの問題なので劣化した音が好きな人もいるわけですが、工場出荷時の音ではないと思います。 </p>
<p>これでほとんどの作業が終了し、あとは内蔵スピーカーのコーン紙とボイスコイルを交換するのみとなりました。この作業はしなくても良いのですがへたっているので今後のため、本来の音にするために行います。 特に必ずというわけではないのでいつ行うかわかりません。</p>
<p>写真ではどれだけ数値が変わっているかコンデンサーに測定値を書いていきました。 これでどれだけ数値が変わっているのかがわかります。経年劣化しています。</p>
<p>とてもマニアックですが、実はワックスコンデンサーの前期型と赤いMylarコンデンサーの後期型がありますが、約2年ぐらいの中間期にはGeneral InstrumentのGIコンデンサーというオレンジのワックスコンデンサーがあります。私のA100は一部にそれが使われていたのですが、もし全部に使われていたら今回のコンデンサー交換(これをリキャップという)はしなかったでしょう。このコンデンサーは劣化が少なく、ワックスコンデンサーの良い特性を持っているのでこのコンデンサーが全てに使われている場合は交換しなくても良いと思います。 </p>
<p>このトーンジェネレータのコンデンサーの交換(リキャップ)はもっと深い話、たとえば一個一個のトーンホイールの調整が必要かどうかという議論がありますが、これは人により意見がかなり分かれるのでここで止めておきます。 </p>
<p>これでB3同様にA100もとてもいい音になりました。うちにレッスンや遊びに来た方はぜひぜひ試弾してみてください。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/7b228513a9de7a0b89642c888c312444061d4b81/original/36270668-10215324778208593-5109194173634838528-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/cccec3b6d570cc3790dbb7f3b4eacc09abf6f2b4/original/36234770-10215324778448599-3115101829457772544-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5629905
2019-02-06T19:01:49+09:00
2020-08-18T16:54:08+09:00
Leslie 45と122のレストア(スピーカー)
<p>これでレスリースピーカーのレストアの全ての工程は終了です。レスリースピーカーのウーファーは15インチのものでいろいろなタイプのものが使われていますが一番評判の良くスタンダードなものはJensen P15LL (フィールドコイルのF15LLは除く)というスピーカーなのですが、残念ながらで現在は生産もされておらず、またこのスピーカーより良いという代替品はあまり聞きません。 </p>
<p>しかし50年ぐらいは経っているためにスピーカーのコーン、紙でできているのですが相当劣化しています。当然ですね。そしてこのコーン紙とヴォイスコイルを交換してくれる場所は私の知る限りでは日本では知りません。 </p>
<p>アメリカの知り合いの技師から交換キットを作っているところを紹介してもらったので取り寄せてスピーカーのレストアしました。このスピーカーを予備を含めて3つあるので先日勉強しながらスピーカーのコーン紙とヴォイスコイルの交換の仕方を習得したので、今回は2つほどレストアしました。 </p>
<p>音は低音から高音、800Hz以下の音の出方が変わりました。締まった音になりパンチがある音になりました。これが本来のレスリースピーカーの音なんでしょう。 </p>
<p>これ以上メンテナンスできる箇所はないのでレスリースピーカーのレストアは終了です。 </p>
<p>おそらく私の知っている技師の方もここまでやらないと思いますので、Jensen P15LLやその他レスリーやハモンドオルガンに使われているJensenのビンテージスピーカーのリコーンも承ります。ただしRolaやHeppnerのスピーカーのリコーンパーツは手に入らないので対応できませんので、その場合はスピーカー専門の職人の方に依頼することをお薦めします。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b18717166c170eb13a41fbd74838c9af9dee0eb0/original/35298607-10215219218369663-171064991166758912-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/fcc0a763a365ffd9566724f11b3f20ed22bc4222/original/35283682-10215219219929702-3484469201597366272-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/38a08c95d70c4dc418c8213a22d26ee2aa10493a/original/35329382-10215219219329687-1272202375733444608-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/ad3320c3b8a56a0b9c58469d5d47fa87d60c883a/original/35225636-10215219218929677-5355312975269855232-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9a359256e16a740fa012c8249067cebadb50fb3b/original/35151413-10215219217969653-4767220845938475008-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5629904
2019-02-06T18:55:35+09:00
2021-01-25T15:55:58+09:00
Hammond A100のレストア 6
<p>ハモンドオルガンのA100の内蔵スピーカーをオフにしてヘッドホンでも練習できるようにTrek IIのOBL-2 SLを装着しました。本体自体に穴を空けたりするのは好きではありませんが、どうしても綺麗な配線で便利な場所に設置するには必要でした。そしてリバーブアンプのトランスがビリビリとノイズを発生させていてどうしても直らなかったので新品に交換しました。あと真空管も殆どがへたっていたので交換しました。 </p>
<p>あとはトーンジェネレーターのコンデンサー交換と足鍵盤のフェルトとプッシャー(金属のベロのような接点でこれよく曲がっていたりコンディションが悪いものが多いです)を交換する予定です。バスバー(多列接点)は今のところ問題なくきちんと音が出るのでバスバーをシフト(位置を変える)して様子を見ることにしました。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a39ab0fb48a3aa6620d6708eaceaaa3782dd37c5/original/33653381-10215079239390276-7002779373937885184-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/61ed49cad72cdf3c261214d53763eda7dd5da757/original/33553567-10215079239630282-3298772429379207168-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f08329c877bb6cd0f9777d68fb1a7868489faeb5/original/33526931-10215079239110269-5861540270570471424-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5629903
2019-02-06T18:50:20+09:00
2021-01-25T15:55:47+09:00
Hammond A100のレストア 5
<p>ハモンドオルガンにはコーラスビブラート(C/V)が付いているのですが、その回路でコンデンサーと抵抗で成り立っている部分があります。ビブラートラインと呼ばれるものですが、そのコンデンサーと抵抗を全て交換しました。 </p>
<p>さてこのオリジナルのものはワックスコンデンサーで大体64年以前のハモンドオルガンに使われています。そして必ずと言っていいほど経年劣化しているんです。しかし一部の演奏者や修理技師はオリジナルの部品に変にこだわるあまりに経年劣化している部品を交換しません。そして理由としてはオリジナルのサウンドでなくなってしまうということなのですが、経年劣化した部品では当然オリジナルの良いサウンド、つまり生産されたばかりのサウンドは出ません 。 </p>
<p>と言う訳でこのビブラートラインのワックスコンデンサーと抵抗を全て質の良いこの回路にあったものと交換しました。交換後はとても良い感じでコーラスとビブラートがかかります。 </p>
<p>後期型の赤いコンデンサーのものは交換しなくても良いのですが、ワックスコンデンサーのものは交換しないと本来のスペックには戻らないです。 </p>
<p>ちょうど交換した時に古いこのワックスコンデンサーがどれだけ劣化しているか測定してみました。全部の部品がへたっていて多くは通常の数値の2倍になっていました。これでは本来の音はでません。そしてこれを本来の音とは言えません。 </p>
<p>何回もこの作業はやっているのですが今回は特に綺麗に仕事ができました。 </p>
<p>そしてキャビネットの歪みの原因がわかり、本来あるはずのビスがない事に気が付きました。このビスは特殊なのでお世話になっているパーツショップでも絶対に手に入らないので、ホームセンターに行って互換性のあるものを見つけて取り付けました。こうやっていろいろと直していると過去にどのような事が起きたのかかなり推測できます。このハモンドも家に届いた時はそんなに良い状態ではなかったのですが、部品交換や修理を丁寧に時間をかけてきたおかげでどんどん良くなってきてます。ビンテージハモンドは良くない状態でも修理すればとても良いものに仕上げる事もできます。これは絶対に現行のデジタルオルガンでは部金交換以外はできないです。 </p>
<p>ということであと1/4ぐらい作業が残っている状態です。でもまだ20時間はかかりそうです。やるなら徹底的にレストアします。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/194412c051cfab9b23778403450979228ff216ac/original/33112942-10215052386998983-983265666440101888-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/879552930eef36959f920081c8f38fe2d6f7ae4e/original/33123344-10215052386678975-4091187556119478272-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/02884ef54ed7fd2a8e7ee98d7b7a8b0b0c86045d/original/32978816-10215052388639024-2967327780217290752-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/900d9cf866078a64f809435c8db082f7ac351d95/original/32978816-10215052387238989-5081251898091110400-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/df38e38dd6cf89f3f20e7324797033e5329a0af8/original/33060349-10215052387759002-3297534439415873536-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4b8ae2065bbe83f217999f69537e88413fad6ad1/original/33029716-10215052388079010-2904476010491674624-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/24ae2fc75bd4b769429a50cc074c6ef330964998/original/33079943-10215052388839029-8623131077130584064-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5629891
2019-02-06T18:39:26+09:00
2021-01-25T15:55:34+09:00
Hammond A100のレストア 4
<p>レストア中のハモンドオルガンのA100がレストアしたレスリースピーカーの45と接続できるようになりました。接続するには26-1キットを使います。リバーブアンプAO44とパワーアンプAO39のへたっているコンデンサーと真空管を全て交換、プリアンプAO28のコンデンサーと抵抗と真空管の多くを交換しました。残るはビブラートボックスとトーンジェネレーターのコンデンサー交換が残っていますがこれは追々作業しようと思います。鍵盤部分は全ての清掃と調節を終えたのでとてもタッチが良くて綺麗です。 </p>
<p>他にも足鍵盤のフェルト交換やその他の作業がまだ残っていますが少しずつ行っていこうと思います。</p>
<p>配線やその他、とにかくできるだけきれいにレストアするように心がけています。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/aa0eec56ee9e7c1476ef51f645d1fcfa9f1f580a/original/32564388-10215015890006581-7524671029147336704-n.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/64927de791402c5ebd6e127259b3e8038ede6e8d/original/img-20180427-231837.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5629870
2019-02-06T18:30:03+09:00
2021-01-25T15:55:23+09:00
Hammond A100のレストア 3
<p>Hammond A100のレストアの続きです。</p>
<p>足鍵盤の接点部分のすべてのクリーニングと錆取り(除去できるだけ) <br>足鍵盤のフェルト交換 </p>
<p>ペダルマットの交換(あえて茶色から黒のものに替えてアクセント付け) </p>
<p>下鍵盤すべての鍵盤のクリーニング <br>下鍵盤のシャーシの錆取り </p>
<p>上鍵盤すべての鍵盤のクリーニング </p>
<p>両鍵盤のフェルト交換 </p>
<p>ドローバーのすべての部品にクリーニング </p>
<p>コントロールパネルの接点クリーニング </p>
<p>マッチングトランスのケース、コントロールパネルボックスケースなどクリーニングと塗装 </p>
<p>リバーブつまみとビブラートコーラスのつまみのクリーニングと塗装 </p>
<p>書いたのを見ると特に大したことないのですが、全部で50時間近くかかった気がします。まとめてなかなか時間が取れないので、できる時に一気にやってしまいました。 </p>
<p>ということで見た目はかなりピカピカの状態で、鍵盤の感触、ドローバーの動き、プリセットキーの引っかかりなどすべてにおいて本当に良い状態になりました。もともとの状態があまりにも埃だらけで汚かったので、それに比べると新品とまではいきませんがそれに近い状態になったのではないでしょうか。 </p>
<p>友人や知人にビンテージのハモンドオルガンを持っている人がいますが、まずこれらの修理はやらないでしょう。というのもやらなくても問題なく動くことがほとんどだからです。ビンテージのハモンドは耐久性も高く、アナログ楽器なので騙し騙し使えます。でもこのA100は63年製なのですでに55年は立っていて全くメンテナンスされてないといっていいほどの状態だったので、今後何十年もメンテナンスしないでとても良い状態で弾き続けるにはここまでするのが必要だと思いました。 </p>
<p>それと一つ一つの箇所を修理するのに時間がかかります。修理する側になってよくわかったのですが、修理技師に依頼してすぐに直るというわけにはいかないんです。もちろん直る箇所もあるのですが、本格的にメンテナンスすると数時間では終わらないんです。でもそれを知っている人は多くないので、すぐ直ることに期待をするのですが、結局一か所直して、その後また他の箇所を直す、最終的には何回も修理することになる場合がよくあります。 </p>
<p>この63年製のA100はかなりリーズナブルで手に入れたので最初からメンテナンスすることを予想していましたが、中を開けてみると錆びていたり、その他意外なことがあったりして計画通りには修理が終わらなかったりします。 </p>
<p>よくいろいろと修理できますねと言われたりするのですが、それはおそらく好きだからだと思います。ビンテージのハモンドオルガンという楽器が好きであり、自分の演奏する楽器について詳しく勉強しようと思った末にできるようになったと思います。もちろん修理に関してもこの先勉強継続ですが、直せるようになると修理は大変ですが、修理が完了してとても良い音で楽器を弾けるようになった時の満足感は言葉にできないです。そしていっそう愛着が湧きます。今後これ以上ビンテージのハモンドとレスリーを所有することはないと思いますが、今では誰かが直したものより、オリジナルもので整備されてないものを購入して自分ですべてレストアする方がいいと思っています。その方がどこの部品を直したのか、どのように整備したかなどすべてわかるので何か問題が起きたときにも問題個所が発見しやすいです。そして丁寧ではない技師が修理するとワイヤーの被覆がはんだで溶かされていたり、はんだ付けがきれいではなかったり、中途半端に部品が取り付けられてたり、余計な傷がついたりと様々なことがあるので、自分で修理するか信頼できる技師に頼んだ方が良いと思います。 </p>
<p>外観はアメリカで高額に販売されるもののように傷がほとんどないというわけではないのである程度歴史を感じますが、ビンテージのハモンドはそんなに状態の良くないものでも一つ一つ丁寧に直していけば音や弾き心地は最高のものになると思います。外観もある程度は修理できます。(それ以上は再生職人に依頼して直せば完全に傷なしの外観状態になるでしょう。) </p>
<p>いろいろと書いているわけですが、あとプリアンプAO28とパワーアンプAO39のクリーニングと整備が残っているので、ここまで終わればかなり素晴らしい音が出てくれるはずと期待してます。 </p>
<p>ここまでの状態になるまで長い工程でした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/dbf5a856e3665e52a4ba9cee356e172d9ac3f171/original/31958290-10214955039445355-6559603736140840960-o.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/bb9dec8dc72099d8b6b2d821c2fead8a8e8537f4/original/img-20180430-141049.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/2bc0ceafad4421fccdf5694bef8567ce80a09936/original/img-20180430-143133.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a4cbe209b73042f8f695b3fb1c9eeb80fd9501c8/original/31958082-10214955039685361-6958323576206262272-o.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> </p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/87097ed04b26c40feea744b33661de16a149a041/original/img-20180504-233757.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/cae24fbf5858d5ef19baad93b9b62c523d10541d/original/32105715-10214955041245400-3271164577169014784-o.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/abc3e533e331cfbd6a8d140eb557ca8acad00a9d/original/img-20180505-192329.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9b41b7bcd8ed3d2148612392e19c18a50567b296/original/img-20180503-011329.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4a2bf0a14ec06fd7b3ae4b6b8a8045c4a9554f66/original/31960556-10214955072646185-7314230104228364288-o.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/dfcbad616afcd1a153548ae89e75dfdab5f46b60/original/img-20180506-145101.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/ea4ffb97ed71d9cb7d478dae739dda4275c9e14a/original/img-20180506-192053.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0ab50d2596529125c2d4cb0657d13779737c99cb/original/img-20180506-150344.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/335bc2e9b813ebe6a1f116f8e00c8908d9aaa2c0/original/31958120-10214955072766188-269217913141985280-o.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/74675255da8fb0da4f1dc8702ab064bb3a0ee75d/original/img-20180501-160325.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4f6e4edc981e49cd6eccefe46ca5b8126e80920f/original/32089678-10214955040405379-942416984107122688-o.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/22eb5f14c238246d9a82b7eb77e7338587efc77a/original/31955292-10214955028765088-6858354724878417920-o.jpg/!!/undefined/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5263639
2018-05-30T03:21:12+09:00
2018-05-30T03:21:12+09:00
Hammond A100のレストア 2
<p>やはり50年以上経って細部までメンテしてないとこうなります。掃除機で掃除したところとそうでないところの違いがわかるでしょうか? </p>
<p>この爪の先にフェルトが付いていますが、この部品をキーコンブと言います。鍵盤をグリサンドしてカチカチと鳴るオルガンはこのキーコンブがへたっています。応急措置としてこのフェルト周りや鍵盤に薄い布のようなものをつけますが、数が多いと大変です。ということで、交換した方がいいのですが、実はもうこのパーツは新品で手に入らない部品の一つです。状態の良い中古手に入れるか、どこかにまだあるかもしれない新品部品を幸運にも手に入れるか、もしく状態のよいM3などのスピネットから移植するしかないです。あと一つある手段はアメリカに一社このフェルトを張り替えてくれる業者がいますが、時間とコスト、手間がかなりかかります。 </p>
<p>幸いこのA100は汚いですが、あまり弾かれなかったようで、このキーコンブの状態はとても良いです。なので爪の下にあるフェルトを掃除して裏返しに装着すればまだまだ新品のような感覚になります。 </p>
<p>それとコントロールパネルを開けて掃除と接点に接点復活剤のDeoxitの散布。コントロールパネルのカバーは塗装をしました。これによってショートの原因になるハモンドヘアーと呼ばれるウィスカーが発生しなくなります。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/adbc6208b4e2e6a1c4b96e84fa749a7fa082116a/original/31841474-10214914196224300-3446985157989367808-n.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> </p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/036cf378e0292d7ef5548a4b221f17bc90e2f684/original/31870930-10214914196504307-7368337689906511872-n.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/2c4c8f662137bc745eb9f1299002107b989a6fb3/original/31855334-10214914196904317-7517529881513558016-n.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9b41b7bcd8ed3d2148612392e19c18a50567b296/original/img-20180503-011329.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5263512
2018-05-30T03:00:26+09:00
2018-05-30T03:00:26+09:00
野毛Junkのライブ (4月26日)
<p>野毛ジャンクにお越し下さいました皆様、ありがとうございました。楽しいライブとなりました。新しくリリースしたCDもお買い上げ頂きましてありがとうございました。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/2515084f9a6224d3e55ee54c04d71f038ac1d6c4/original/31326880-1293357494128057-2048536165664948224-n.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5263510
2018-05-30T02:55:25+09:00
2018-05-30T02:55:47+09:00
CDリリース
<p>お世話になっているアディロンダックカフェで行われた昨年末のライブCDが4月25日に発売されました。アルバムカバーはマミヤカメラの間宮さんが撮影した1930年代のシカゴの写真でライナーノートはラジオNIKKEIのテイスト・オブ・ジャズのディレクター小西勝明さんが書いて下さいました。 </p>
<p>アマゾンや山野楽器、その他のお店でも販売しております。またライブでも販売しております。ライブでご購入頂いた方には特別にサインもお付け致します。私にメッセージ頂ければ郵送も致します。 </p>
<p>どうぞよろしくお願い致します。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/bb85adc3ca12a76233d3aa998f6b13f253bf8e3a/original/file.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4a4a4f0ed445eb82aff11f580562f147a3a0b513/original/2.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5263508
2018-05-30T02:51:49+09:00
2018-05-30T02:51:49+09:00
Hammond A100のレストア 1
<p>どうやらうちにやってくるビンテージハモンドは何か問題があって、どこかしらいろいろと修理の必要があるみたいです。どうしてでしょうか。もっと勉強していろいろ直しなさいと言っているでしょうか。本当はもっと楽に修理したいのです。今回は前回のB3と違う箇所を修理することになってます。</p>
<p>まずは周波数変換器取り付け。Trek IIのものは大きすぎてうまく収まらないので違うものであるKeyboard Partner製の周波数変換器を取り付けました。これはモーターの回転を60Hzにするためだけなので取り付けはTrek IIに比べとても簡単です。そしてトーンジェネレーターからのワイヤーが3本切れていたのではんだ付けしました。一通りの外装の清掃とレストア。中を調べると大きな亀裂があったのでボンドとパテの流し込みで修理。まだまだ続きますがとりあえず1日でいろいろやりました。 </p>
<p>やっぱり55年経っている楽器だからオーバーホールはしょうがないです。 </p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8bfdbe7e3b0dfef1f9aeb1179e6d8fe424801d2f/original/img-20180425-223206.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/c2a87b4efb0b01d7b2b22a1678b2103e50503975/original/img-20180425-181319.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d87fc532a6801b19c95b3d2b5d26d359dc4ed6fb/original/img-20180425-185150.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d24205654779dc6bb80cd1210cc6d3ad3ec4a45b/original/img-20180426-001907.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5263502
2018-05-30T02:40:01+09:00
2018-05-30T03:33:09+09:00
Hammond A100が届く
<p>大雨の日に63年初期製のA100がカナダから届きました。およそ1ヶ月ぐらいかかったでしょうか。Ebayで価格交渉して購入し、木枠業者で梱包してもらい、ヤマトの船便で横浜港まで運んでもらい、ピアノ運送会社に自宅まで届けてもらいました。木枠のため雨に濡れないように屋根付きの駐車場で木枠を外し、そこから家に運び込みました。工具一式揃っているので電動ドリルで木枠解体手伝いました。さすがに運び込むのは業者さんの方が慣れています。 </p>
<p>まあやはりオークションの写真と違いますね。だいたい写真の方が綺麗に見えます。実際は結構外観に傷があります。でもある程度まで綺麗に修復できそうです。ホコリだらけなのでまずは掃除からしないとなりません。 </p>
<p>これから少しずつ時間を見つけてこのA100を徹底的にレストアします。前回58年製のB3をレストアしたので問題はありませんが、リバーブアンプと内蔵アンプもあるので修理する点数は多いです。ざっと見た感じはほぼ全て、内蔵スピーカーの1つ以外は手がつけられていないオリジナルな状態のようです。 </p>
<p>時間はかかりますがこれをレストアしたらどんな音になるか楽しみです。自分で整備するといっそう愛着が湧きます。これから最高の状態になるようにレストアをしていきたいと思います。</p>
<p>PS. 英語で交渉、海外と日本国内の運搬業者手配、自分で修理できる人は輸入はいいと思いますが、そうでなければ日本の販売店の方がいいかもしれません。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/7bd1691cc17b4eac3a1bb632892b8e5c22ff29c3/original/31295918-10214861968678644-787265186469995469-n.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/904140733c06f99175e992b014ab01e6ad74d451/original/31265347-10214861968918650-6604927706753313617-n.jpg/!!/b:W1sic2l6ZSIsIm1lZGl1bSJdXQ==.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5165875
2018-04-06T00:58:15+09:00
2018-04-06T01:19:18+09:00
Leslie 45のレストア
<p>ようやくLeslie 45 スピーカーのレストア終了しました。修理前後の写真も加え説明したいと思います。今回取り寄せたパーツで交換したものは、 </p>
<p>パワーアンプのブロックコンデンサー、コンデンサー、抵抗、ダイオード、ボリューム抵抗(これは交換せず) 、リレー (回転切り替えに必要)</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/def76b4675e60376a0ec4dc1719649b0ca67abfd/medium/28828355-10214564946533276-1275153206093041921-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9e10d2b9454ce9f77d63235750cfb29f02565ec3/medium/img-20180404-205832.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>*ブレーキ回路はファーストに切り替えたときに直流電流を流してしまうのでモーターに良くないということで除去しました。</p>
<p>6550、OC3、12AU7の真空管</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e61c6a1f0e783df8c4d512dd828ba145cfcae7d9/medium/img-20180404-004843.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>マウントゴム</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e70c27fe7efe3eb7158820f06df64892981cc66e/medium/img-20180331-232244.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>クロスオーバーコンデンサー(Trek II) </p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/772f7e80b1161a0be3de0c0f400069237d04b4a7/medium/img-20180321-183352.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0f9c7f3d9cea5143659b17d535c12d81f23e0087/medium/img-20180401-141338.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>ロワーローターのマウントのゴム</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/15c15ed8783577a4f6bf55ae78adfecb17cc6b0f/medium/img-20180331-223133.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>モーターのマウントのゴム</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9ab4c356e1ad6c9a8b87b90d86272c9af1556a5f/medium/img-20180321-172101.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>ベアリングのゴム</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5e53890f0001e989f4e455d139faaa9ffe60b386/medium/img-20180402-174929.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>スピンドルのゴムワッシャーとマウントゴム</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/94a0593d5750565955819af7a1a0a8815b6558cf/medium/img-20180402-192725.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>ロワーローターのベアリング </p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/7368c34428fd5c1e9f94a74582ae8b73c597cbfb/medium/img-20180331-213306.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5e53890f0001e989f4e455d139faaa9ffe60b386/medium/img-20180402-174929.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>プーリーのベアリング </p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/172590f457f4cd4448a1a05cb3523e3d34d8b5bd/medium/img-20180404-210622.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>バックパネルのネジ</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9e70a5c9f6cac0459a044a33cedb2bb2eeaf23ce/medium/img-20180405-182923.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>*その他オリジナルで全く消耗していないパーツはそのまま使います。 </p>
<p>そして、作業はパーツ交換以外に </p>
<p>アッパーモーターとロワーモーターの分解清掃とオイル注し </p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/19d9421376f91df22df0e880aa59d44ba785c57b/medium/img-20180321-162226.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>ホーンの清掃(中性洗剤で汚れ落とし)</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/08d50fbf4c3f6f03c15390de8067e1e6be5096f0/medium/img-20180321-155930.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>Jensen V-21(ホーンドライバー)の分解清掃と調整</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f47bba373df333977672e3d82345619d52e4b720/medium/img-20180402-185906.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>ローターの清掃</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/15c15ed8783577a4f6bf55ae78adfecb17cc6b0f/medium/img-20180331-223133.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d9247336c2bc0aca9810c89df3336cde0a3a0ec9/medium/img-20180331-222914.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>Jensen P15LL(ウーファー)の補修(表面上のヒビなど広がり防止の為にボンドを水で薄めたものを塗る)</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/1e9216dd63b8e7865f1e868f15136856d56da3ce/medium/img-20180320-230919.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>内部の清掃(濡れた雑巾で中の埃を取る)</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/6214cccf1bc0629c6189f340a9a7dc3e109f4d32/medium/img-20180404-210559.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>外観の補修(Howard Restore Finishとスチールウールで磨き、オレンジオイルで仕上げ)</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b42d4d5b569e2422b936032d795bbb84f11fda07/medium/img-20180405-173044.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/30c7ddb775bfeeea894ff1e79c58387950d5e376/medium/img-20180405-182901.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>という工程をすべて行いました。これ以上レストアするところはもうないというところまで行いました。ここまで行う業者(一部のアメリカの業者以外)は私の知る限りではありません。修理技師の方々も頼まれれば行うでしょうが、まずここまで依頼する人はいないと思います。 </p>
<p>ここまでするとこの先何年もメンテナンスフリーでずっと使えます。テストを行ったときもとても良い感じでした。しいてもう一つ行うとしたらウーファーのリコーンなのですが、これはリコーンキットをアメリカから取り寄せて、スピーカー専門業者に持ち込みでリコーンをしてもらうしかありません。おそらく慎重にやれば自分でもできるとは思いますが、ここは専門外なので業者にお任せようと思います。 </p>
<p>今回の修理でもたくさん学ぶことが多かったのですが、他のレスリースピーカーをレストアした経験から工程自体は問題はありませんでした。しかしやはり時間がかかりますね。自分のものということで丁寧にやりすぎてしまってかえって時間がかかりすぎてしまうということでした。 </p>
<p>来月にはHammond A100が届くそうなので、時間を少しずつ使いながらまたレストアしたいと思います。レスリーよりも行う工程がはるかに多いのでさらに時間がかかると思いますが、少しずつ行いたいと思います。 </p>
<p>アメリカからパーツの調達や修理もできますので、依頼を引き受けます。技師として私が尊敬しているハッチ工房の山本さんが忙しくてなかなかできない時は喜んで引き受けます。 </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5156058
2018-03-30T23:10:07+09:00
2018-03-30T23:10:07+09:00
ポータブルなオルガンベンチ製作
<p>どこのメーカーでも折りたたみができる軽めのオルガンベンチを作っていないので製作しました。長い足鍵盤やフルサイズの足鍵盤を使うときには通常のベンチだとエクスプレッションペダルに足が届きにくい、もしくは届かなくなるので足鍵盤がベンチの下に入らないと使えないんです。そんなわけで、アメリカのオルガンプレーヤーの友人がキーボードスタンドの上にシートを作って装着するとオルガンベンチにできると教えてくれたので、ホームセンターに行って木材を選びカットしてもらい、鉋で面取りをして電動サンダーとヤスリで形と表面を整えてニス塗りしましたが、仕上げの塗装に失敗して全部塗装を剥がしてヤスリをかけ直して、また塗装をやり直したので時間がかかってしまいました。その後は止め金とネジでスタンドにシートを固定し完了しました。重さは9.5kgとメーカーが作っているものに比べても軽いオルガンベンチで、高さもほぼビンテージのベンチと同じです。そして実際のビンテージのハモンドオルガンにも使えます。強度も十分でポータブルなので大きめの足鍵盤を使う時に重宝しそうです。 これで折りたたみも簡単にできて運びやすく、全部一人で機材の搬入と搬出、セッテングできるので便利です。できればどこかのメーカーが作ってくれればいいのですが・・・。</p>
<p>ちょうど色もオルガンと足鍵盤と組み合わせが良い感じで、足鍵盤もビンテージのハモンドオルガンを弾いている感じで遜色ない感じです。問題はステージにある程度スペースがないとセッテングするのが大変なことでしょう。これから使っていきたいと思います。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/610862b99807a869d5d5a6e4d6d41ed9120f5413/medium/29598129-10214643478736532-5181905312717904594-n.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f2017c38917887275330c0933cede7b74189c119/medium/29543308-10214643478896536-5611647375145019182-n.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/31352b4ef5072a888a26616a0d1655e865de0d87/medium/29570377-10214643479376548-964186578355015859-n.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/00e9c7b339cda07d28e4ee43bae0cfb515b03720/medium/29570895-10214643479216544-8704586948954562892-n.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/fba0e5fd1bae5baa632438825477d45fda2f6da1/medium/29511086-10214608455540974-6617055506479198745-n.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5156029
2018-03-30T22:44:00+09:00
2021-01-25T15:58:22+09:00
HUB浅草のライブ (3月23日)
<p>HUB浅草のライブにお越し下さいました皆様、どうもありがとうございました。満員御礼、大変感謝しております。お蔭さまでメンバー一同楽しいひと時でした。 </p>
<p>次回のHUB浅草のライブは6月14日(木)です。どうぞよろしくお願い致します。 </p>
<p>ファンキージャズもたくさん演奏しましたが、クールな感じでスタンダードも演奏でのちょっとした動画です。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/29338768c3297f67abb2aa2a592629b1a8fd8456/medium/dsc00772.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/787013b63e219c16fda87282a4018f6842003952/small/hub-3-23.jpg" class="size_s justify_none border_" /></p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5156017
2018-03-30T22:28:11+09:00
2018-03-30T22:34:23+09:00
Leslie 45の修理開始
<p>一昨年にHammond B3とLeslie 122を自宅に届いた時に置く場所がなくてしばらく友人に預かってもらっていたLeslie 45を引き取りました。早速音が出るかを確認した後に中身を開けました。以前は細かい構造や部品についてよくわかりませんでしたが、B3とLeslieを徹底的にレストアしたお蔭と継続して修理について勉強しているのでよくわかるようになりました。それでまずはアンプがどうなっているか、コンデンサーや抵抗がオリジナルであるのか、交換されているのか、ウーファーやホーンドライバーがオリジナルで何が付いているのか、その他細かいところまで見て、まずはウーファーのコーンに少しヒビが数か所入りかけていたので、補修しました。本当はリコーンするのが良いのですが、できるだけオリジナルのものを大切に使いたいので、ボンド(ボンドを使いますが水で薄めて硬くなりすぎないようにします)でヒビの部分や部分全体的に補修しました。これで大丈夫ですが、気に入らなければリコーンをするという事にしました。それ以外は隅から隅までレストアするにはアメリカからパーツを取り寄せなければならないので、交換するパーツをメモし、オンラインで注文。 </p>
<p>今日は今度家に届く(と言ってもおそらくまだ船便で一ヵ月はかかり、現在はカナダで木枠梱包を終えたばかり)Hammond A100のレストアに必要なパーツが届いたので早速検品。これであとはオルガン本体待ちになりました。 </p>
<p>ということで、オルガンの到着を待つ間にこのLeslie 45をレストアする予定です。このレスリーは一般的な122や147と比べ、古いモデルでスロー回転がないストップとファーストのみですが、キャビネットのつくりやモーターなども実はしっかりできているんです。音も現時点でもかなり素晴らしいのですが、これを徹底的にレストアするとさらに良くなるので楽しみです。 </p>
<p>ということで修理日記でした。また今年も修理話が続くと思います。工具も修理に必要なものがほとんどすべて(インチのものやその他特殊な工具も)あるので、修理の依頼にも対応できるかと思います。 </p>
<p>なんだかミュージシャンだか修理技師だかわからないようになってきていますが、これも自分が演奏する楽器ということで音楽活動の一部ということでやっております。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0f7acd872d5126ef64be7e351111987a093483e4/medium/28827364-10214564947573302-2665541446560828579-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5cf09bf90d8022372fee297410dd8ab454ab656b/medium/28701035-10214564946573277-1198885584505331540-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5b0db6b1a9ae7f3cf42d774f5065899e10cb2d72/medium/28699347-10214564946493275-1174405591819741284-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/def76b4675e60376a0ec4dc1719649b0ca67abfd/medium/28828355-10214564946533276-1275153206093041921-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/05c5d65919e2fa3bf0ff151b3b7de80da5d6de2f/medium/28947307-10214564950773382-7742789029373341245-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5156016
2018-03-30T22:21:23+09:00
2018-03-30T22:21:23+09:00
63年製のHammond A100を購入し輸入
<p>以前から気になっていて新たにHammond C3かA100が欲しいと思い、予算を決めてしばらくの間インターネットで探し、良いものが見つかったら出品者に連絡し、アメリカの市場価格と比べて値引き交渉、船便で日本に送れる会社を探し、大まかな見積もりを出してもらい、一番費用が手ごろな会社を選定し、商談を成立させ、これから木枠を作ってもらい北太平洋をカナダから船で横断して日本に到着予定です。着いたら徹底的に修復して練習やその他に使用したいと思います。状態は良さそうで、63年初期に作られたこのA100はB3と若干作りが違うのでまた修理の勉強のためにもと思いました。 </p>
<p>ある程度時間をかけていろいろなサイトで見つけて写真で年代や状態を判断し、出品者に連絡を取り、値引き交渉を行うという手順です。個人売買の方がさらにお手頃な価格で購入できますが、家まで引き取りに行くという事がほとんどの場合なので、木枠を組める運送業者が近くにあれば良いのですが、そうでない場合は送料でとても高くつきます。なので場所や相手も選ぶ事も重要で、ハモンドオルガンを国内外に送った事のある個人経営のお店を選ぶことが多いです。そしてアメリカやカナダは広いからなかなか大変です。最初は状態の良い初期型のC3もお手頃なのが見つかったのですが、大きさと置く場所の都合で断念し、A100になりました。手間がかかりますが、このA100は今のデジタルの2段鍵盤のオルガンの店頭価格より遥かに安くなりました。その代わり送料と輸入手続き(ちなみに日本へ輸入の場合、楽器は関税はなし、消費税と地方税のみ)があるのでこれが少し費用が掛かってしまいます。なので写真や出品者やりとりで年代や状態を判断、そして修理できれば選択がかなり増えます。 </p>
<p>いずれ今回の輸入プロセスについてさらに詳しく書きたいと思います。 </p>
<p>たまにアメリカやカナダからビンテージハモンドオルガンを輸入して修復して販売すればよいと言われますが、私の経験上、日本の住宅事情、メンテナンスが必要になる、そして修理技師の不足、その他もろもろを考えるビンテージハモンドは残念ながらなかなか売れません。今のデジタルハモンドを選択する人がほとんどで商売は難しいと思います。しかし今のデジタルハモンドや現行のレスリーは状態の良いビンテージには絶対に勝てません。それだけ素晴らしい楽器だという事ですね。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/37b09c5097200f2951453442f204fe3351a03854/medium/s-l1600-1.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/385b9959df1d9ae37fc2949432d8e9778143d209/medium/s-l1600-2.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e73a96ed8de53c1859e93386692f3f33514bcdd8/medium/s-l1600-6.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/479e185cae2ca624acd832f749d1cd4eec788656/medium/s-l1600-3.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5074304
2018-02-12T14:51:37+09:00
2021-01-25T15:59:17+09:00
横浜BarBarBarのライブ (2月8日)
<p>先日の横浜BarBarBarのライブにお越し下さいました皆様に感謝しております。どうもありがとうございます。多くの方に来て頂き嬉しく思います。 </p>
<p>演奏中にどこからか口笛が聞こえたのでメンバーが吹いているかなと思ったらお客さんでした。それだけ気持ちが良かったのでしょう。(笑)<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/dd85410ab1e97a1045f1b39c75ab4a855c4acd06/medium/20180208-201514.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/12c5ab1570644501c2a388590c97674990fe7c48/small/barbarbar-2-8-3.jpg" class="size_s justify_none border_" /></p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5074293
2018-02-12T14:40:42+09:00
2018-02-12T14:40:42+09:00
先日のサムタイムのライブ動画 3
<p>もう一つ動画をアップロードしました。邦題は抱きしめたいなのですが訳をすると手を握りたいという感じでしょうか。ということでBeatlesのI Want to Hold Your HandでGrant Greenのトリビュートです。最近バンドらしいサウンドになってきたので今後がますます楽しみです。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="iEAecud4pPE" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/iEAecud4pPE/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/iEAecud4pPE?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5051648
2018-01-30T23:25:35+09:00
2018-01-30T23:25:35+09:00
先日のサムタイムのライブ動画 2
<p>先日のサムタイムのライブで演奏した1曲をYouTubeにアップロードしました。最近ずっとJack McDuffを聞いているので彼が演奏しているMean to Meという曲が好きで演奏してみました。 </p>
<p>アメリカでは先日までNAMMショーの話で盛り上がっていて、去年から使っているLegendオルガンの最新アップデート音源がそこで披露となりました。メーカーからそのアップデートのベータテスト依頼があったので先日のライブから使い始めました。音も前回よりもさらに改良されたので自宅のB3の音にさらに近いように調節して良い感じになってきました。これからも楽しみです。<br><br><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="SMtv_q0_n5I" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/SMtv_q0_n5I/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/SMtv_q0_n5I?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5051644
2018-01-30T23:16:01+09:00
2018-01-30T23:16:01+09:00
吉祥寺サムタイムのライブ (1月25日)
<p>記録的な寒さでしたが吉祥寺サムタイムにお越し下さいました皆様方に感謝しております。沢山の方々に来て頂き大変嬉しいです。どうもありがとうございました。 ギターは小暮哲也さん、ドラムは二本松義史さんとのレギュラートリオでした。トリオとしても更に良い感じになってきましたので今後が楽しみです。</p>
<p>次回のサムタイムは4月11日(水)です。どうぞよろしくお願い致します。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8ebadd82c2f0d42f953885de9088e11e07cf40b4/medium/dsc00749.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f4978e59268a6f0e616c2964d3a135a6fafcd36f/small/1-25.jpg" class="size_s justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5040841
2018-01-24T23:29:44+09:00
2018-01-24T23:35:39+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 17
<p>レスリー122の上下のモーターのノイズが洗濯機のようにうるさくて、オルガンのボリュームを小さくして演奏する時にモーターの音の方が大きかったので、もう一度全部分解してオイル注してすべてのゴム足も交換しました。半年ぐらい前にも分解清掃したのですが、それでも直らなかったので今回はさらにオイルを注入してモーターの中身のワッシャーなども交換しました。以前にホーンのモーターはいじられたような跡があり、少々部品の不具合がありましたが、ローターのモーターからの一部移植と家にあったパーツで何とか事なきを得ました。今はかなり静かになったのでこれで終了です。</p>
<p>これでモーターの修理、アンプの修理、スピーカーコーンの一部ひび割れの修理、ホーンの清掃と調整、ベアリングの交換、クロスオーバーコンデンサーの交換などすべてやれるべき事はやりましたので、当分修理しない事を願ってます。</p>
<p>B3の方は定期的なメンテナンスという事で真空管のチェック、一部の真空管の接点をよくするために接点復活剤のDeoxITを塗り、バスバーをシフトさせて他列接点場所を移動しました。</p>
<p>修理するのは楽しいのですが、気持ちの良い音で練習する時間に使いたいので、ひとまずこれでハモンドB3とレスリー122の修理・調整を終わらせたいと思います。また不具合が発生すれば修理したいと思います。</p>
<p>でも実はレスリー45も他に所有しているんです・・・。(笑)もし場所があったらA100かC3を購入してまたじっくりとメンテナンスしたい気持ちもありますが、残念ながら場所がない状況です。アップライトピアノを売ってオルガン2台置くか検討中ではありますが・・・おそらくしないと思います。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/1de5f76e51125d1ca96550d413e6719fdabdaaef/medium/img-20180120-192035.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/04393a6b5a4edb5d75a43b092d437fa6ad7ca6bc/medium/img-20180120-192047.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5022228
2018-01-14T03:31:46+09:00
2018-01-14T03:35:00+09:00
先月のアディロンダックカフェでの動画
<p>昨年12月にアディロンダックカフェでライブ録音がありました。メンバーはギターの小暮哲也さん、ドラムの二本松義史さんのオルガントリオでした。その時の動画の一部をアップロードしました。このライブ録音のCDについての詳しい情報はまだですが、詳細がわかりましたらお知らせ致します。</p>
<p>ちなみにこの動画はCanon iVIS mini Xで撮影したものです。超広角で高画質・高音質で重宝しています。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="UNAD882Pzqw" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/UNAD882Pzqw/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/UNAD882Pzqw?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5006764
2018-01-05T02:10:50+09:00
2020-07-28T02:22:08+09:00
2018年が明けました
<p>明けましておめでとうございます。昨年もたくさんの方々にお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願い致します。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/30222cd996725cd905f471a3d29ec504c799475c/medium/26240125-10213849335363444-6122628401403962354-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5006762
2018-01-05T02:05:54+09:00
2018-01-07T02:04:11+09:00
ベルリンのZig Zag Jazz Clubのライブ (12月22日)
<p>ベルリンのZig Zag Jazz Clubで演奏でした。ドイツに住んでいた時に一番お世話になった二人の友達であるTorsten GoodsとTobias Backhausのトリオでした。実はこのクラブの二階に改造されたハモンドB3とレスリーがあったので、それではそれを使おうということになり、みんなで必死に細い階段を通って運び、ステージにセッティングしました。それでいざ試してみると不具合が。この段階でもうクラブは開場時間になり、結局すぐさま片付けて自分のオルガンをセッティングしました。サウンドチェックも一切できないまま本番の演奏となりましたが、ドイツにいたときはよく一緒に演奏していたので、その後はスムーズに。沢山のお客さんの中で楽しい二年ぶりの再会の演奏となりました。いつかドイツでツアーできたらいいなと思います。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9e3f4b2f6463206e691ac9c8d5f975a8fe573c8c/medium/25586765-10213776086412266-155566310800197838-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/ca9de97b24b1e9e43c2c7e688a9d66ce3d5cb1f1/medium/25587805-10215236184074926-8180429708177044525-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5006760
2018-01-05T02:01:58+09:00
2018-01-05T02:08:11+09:00
ベルリンのBadenscher Hofのライブ (12月20日)
<p>ベルリンで大変お世話になっていたBadenscher Hofで演奏でした。今回初めて共演したWill Jacobsはシカゴ出身ということでシカゴの話で盛り上がりました。ドラムのAkira Nakamuraさんも初めての共演で同い年ということもありすぐに意気投合しました。演奏もなんだかシカゴブルースの感じを思い出させるような楽しい演奏でした。 </p>
<p>そしてベルリンから引っ越した二年前と変わらずBadenscher Hofのみんなも元気で再会できてとても嬉しかったです。演奏後はしばしみんなと談笑。濃厚な二日目のベルリンでした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/ae1b8d3d808d3c25448080593f7096eea3df1022/medium/25532191-10213758145643758-4058335467650175901-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a569f574f67a047cb247e787438a1dfdca9b86d8/medium/25488239-10213758146803787-5278332981599035479-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5006736
2018-01-05T01:55:21+09:00
2018-01-05T03:20:35+09:00
私の師匠Willie Pickensが言ってくれたこと
<p>先日私のジャズピアノの師だったWillie Pickensが亡くなった知らせを聞きました。ノーザンイリノイ大学でジャズピアノを専攻していた時に本当にたくさんのことを教えてくれました。音楽のこと以外にも人生やその他についても多くのことを語ってくれました。 </p>
<p>最近では私を慕ってくれる後輩や同年代のミュージシャンがいるので彼が言った素晴らしいこと事を書きたいと思います。当時私は大学では他のピアニストの学生よりもジャズを始めたのが遅かったため練習しても追いつかないような感じがしていて才能の差も感じて落ち込んでいました。そんな話をすると彼は、 </p>
<p>「どこに行っても自分より上手いプレーヤーはいる。だからまずは心を落ち着かせて自分のできることを続けなさい。自分のスタイルがあれば、競争はなくなる。だから、自分の好きなものを追求して自分のスタイルを確立するように努力を続けなさい。」 </p>
<p>と言いました。今でもこの言葉を常に思って続けています。そして教えるときは悩んでいる後輩にも言ったりします。 </p>
<p>日本ではなぜかすぐに人と比較する傾向にある気がします。受験勉強などで小さいころから人と比べられ、そしてコンペティションなんかも大好きで、よく誰がどうとか比べる傾向ですよね。それで自分が焦って落ち込んだりしますよね。でも人と比べるのはナンセンスなんだと思います。残念ながら生まれ持った能力の差はあるので、身体的に速く動いたり、すぐ吸収できたり、感覚的にできたりと多くの差はあると思います。しかし音楽はスポーツと違い競争ではないと思います。スポーツのように勝ち負けではありませんから。 </p>
<p>そんな訳で師匠が言ってくれた言葉を今でも思って続けています。自分のスタイルがあれば競争ではなくなると。あとはそれを好んでくれる人・そうでない人は他の人なので、自分のできることを追求するが大事という事。おそらく彼がこう助言してくれなかったら今日まで続けていなくて演奏するのをやめていたでしょうね。それぐらい自分にとっての重みのある救いの言葉でした。 </p>
<p>競争ではないと。 </p>
<p>そして彼は本当に謙虚でした。レッスンでも生徒が自分より何かうまくできるとそれはどうやってやるのかと質問していました。私もBarry Harrisから習ったビバップのアドリブ方法を駆使して当時はビバップを研究していた時にどうやってそうやってアドリブのラインを作るのかと質問されたのを覚えています。とても謙虚な人だなと思いました。そして一生勉強でこれからもっと上手くなりたいという姿勢が伝わってきました。彼は当時72歳ぐらいでした。 </p>
<p>PS. 今日はそんなことを思い出しながら彼の演奏(昔日本から発売された2枚のアルバム)を聞いています。このアルバムは以前の火事で無事でした。他のアルバム同様に水はかかってしまいましたが。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9b61dce0ac75864fbb6d7e852a0476f7b76e8884/medium/img-20171214-131412.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5006722
2018-01-05T01:43:44+09:00
2018-01-05T01:44:59+09:00
野毛Junkのライブ (12月6日)
<p>野毛Junkにお越し下さいました皆様、どうもありがとうございました。ミュージシャンの友人も遊びに来てくださり、さらに楽しいライブとなりました。ギターの小暮哲也さん、ドラムの二本松義史さんとのトリオでした。 </p>
<p>写真がないので動画です。最近ビデオ系のガジェットにはまっています。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="APnY1tE5748" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/APnY1tE5748/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/APnY1tE5748?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/01027b82addd36d2f79e8b39a9ee04431fb02120/small/junk-12-6.jpg" class="size_s justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5006720
2018-01-05T01:38:03+09:00
2018-01-05T01:38:03+09:00
Viscount Legendのアップデート
<p>今使っているViscount Legendのオルガンのアップデートをリリース前に最終審査してほしいとメーカーから依頼がありました。まだまだ改良できる箇所がありましたので、それから一週間以上メーカーとメール、ビデオメッセージ、電話とたくさんのやり取りをして一段落つくまで良い感じに仕上がったので本日アップデートがリリースされました。自宅のB3やその他サンプル音源でとってある他のB3やA100などの音源とこの最新のアップデートを比較して仕上げていったので、ほとんど普通の人が聞いても違う個体のビンテージというぐらいの音まで仕上がりました。こうやっていろいろとメーカーが頼ってきてくれて、それに協力できることは嬉しいです。そして何より良い音のオルガンでライブできるのはさらに嬉しいです。 </p>
<p>というわけで、今回のリリースと同時に私が製作したビデオを公開しました。最初は自宅のB3とLegendをレスリー122を通して比較、そのあとは両方からラインをとって比較しました。最初にブラインドテストを作りましたが、違いがわかりますか?ほとんどの人がおそらくわからない、もしくは両方ともビンテージだと感じるのではないでしょうか。しかもビンテージのハモンドオルガンは微妙に一台一台音が違うのです。今日のライブから本格的に使いたいと思います。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="2mnAHMInJsU" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/2mnAHMInJsU/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/2mnAHMInJsU?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5006718
2018-01-05T01:35:43+09:00
2018-01-07T02:03:40+09:00
大学でジャズ史の講義
<p>大学で一般教養としてジャズ史を教えるようになってもうすぐ2年目が終わります。単にパワーポイント使い、音源を聞かせるというだけではよくあるクラスでつまらないので、ビデオなども見せたりします。しかしそれも誰でもできるので、弾きながら説明して一味違うようにしています。時には履修生が楽器を演奏するようであれば、音楽的にも深い説明、たとえばTake Fiveだったら5/4でどのようにしたら5拍子をとらえたら良いかとか、ジャズとラテン音楽は混ざったりという関係があって、ではラテン音楽はブラジリアン、アフロキューバン、その他カリプソ、レゲエなども弾きながら説明します。(これはシカゴでブラジリアンバンドとアフロキューバンバンドでピアノで演奏していたのが役にたってます。)ブルース、ブギウギといった説明は弾きながらして、スイング時代とは密接な関係があって、それからブギウギはR&Bやロックンロールに変化していきと説明して、ロックンロールピアノを弾いたりします。(でもピアノは足で弾きませんよ。) </p>
<p>そんな感じで今日はハードバップ時代だったので、Jimmy Smithの説明とともにどうやって彼は演奏していたかとデモ演奏しながらオルガンを弾きました。講義する時代の中で一番好きな時でもあります。 </p>
<p>ただ残念ながらそれでも寝る学生、来ない学生はいるものです。幸いJimmy Smithの説明の時には寝る履修生はいませんが。もったいないです。アメリカやヨーロッパの大学生は講義で寝ません。さぼる事もほとんどありません。良くない授業は学費返せというぐらいなんです。だから日本の高等教育も受験中心ではなく、変革が必要だなと思います。</p>
<p>話は反れましたが、少しでも若い人がジャズファンになってくれればと思いこのクラスを教えています。そうでないとヨーロッパのようにもっともっとジャズシーンが悪くなり、ジャズと一般聴衆の差がさらに大きくなってしまうと思います。少しでもジャズに興味を持ってくれればと願い講義しています。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a80063b4073f6a2c9a8018379f7bc9044e2a6845/medium/24297595-10213620068431914-2807708168520662591-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5006716
2018-01-05T01:32:39+09:00
2018-01-05T03:22:01+09:00
Viscount Soloのハードケース
<p>新しい一段鍵盤のオルガンであるViscount Soloのカスタムハードケースを有本ケースさんに依頼するために自宅に伺いました。以前も二段鍵盤、一段鍵盤、足鍵盤のハードケースを作ってもらいました。バルカナイズドファイバーと言う素材(いわゆるドラマーがスタンドなどを入れるよく見るケース)なので、軽くて頑丈なので飛行機で運ぶ時に重宝します。 </p>
<p>実は日本でこのケースを作れるのは有本さんともう一社しかなく、海外も作っている会社はほとんどないのです。なので知られてはいませんが日本の職人技術でもあります。 </p>
<p>オルガンは現地調達するのが難しく、海外の場合は送るのが大変でコストもかかります。ということでスタンド、ベンチ、アンプは現地調達して、オルガン本体と小物機材は持っていく場合がほとんどです。それでも重量制限の23kg、三辺の合計203cmを超えないようにするのも大変です。超えても超過料金払えば済むのですが結構高いです。 </p>
<p>12月にドイツのベルリンで二本ほど演奏するので以前のように二弾鍵盤を持って行くことを考えているのですが、かなり大変なので今後アメリカやヨーロッパ以外、アジアの国でも演奏する際(これは今後の目標の一つ)にも気軽に持っていける新しい一段鍵盤のケースを作っておけば良いかなと思いました。二弾鍵盤に比べると奏法などで妥協することがありますが、普通に演奏はできます。 </p>
<p>カスタムハードケースをお探し場合は有本ケースさんおすすめです。 <br><br>yupon-japan.com/index.html</p>
<p>PS. そして完成してドイツに持っていきました。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4b5d2539415efffa807b85153e5fcb3338e04951/medium/24059600-10213562039301222-8869591125827727682-o.jpg" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8b63dbdfa5a9e3c0a4db1d9ac9e29901a2ecebc8/medium/img-20171208-134143.jpg" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5006696
2018-01-05T01:25:19+09:00
2021-01-25T16:01:37+09:00
ブルースオルガン
<p>オルガンに向かってブルース弾いて一日スタートすることがあります。僕はブルースピアニストとして活動し始めたのが最初でそれでシカゴに行って、アメリカ各地をサポートとしてツアー(一番大変だったのではオレゴン州ポートランドからシカゴまで3400kmをバンドメンバー交代でノンストップで運転して帰ってきたことでした!)、その後にジャズを本格的に演奏するようになったのですが、ジャズを演奏するにしてもブルースは大切だと僕は思っています。日本はどうか知りませんが、残念ながらアメリカの大学でジャズを勉強している学生はブルースが12小節の簡単な音楽だと思っている人がほとんどで、とても違和感を感じ、60年代以降のジャズしか聞かない(つまりビバップもスイングも聞かない)学生が多かったです。でもブルースを演奏するのはシンプルですが難しいです。いかにあのサウンドや雰囲気を表現するかとか考えると深くてジャズやその他の音楽同様に難しいと思います。もう15年以上前にウイントンマルサリスのワークショップが僕の通っていた大学であって、話す機会があった時になぜ最近の大学のジャズ科はブルースを軽視するのかって質問をしたら、それはあってはならないことと話をしていたのを思い出します。 </p>
<p>コード進行もシンプルで、歌い方やフレージングもペンタトニック中心、それでいてカッコよくというのはジャズなどコード進行もいろいろあって、歌い方やフレージングも多様というのと全く逆でそれはそれで難しいと思います。最近自分がスタートした原点に戻ってピアニストのJohnnie Johnson, Otis Spann, Johnny Jones, Dr. John, Professor Longhairなどリストが続くのですが、いろいろと聞いています。それこそ18歳から20歳すぎごろは特にシカゴブルースピアノをコピーしまくっていたのですが、今聞くと細部までコピーできていなかったんだなと思ったりします。 </p>
<p>ジャズ演奏するようになってピアニストとして活動するようになって、後にオルガンに転向して黒人街で毎週演奏していましたが、そこではジャズやブルースをジャンル分けせずに普通に演奏していました。それだけ昔の黒人ミュージシャンやお客さんにとって自然な事でジャンル分けするのはナンセンスな事なんだなと思いました。 </p>
<p>まあそんなわけでオルガンでもブルースをと思っています。でも知っている人は知っていると思いますが、ブルースの鍵盤楽器ってピアノが主流なんです。オルガンがバンドに入っていても(例えばBB Kingなんかよくオルガン使っていましたね)、オルガンは後ろでコロコロと転がったピアノのように弾くことはないので、アプローチも全く違うんです。そしてベースがいることがほとんどなので、オルガンがジャズのようにベースを弾くことがないんです。だからある意味あまりないような感じでオルガンがジャズのようにベースを弾きながらブルース弾くのは新たな感じになるかななんて思いながら難しいですがやっています。</p>
<p>ということでちょっとしたブルースの話でした。</p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/5006669
2018-01-05T00:52:23+09:00
2018-01-05T03:24:11+09:00
グルーヴについて考える
<p>グルーヴ・・・。音楽をやっている人にとってはとても深い言葉だと思います。(ここでのグルーヴはリズムパターンとかそういう事ではなくグルーヴする演奏という事です。) </p>
<p>この言葉を意識するようになったのは特にシカゴで活動していた時で、ブルースであろうとジャズであろうとその他の音楽であろうと一番ミュージシャンが大切にしていた事でした。テクニックがあるだの、難しいことができるだの、そんなことよりあの奏者はグルーヴするかしないかっていう事がみんなにとってとても大事でした。だからジャズシーンでよく言われていたのは彼・彼女の演奏はスイングするよねとかハードにスイングするよねっていう事が誉め言葉(ここでのスイングっていうのは4ビートやシャッフルなどでグルーヴするという意味)で、それが何よりも一番大事なことでした。(残念ながら僕はニューヨークのシーンはよく知りませんが、ニューヨーク以外にもシカゴやニューオリンズなどのその他いくつかの都市のジャズシーンも大きいのです。) </p>
<p>もう10年以上も前にドラマーのHarold Jonesと一緒に演奏した時はほんとにグルーヴしていて、一拍が本当に長かったです。一拍一拍がお腹にボディーブローを受けているみたいで、あれは強烈でした。そして、サックスのPhil Woodsと演奏した時も一人で吹いていてあれだけグルーヴするのは凄いなと思いました。(余談ですが、よく管楽器とかその他はリズムセクションではうわものとかいう人いますが、個人的にこの考え方は好きではありません。やはりなんであろうと個人個人グルーヴするのが大事だと僕は思っています。あくまでも個人的な意見なので気分を損なわないようにお願いします。) </p>
<p>そして10年以上前にオルガンのTony MonacoやChris Foremanにレッスンを受けるようになったのですが、もうほんと彼らが弾いた後に自分が弾くとなんて細いビート感なんだろう。なんてグルーヴしていないんだろうと痛感しました。 </p>
<p>それから試行錯誤して彼らのようにグルーヴするにはどうしたらいいのだろうかとか考えるようになりました。あと自分の好きなオルガニスト、Jimmy Smith, Jimmy McGriff, Jack McDuff, Don Patterson, Charles Earland, Don Patterson, Big John Patton, Dr. Lonnie Smithなどなどその他のプレイヤーはどのようにグルーヴしているのかと特に考えるようになりました。ベースだったらRay Brown, Andrew Simpkins, Bob Cranshaw, Paul Chambers, Duck Dunn, James Jamersonなどなど挙げたらきりがないですね。その他ピアノだったらGene Harrisとか他にもたくさんいます。ドラムだったら・・・とリストが終わらないので別の機会にでも。 </p>
<p>それで何となくわかってきたのですが、個人個人の身体的能力の違い、感覚の違いなど一人ひとり違うので、グルーヴしているけど感覚というか個々に違いがあると思います。でもグルーヴしているという枠組みの中です。みんなグルーヴしているのだけれど、サウンドが違う、スタイルや個性があるのと同じようにグルーヴ感も個人個人違うという感じでしょうか。 </p>
<p>以前Tony Monacoの左手ベースの弾き方とか真似てずっとやっていて本人にもそこまでコピーしているのはハルしかいないとか言ってくれていたのですが、でも彼のようにグルーヴしませんでした。足鍵盤のタッピングのビートの位置も彼のようにやっていましたが、彼のようにはならないんです。やはり身体的にも感覚的にも違うため同じやり方をやっても必ずしもそうならないのだと何年もたって気が付いたわけです。それでChris Foremanのように真似ようと思ったのですが、またそれもあの感じと同じにはならないのでした。フレーズなどはコピーできても全く同じような感覚で弾くのは個々に差があるので、同じにならないという事でしょうか。 </p>
<p>それでリサーチの日々が続き(現在進行形でもう何年も)いろいろな人を参考にして実際のビデオを見たり採譜したりして、それを弾いて聞き比べてみて”あの感じ”にいかに近づけるというか、あの感じの範囲内になるというかという試行錯誤の日々であります。オルガンって両手両足、足鍵盤と3つあってタイム感も別々にすることできるんです。ドラマーもそうですよね。</p>
<p>ここ数週間時間があったので、とにかくひたすら過去のTonyやChris, はたまたJack McDuff, Joey DeFrancesco, Larry Goldings, Jimmy Fosterなどなどいろいろなレッスンやワークショップのビデオを見て、自分の演奏をビデオ撮影して比べてとやっていましたが本当に奥が深いです。あの黒いグルーヴ感はどうなっているんだろうとずっと考えています。ただこれらのビデオとか音源でわかったのですが、やっぱり一人ひとりグルーヴ感やリズム感の違いがあります。でもやっぱりグルーヴしているから、自分にあったものをいろいろな人から吸収してみて自分の演奏を録音して聞いてみてどう感じるか考えることでしょう。最近になってほんの少しわかってきたというか自分に適した感じに気が付いたような気がします。数日前の発見なんですが・・・。それを実践で無意識レベルでするのには時間がかかるんですね。 </p>
<p>とまあ深夜の呟きでした。生前にJimmy McGriffが言っていましたね。ライブでお客さんが自然と足踏みしたり、肩を揺らし始めたらそのライブは勝ちだって。黒人街で演奏するとジャズであろうと踊る人がいるんです。むしろそれが真のあの黒人クラブの雰囲気で、シカゴの黒人街でレギュラーで演奏するようになってすぐに年配のお客さんに今日はダンスシューズ履いているから躍らせてくれるよなって言われたのを今でも覚えています。それぐらいやっぱり大事なことだと僕は思っています。 </p>
<p>グルーヴ、グルーヴ感、長い長い道のりです。これからも続くでしょう・・・。</p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4910814
2017-10-30T03:38:18+09:00
2017-10-30T03:46:44+09:00
Viscount KeyB Legend Soloの動画
<p>メーカーに頼まれていませんが、お世話になっているので新製品Viscount Legend Soloのちょっとしたビデオを作りました。しかも深夜2時すぎの静けさの中で行いました。海外のオルガン関係のフォーラムで多くの人の要望があったので思い立ってすぐ行動しました。一発撮りのちょっとした編集でセッティング含め30分ほどだったので、少々アングル的にはうまく全体が撮れませんでしたが、まあ参考のためには良いという事にしましょう。ちなみにレスリーシュミレーターは外部のMini Vent for Organでハーフムーンスイッチが使えるように改造したものを使い、Midi Solutionでサイスティンペダルを使い、足鍵盤の一つの音を鳴らせるようにMidiの信号に変換しています。これで足鍵盤のタッピングが使えるようになります。音がかなり良い感じだと思います。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="JcajkS9yois" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/JcajkS9yois/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/JcajkS9yois?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4910812
2017-10-30T03:17:49+09:00
2017-10-30T03:17:49+09:00
Viscount KeyB Legend Soloが届く
<p>今回は一段鍵盤のKeyB Legend SoloがViscount社から届きました。二段鍵盤がセッティングできないスペースがあまりない場所で演奏することがあるので活躍してくれそうです。音はLegendのオルガンと同じで操作性も一段鍵盤ですが容易です。9.5kgとかなり軽量なので運びやすいです。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/af8b5855b53c74c71441716d160e2fc4d9f8c2cc/medium/22687962-10213277617590857-7660761097708724041-n.jpg?1509300813" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/43ba51595937dc2dac34c32eb84d1d8f3202e1dc/medium/22780717-10213277617910865-6293297952600549435-n.jpg?1509300814" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/ec9a06a76049134d1bae50d01f8a92694628f5d3/medium/22688652-10213277617710860-7728228719002764640-n.jpg?1509300813" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b04641a4b81c39cc52aaadce4dbc27dba9c880b6/medium/22555225-10213277618230873-1989026439900061248-n.jpg?1509300813" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4910802
2017-10-30T02:54:58+09:00
2017-10-30T02:54:58+09:00
先日のサムタイムのライブ動画
<p>結構ガジェットに凝ったりしていて、近距離で広角で良い音質で撮れるものを試したりしてます。動画編集ソフトを使うのですが、映像のノイズがあってもなかなか除去できないんですが、今回プラグインのソフトを使い除去したらかなりきれいになりました。映像はカメラの性能によるものが大きいのですが、編集ソフトとノイズ除去のプラグインで結構良くなるのだなと思いました。今回発見したことでした。ちなみにZoom Q4nを使いました。音はCDのレートで撮れるので良いと思います。 </p>
<p>というわけで、昨日のライブを動画の1曲をアップしました。Will You Still Love Me Tomorrowという曲で僕の好きなオルガニストの一人であるCharles Earlandのトリビュートです。シカゴで活動していた時は彼の元メンバーとよく演奏していたので思い出します。バンドも少しずつバンドらしい良い感じになってきました。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="rvsSxUzyw9I" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/rvsSxUzyw9I/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/rvsSxUzyw9I?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4897197
2017-10-19T05:31:13+09:00
2018-01-05T01:07:55+09:00
吉祥寺サムタイムのライブ (10月18日)
<p>幸い雨は降りませんでしたが、寒い中、本日のサムタイムのライブにお越し下さいましたお客様や友人の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。皆さんのおかげで楽しいライブとなりました。ギターの小暮哲也さん、ドラムの二本松義史さんとのメンバーで着々とバンドの一体感が増してきました。今後もいろいろと楽しみです。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8bf16cde3279fba59ead026a842c1cf07fb39752/medium/dsc00537.jpg?1508358013" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/570fa6d4b2ed2efcae1c4a47cd7b3a3e23acfba5/small/10-18.jpg?1508358474" class="size_s justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4882426
2017-10-09T02:57:20+09:00
2017-10-09T02:57:44+09:00
横濱ジャズプロムナード (10月8日)
<p>横濱ジャズプロムナードにお越し下さいました皆様に感謝しております。どうもありがとうございました。沢山のお客様に来て頂き嬉しく思います。関係者の皆様、スタッフの皆様、ボランティアの皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。また横浜出身でこのような素晴らしい地元のジャズフェスティバルで演奏できて嬉しかったです。写真はサウンドチェック後で素晴らしいステージでした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e6e1655faebd34692ec19bf47ffba804a943839f/medium/img-20171008-133441.jpg?1507485405" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4872439
2017-10-01T20:52:22+09:00
2017-10-03T02:25:32+09:00
Hub浅草のライブ (9月27日)
<p>Hub浅草のライブにお越し下さいました友人やお客様の皆様、どうもありがとうございました。テナーサックスの中村誠一さん、ギターの小暮哲也さん、ドラムの二本松義史さんと共にお陰様で楽しいライブとなりました。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/45c8241bd9293f169e3e2a358f95150f45b0f086/medium/22051086-10213066118223505-2398220625748712032-o.jpg?1506858545" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5aef77619335d219da6baf68d2901c9a1fae9c6a/small/hub-9-27.jpg?1506858597" class="size_s justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4864165
2017-09-26T01:02:41+09:00
2017-09-26T01:02:41+09:00
新潟3日間のライブ&セッション (9月22~24日)
<p>新潟のライブやセッションにお越し下さいました皆様に感謝です。ありがとうございました。今回も多くの方々にお世話になりました。ほんの数日でしたが大変充実した時間となりました。 </p>
<p>PS. フラワーポップにあったビンテージのA-143の中を開けてパーカッションとトーンコントロールを調節し、中身の状態などをみて製造年を調べるというマニアックなことにわくわくしていた自分でした。最近はビンテージのハモンドを触るとどの箇所が悪いか、修理したほうが良いか大まかにわかるようになりました。やっぱりビンテージのハモンドの状態は個体差がありますがいいですね。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/2070f043eae5981e275e199fd481ccae939fd1b1/medium/21686317-10214238276691482-7514545455799863441-n.jpg?1506355254" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8056ad40c57003dc538da59439020240739098f5/medium/21764876-1477915458951432-3576499049869713394-n.jpg?1506355254" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b61d4ed6226d42560b2db649fe89d65a02f800db/medium/21764922-1479216808821297-5593297083529059410-n.jpg?1506355253" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4859270
2017-09-21T20:04:04+09:00
2017-09-21T23:03:34+09:00
Leslie 2101mk2改造とその他機材
<p>レスリースピーカーの回転するホーンは現行もの(ハモンドスズキが生産している)とビンテージものは違うのです。ベルトを付けて回る部分の大きさは同じ、ねじで取り付ける位置も同じなのです。オイルを注す穴の場所も同じです。しかし、ホーンの付け根の太さと穴の大きさが違うのです。これによって若干音が変わります。ビンテージのは音を通過する穴が大きいので少しミッドレンジに厚み(といっても800Hz以上ですが)があります。ほんの微妙な違いですが・・・。 </p>
<p>ということで、現行のレスリー2101mk2にビンテージのホーンを取り付けました。ビンテージのホーンはもう生産されていないのでかなり貴重なんです。これによって少し音が良い意味で変わりました。根元にはコットンのフィルターを付けて本来のビンテージレスリーの出荷時のようにしました。真空管もいろいろと試し、マイクロフォニックではない状態の良いビンテージの真空管を選び、抵抗を調節し完了しました。 </p>
<p>残念なことにこのホーンドライバーはメーカーがビンテージのJensen V21に周波数特性が近いと言っておりますが、高音の2khzあたりからそれより上が鋭い耳につくような音であり、どうしようもありません。それだけビンテージのホーンドライバーが良いという事なのですが、このことで悩んでいて試行錯誤していた訳ですが、ノルウェーのハモンドオルガン・レスリーの修理技師の友人がホーンドライバーのケースの45度になっている部分に8mmぐらいの穴を2つか3つ開けてフェルトで蓋をする(これは埃やごみが入らないようにするため)と高音が滑らかになるという事を教えてくれました。本来は振動板にもあまりよくないのですが、この鋭い違和感がある音をなくすために改造してみました。するとかなり高音が滑らかになり鋭い音が弱まり、よりビンテージの音に近くなりました。ここまでの改造をする人はそうそういるとは思いませんが、より良い音になったのには満足です。</p>
<p>あと最近ではデジタルオルガンではどうしても再現できないビンテージハモンドオルガンのプリアンプAO-28の微量の歪み・暖かい音を再現するためにアメリカのオルガンプレーヤーの間で話題になっているエフェクター Tall & Fat を使い始めました。調節は自宅のB3と音量を合わせてから微妙に歪み具合をヘッドフォンで聞きながら近づけていくという感じで調節しました。ほんの微妙な差ですが、真空管やこのMOSFETの回路を通すことにより、奇数次高調波歪みを打ち消し偶数次高調波歪みを強調するように働くので豊かな音に感じられます。これによってライブで使う機材がより良い音でビンテージに近くなったのではと思います。おそらく多くの人がこの機材とビンテージを聞き分けられないでしょう。ビンテージも個体差があるので、状態が良くなければ今のライブの機材の方がおそらく良いかなと思います。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0e14ccdcdbbdf14c74dfe9564872facdc110702b/medium/20369944-10212528980035386-7658522504632255797-o.jpg?1505991461" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b1f126c85ae3431e4075cb32e6c1c41213d2b21f/medium/20451977-10212528980075387-6601942241550436598-o.jpg?1505991463" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/920bab6c6814ad8aeb93bd3ae5afc4b3b79a6f8f/medium/img-20170903-141119.jpg?1505991472" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/13ccdbb775e3696839cc78d8fd3744edcfe744a0/medium/img-20170903-234513.jpg?1505991474" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0a7b4d9d6967bf4ae08986546971fc980cf5088f/medium/img-20170903-130733.jpg?1505991472" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/2a844897692265b7805151ac7e554b23a7a79d3d/medium/img-20170828-202929.jpg?1505991793" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4859264
2017-09-21T19:29:42+09:00
2017-09-21T19:29:42+09:00
Nuno Jazz Festaで演奏 (9月9日)
<p>Nuno Jazz Festaにお越し下さいました皆様、ありがとうございました。幸い天候にも恵まれました一日でした。また関係者の皆様方、お世話になりました。どうもありがとうございました。ギターは小暮哲也さん、ドラムは二本松義史君。残念ながら今年でこの沼袋の氷川神社でのステージが最後だそうです。地域密着型の盛り上がっていたジャズフェスだったので残念です。これからも違う形で継続との事ですので、応援しております。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b082cc17641d0a50c580f9b4fa9296666a861e37/medium/21427269-10212908982295205-8984488446613392335-o.jpg?1505989676" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/fa06d30ce50e25728ca79324a77cc62aeee6ccf5/medium/21427512-10212908982335206-2225702017534182927-o.jpg?1505989676" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4859262
2017-09-21T19:22:24+09:00
2017-09-21T19:22:24+09:00
野毛ジャンクのライブ (8月30日)
<p>野毛ジャンクにお越し下さいました皆様、ありがとうございました。ギターは小暮哲也さん、ドラムは二本松義史君でした。友人であり師のトニーモナコが遊びに来てくれたので数曲飛び入りで演奏してもらいました。その時は私はピアノで共演。とても盛り上がったあっという間のライブでした。終わった後はトニーと沢山話をしました。なかなかこんな機会が滅多にない1日でした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0cb866acde4dcf1ee9481ffcb03d4400694fa116/medium/21191873-1142629952534146-3135555116077722719-n.jpg?1505989196" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8573c45df592dad8c208fb02b6fcf5ef66226e4c/medium/21151238-1142632422533899-1005980813921132489-n.jpg?1505989195" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f921b47fa51718625ac1355f8ed6167f92fed1dc/medium/21200853-10212826743839295-5920285372049598684-o.jpg?1505989198" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/342d4fa29a96d5b147d9a7b9092bf1eb3919772e/medium/21200757-10212826743799294-5643006089975463091-o.jpg?1505989198" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4859260
2017-09-21T19:09:31+09:00
2017-09-21T19:09:31+09:00
ビンテージハモンドオルガンのあまり知られていない重要なこと
<p>オルガン奏者の友人である山口さんのお宅にお邪魔して、大変お世話になっているハモンドオルガンやレスリー、その他などの修理技師である巨匠、ハッチ工房の山本さんの修理を見学に伺いました。 </p>
<p>なぜ見学に行ったのかというと、とても大変で興味深い工程が見られたからです。今から書くことはとても大事なことで、実は多くの日本のハモンドオルガン奏者や関係者は知りません。業者も知らない人が多いです。そして知っている業者はこの情報を隠すこともあるので、私がこのことを書くことをおそらく好まないでしょう。しかし、とても大事なことなので書きます。 </p>
<p>ハモンドのB3, C3, A100, RT3などいわゆる人気のモデルは製造年の期間が同じではありませんが、基本的に1955年ぐらいから75年あたりまでと言われています。中身の材質、職人の質、その他いろいろな変更が行われましたが、64年が大きな境目だと私は思います。 </p>
<p>それは、鍵盤裏の内部の一番奥にとても多くの髪の毛ぐらい細い抵抗線があるのですが、これを覆っているものが64年あたりに材質が変わりました。フォームに変わった(2枚目の写真でよく見えます)のですが、これが実は経年劣化で酸化して、酷いとこの抵抗線を切ってしまいます。この抵抗線が断線すると音が出なくなります。そしてそれを修復するにはとても大変です。というのも、まずは鍵盤の部分を外し、それから内部を開けていき、どの程度の状態かを見て、そして対策をします。この状況を見るには全部開けるしかなく、そこまでの作業工程がとても大変で時間がかかります。幸いにもこの山口さんの70年代製のオルガンのフォームはボロボロで粘々としているわけでなく、また酸化して抵抗線を断線させていない状況だったので、きれいに除去することとなりました。それでもこの修理はだいたい3・4日ぐらいかかるようです。鍵盤のアセンブリーをすべてオルガン本体から出して机の上で作業すればもう少し時間はかかりませんが、かなりのスペースが必要です。ちなみに酸化して断線してしまった場合はつなぎ合わせるのが大変で、またそれが何本も断線してしまうととても大変です。 </p>
<p>ですが、これはオルガン一台一台状況が異なります。つまり、ある意味では不発弾のような状況と言えるかもしれません。もしかしたら断線して音が鳴らなくなるかもしれない、ダストのようにボロボロで害を及ぼさないかもしれないなど。64年以降のハモンドB3, C3, A100, その他同じ構造のオルガンはこのリスクがあります。 </p>
<p>ということで、64年以降のハモンドB3などを所有している方、もしくは購入を考えている方はこの点を知っておいた方が良いと思います。過去に除去していない場合は必ずこのリスクがつきまといます。 除去してしまえば安心できます。</p>
<p>ちなみに64年以前のものはフェルトで覆っているので、このフォームで抵抗線が断線するリスクはないです。確かに64年以前のものはこのフォームの問題はありませんが、コンデンサーがワックスコンデンサーであるため、トーンジェネレーター、プリアンプ、ビブラートライン等のコンデンサーは劣化をしており、本来の音ではなかったりします。私のB3はこれらのコンデンサーと抵抗を交換しましたが、この作業も大変です。64年以降のものはワックスコンデンサーではないので、経年劣化はあまりなく、交換する必要もあまりないです。64年以前・以後のどちらも良い点や悪い点がありますが、しっかりとメンテナンスすればとても良い状態になります。私の意見ですが、本来業者や個人が高額な値段で売却する場合はどちらのオルガンにしてもしっかりと整備すべきだと思います。アメリカのきちんとした業者は整備して売却するので、高額であるのも納得できますが、残念ながらそうではない場合を日本ではよく見ます。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/2e027b5013b5df443bd9dd09d8e8006d01fb7b79/medium/20934996-10212734399250738-3748113751803483145-o.jpg?1505988459" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/572b09ed5ee22321b1a3d018a9d3fa0dd2d2f627/medium/20933931-10212734399890754-379163423307417090-o.jpg?1505988476" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4859251
2017-09-21T18:53:08+09:00
2017-09-21T18:53:08+09:00
すみだストリートジャズフェスティバルで演奏 (8月19&20日)
<p>すみだジャズストリートフェスティバルにお越し下さいました皆様、どうもありがとうございました。また関係者の皆様、大変お世話になりました。感謝しております。小暮哲也さん、関根彰良君、二本松義史君と演奏の2日間でした。2日目はジャズ初心者講座ということで演奏しながらいろいろと説明していき、ジャズが実際どのように演奏されているのかお分かり頂けたかと思います。とても素晴らしい企画だと思います。そしてこれからもジャズを親しんで頂けたらと思います。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f06e1dc2de0fbb13742415c76d5f66217ff943de/medium/20915558-1425442514216580-7145100578062226280-n.jpg?1505987477" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f36e73cc224add36507f30c00a651d50260c2fbb/medium/20934697-10212728819591250-831870759188474988-o.jpg?1505987478" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4859249
2017-09-21T18:45:21+09:00
2018-01-05T03:33:24+09:00
Tony Monacoと再会
<p>東京都内で演奏の後にコットンクラブに行き、私の良き友人であり師匠のトニーモナコに会ってきました。嬉しかったです。9年ほど前にオハイオ州コロンバスの彼の家にシカゴから長距離運転して会いに行き、いろいろと教えてもらったことなど昔話をしていました。今ではとても良い思い出です。まさかいずれ日本でも会えるようになるとは思いもしませんでした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d9f2329b0e77944a9078a7c382269047964f210b/medium/20901461-10212698282307837-3991541622604043933-o.jpg?1505987100" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4859242
2017-09-21T18:18:20+09:00
2017-09-21T18:18:20+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 16
<p>ここ数日空いている時間を使って自宅のレスリースピーカー122のメンテをしました。今回は2つのモーター(スローとファーストのペアが上下2つ)を分解・掃除・オイル注し、ホーンのJesnsen V21の分解・掃除、ローターのベアリングとゴムの交換、ホーンのプリーとベアリングの交換、アンプのリレーの交換、そして全体の掃除を行いました。 </p>
<p>驚くことにゴキブリの死骸が5匹出てきました。Jensen V21のところから小さいのが3匹、ローターの中から大きいのが2匹、うちに引き取られる前からあったようです。このV21の掃除はコツがありますが割と簡単です。 </p>
<p>モーターはそこまで難しくはないのですが、大きな問題が。それは六角レンチの小さいのが一つインチで必要で、もうひと一つ別にラチェット(もしくはスパナ)も1/4というサイズが必要です。この二つがないと最低でも分解できないんです。たまたま六角レンチはコーナンのホームセンターにあったので助かりました。油汚れは呉のパーツクリーナーで除去し、そしてレスリーオイルを注して、スロー用のOリングも交換。ゆっくり時間をかけて丁寧に作業しました。 </p>
<p>ベアリングやゴムのパーツは事前にアメリカから取り寄せておいたので難なく取り付けられました。ただゴムの交換は意外に大変でした。たくさんいろいろな箇所にあります。 </p>
<p>ローターの掃除中には大きいゴキブリの死骸が2匹出てきました。いつのゴキブリでしょうか・・・。</p>
<p>最後に回転がスローにならなかったので、リレーを交換しました。以前にアンプのコンデンサーと抵抗は交換しましたが、ノイズの問題があり、ハモンドスズキを通してお世話になっていた修理技師の大野弘光さんに修理して頂きました。(話は長くなるので省略しますが、私のレベルでは問題箇所が分からなかったので、問題解決と真空管のソケットやその他を交換・改良して頂きました。)その後、たまたまリレーが悪くなったので今回は私でも交換できるので交換して、アンプはとても良い状態になりました。 </p>
<p>そしてすべての掃除をして終了。 </p>
<p>この122は74年製のものなのですが、とにかく修理・メンテできるところはこれで終了です。残念なことに、この時代のレスリーの一部はMDF木材が使われているので、ボロボロと木くずが出ます。そして箱鳴りも若干違います。61年の45のレスリーも持っているのですが、これはMDFは使われていないので、しっかりとした木で箱なりも素晴らしいです。そんな訳で後期のレスリーはあまり好きではありませんが、今回の修理とメンテで大変良くなったかなと思います。(ただし一部木の材質を変えることはできませんが、まあ良しとしましょう。) </p>
<p>やっと58年のHammond B3と74年のLeslie 122のメンテが終了しました。これで思い当たるすべての箇所は修理したはずです。ほぼ10カ月ぐらい少しずついろいろなところを勉強してはメンテや修理をしてきましたが、とても勉強になりました。これで今後も良い状態で保てそうです。 </p>
<p>しかし、ここまでできると今度ハモンドC3やもっと初期型のレスリーが欲しくなります。それをまた修理して良い状態にして・・・と考えるのですが、置く場所がないので断念します。それか初期型(55年から57年)のB3が欲しいです。64年以降B3やC3などはウレタンフォームがレジスタンスワイヤーを酸化させて切ってしまうリスクがつきまとう(この修理はとても大変です)のと、後期型はキャビネットの質、鍵盤部分の一部の質、ドローバー一部の質、バスバーの質などが初期型や中期型に比べると違うので個人的には購入しません。ただし、初期型と中期型のコンデンサーはワックスコンデンサーなので劣化します。この話はいずれの機会にて話をしたいと思います。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a99f8ad185769838b6c375729bdfa9469cbc9509/medium/img-20170808-163445.jpg?1505985210" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5d5fd3c51e4b344a03813d5525784c7c9e45bd15/medium/img-20170808-205244.jpg?1505985203" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/44105a329aefb12e2934b4cfc3c38fd857eeeccd/medium/img-20170808-173225.jpg?1505985212" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/35e33fd0e76e172373d956568c186bbdf7b43e6c/medium/img-20170812-154757.jpg?1505985213" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5930bb8020c22597c8db922c380ffaa4565421ae/medium/img-20170812-155027.jpg?1505985229" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e0869880f75cf6597ad65acb2b54d131b82783f2/medium/img-20170812-215537.jpg?1505985214" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a5bdb50f282300bb9547ec309d6a9c1167c1e630/medium/img-20170814-014552.jpg?1505985201" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b4fb8e2328ef7b527bff1fa2d64186f8a18c5877/medium/img-20170629-124247.jpg?1505985231" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/896acb587150d1c616d1f6909150674b7bd82537/medium/img-20170629-124304.jpg?1505985229" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4859231
2017-09-21T18:02:47+09:00
2017-09-21T18:02:47+09:00
横浜BarBarBarのライブ (8月9日)
<p>BarBarBarのライブにお越し下さいましたお客様や友人の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。土田晴信(オルガン) 関根彰良(ギター) 小泉高之(ドラム) 沖野ゆみ(ボーカル)のメンバーで前回同様に楽しいライブとなりました。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/1f7e6a3372e91bda4819b5353b6a5cb2046c80b7/medium/20708204-1246662452110979-6738311842547692223-n.jpg?1505984485" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/ebccac06b26f82fdb60fa1674419954db23ec8aa/small/bar3.jpg?1505984509" class="size_s justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4859230
2017-09-21T17:55:47+09:00
2017-09-21T17:55:47+09:00
西日本ツアー (7月30日~8月5日)
<p>7月30日から8月5日まで小濱安浩さん、守新治さん、坂本菜々さんと岐阜地球Ya・名古屋Lovely・福山Loft・呉あとてつ・広島Tao・北九州Καλή・博多いまとみとツアーで演奏して来ました。幸い天候にも恵まれて暑い夏を感じながらのツアーでした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e1725298b41228d4df4d77a1baa1c88838badf10/small/20229805-1396826380404669-247729465905637283-o.jpg?1505982343" class="size_s justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/87425112342d616b739d35bb0400dc2710e4404e/small/20248224-10212479656482328-7328241380438182207-o.jpg?1505982341" class="size_s justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/957075050225cf35b32a71c4b6e67f976149fae9/small/20431724-1104770829655020-1103238902815177129-n.jpg?1505982339" class="size_s justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/325c16bb731b2ac2f350d4c34df7e1bd5dc64d81/small/20314886-1399373376816636-909383250-o.jpg?1505982343" class="size_s justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/c47419cbe0533e63c903ec0e169968f7ebc2c4ef/small/20280254-10212479650722184-5125368909503171496-o.jpg?1505982342" class="size_s justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f4b0b52bced9cc6ec09cd0eca8702eaa317bd71f/small/20232081-1399121536841820-4842988190405558478-o.jpg?1505982342" class="size_s justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/6102b904dce71c0c1b6d5173197a1640a8780121/small/20231988-1399122120175095-255252320870322758-o.jpg?1505982340" class="size_s justify_none border_" /> </p>
<p>初日は岐阜の地球Yaでライブでした。岐阜は父の実家があり、子供の頃は毎年来ていたのでなんだか故郷に帰ってきたような気になります。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5649cd42933805e9af2eb9d093b5aed8f323a44e/medium/20476468-10212545550769644-4747766873365234791-n.jpg?1505982341" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/cfdcaf5aca717b1b30815a8901d774b5f6eaacbd/medium/20506947-10212545552049676-172787453511072975-o.jpg?1505982771" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>そして2日目は名古屋のLovelyで演奏があり、3日目は福山へ移動しました。福山は実はダブルヘッダーで、最初は山の上にある景色が素晴らしいホテルでの会社の新入社員の歓迎会での演奏でした。そして、その後に急いでLoftへ移動しライブでした。福山では横山功一さんと共演でした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/470deb002705d8896490fb1810112f2df36aca76/medium/20525516-10212564039711856-1767596617962423950-n-1.jpg?1505982340" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e2a8eea746b0c35e4b8d2dd21b2a414d9b111123/medium/20597172-1104770732988363-8648625441047379702-n.jpg?1505982341" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e2a8eea746b0c35e4b8d2dd21b2a414d9b111123/medium/20597172-1104770732988363-8648625441047379702-n.jpg?1505982341" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b10ad0d8c212cdf184c2b839b0041bb16b1ee5fc/medium/20476191-10212564039911861-5250097108105239836-n.jpg?1505982340" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>4日目は呉のあとてつで演奏。ここでのお好み焼きは最高でした。本当に美味しくてライブ前に1枚、ライブ後に1枚の合計2枚を食べてしまいました。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/1b5c87d654b2cb7782a9e3b9d3f92cbaaf434bcb/medium/20597366-10212572603005933-2557499921130110378-n.jpg?1505982342" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a71d1cfc209c0b73f35de4020b2141989f3098b7/medium/20604348-10212572602685925-6448070057405760486-n.jpg?1505982342" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>そして5日目は広島のTaoで演奏。6日目からはトリオで九州に入り、北九州のKaliで演奏。最終日は以前お世話になった福岡のいまとみでライブでした。この時にちょうどギターの萩原康介君も博多にいたのでスペシャルゲストとして一緒に演奏しました。そしてライブ後はいまとみさんの素晴らしい料理。打ち上げをして最後は屋台のラーメンでした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/cf6e4cac298f11a520d28d635f816f8d0cb7d5af/medium/20638231-10212596691408128-1974552957019204020-n.jpg?1505982342" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4047c44bb5b0f2ba2b4e44fb73fc54f7f0d58e37/medium/20604187-10212596692248149-196963381734383504-n.jpg?1505982342" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4730928f3e1da620cb2b49d28f9d6b1b1d1f0641/medium/20597310-10212596691728136-5027736246610065700-n.jpg?1505982342" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>今回のツアーも多くの新たな出会いや再会があり、いろいろな方々にお世話になりました。ありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしております。</p>
<p>そして、今回はこの守さんの車でほとんど移動で守さんがほぼ全路運転して下さいました。お疲れさまでした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8e0e6cc5cec9d306401d7dbec85525f44626138c/medium/20616773-10212602314388699-3986659150928766588-o.jpg?1505984126" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p> </p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4778147
2017-07-14T04:41:33+09:00
2017-07-14T04:44:14+09:00
吉祥寺サムタイムのライブ (7月13日)
<p>サムタイムのライブにお越し下さいました友人の方々やお客様に感謝しております。今回はギターの関根君、ドラムの二本松君と同い年トリオでした。皆様のおかげでとても楽しいライブであっという間に終わりとなりました。どうもありがとうございました。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/c86d97d368c442ac42947c1ce2cc971ac6216dd8/medium/20017496-10212347655462385-1111625799208214599-o.jpg?1499974804" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5862ffa6b89cb416b3ccaf0e92fa8dc1e5d8c3c7/small/19787479-10212274546874716-3270710314402845433-o.jpg?1499975009" class="size_s justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4778146
2017-07-14T04:35:42+09:00
2017-07-14T04:35:42+09:00
東北ツアー (仙台ジャズスクール・大鰐温泉介護センターあぜりあ・名取ビクトリーカフェ・仙台ジャズプロムナード) (7月5~9日)
<p>5日間ほど東北のツアーに行き、演奏してきました。</p>
<p>初日は仙台入りし、仙台ジャズスクールでライブでした。とてもアットホームな雰囲気での演奏でした。エレクトーンの先生や生徒さんの方々もお越し下さいました。そして質問がいろいろとあった様子だったので、遠慮しなくても良いですよということで、終わった後はちょっとしたジャズオルガン講座行いました。仙台と言えば、牛タン。そしてドラムの守さんが講座中に写真を撮ったのですが、おちょぼ口でした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8a88631772e29a2b1a1f617534cebc3730811420/medium/img-20170705-180623.jpg?1499973417" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/bd6580b8db91eb68e3adb57d773599d9e295741e/medium/img-20170705-185749.jpg?1499973415" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/26eab3033acf6b3041c796841ffd76588425cbe9/medium/19657057-1046336832167947-4285149841689421029-n.jpg?1499973409" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>2日目は青森県の大鰐温泉介護センターあぜりあでのライブでした。実は僕にとって初の青森で演奏でした。大鰐の皆さんはとても温かく盛り上がりまくったライブでした。アンコールも何回もあり、大変嬉しかったです。本当に皆さんにはお世話になりました。ありがとうございました。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9973effd0a2f0266a8f910100e8119b956acd9b1/medium/19748895-1339438986103733-6687290861442336310-n.jpg?1499973698" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/02f0cda42603fb7ba8049df802438859b24913b8/medium/img-20170706-182901.jpg?1499973704" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/6f40d6c76fd839295c49e4c2ad72a771ae1b4306/medium/img-20170706-222323.jpg?1499973727" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>3日目は名取のビクトリーカフェでのライブでした。去年はサックスの安田さんとの出演でお世話になり、今回はバンマスのドラムの守さんとトランペットの伊勢さんと共にお世話になりました。名取の温かいお客様と共に楽しい時間となりました。</p>
<p><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/c4119187f0fbc1d6a78c700205d0f3105ee103cb/medium/img-20170707-193328.jpg?1499974016" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>そして4日目、5日目は仙台ジャズプロムナードでの演奏でした。関係者の皆様方、ミュージシャンの皆様方、大変お世話になりました。またお越し下さいました多くのお客様に感謝です。ありがとうございました。あっという間の5日間でした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9e2b9e7c3a29161a46e618d40ea50d0626f0ef9a/medium/19800717-10212314014381379-2670489494600527962-o.jpg?1499974312" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/2f37f87a7da5ccdd09a00c13fb8e7eb39a653252/medium/img-20170708-133834.jpg?1499974096" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e29d2944cf217f8780b5ec9ed5d6814fc712422a/medium/19956219-10212314012381329-2365578852027310075-o.jpg?1499974312" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8b74060d782f6881f57835607ad643d00d0a91b1/medium/img-20170709-175333.jpg?1499974113" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f880c2be0d89c2d78d5a4f249f61f0a530863be8/medium/img-20170708-133811.jpg?1499974107" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d5441403f93f21e57ea458a9dba5cf0d41c29df8/medium/img-20170709-194816.jpg?1499974111" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4764936
2017-07-04T01:01:04+09:00
2018-01-05T03:32:58+09:00
友人と集まって音合わせ
<p>先日は友人ミュージシャン(ギターの小暮哲也さんとドラムの二本松義史君)と集まってちょっと音合わせしていました。それぞれ忙しいのでなかなか難しいですが、こうやって集まってその場で演奏するのも良いですね。この3人でもこれからいろいろなところで演奏します。せっかくなので少し動画を撮ってみました。これから楽しみです。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="gCNhlreefXU" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/gCNhlreefXU/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/gCNhlreefXU?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="ykhEVXN7Zto" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/ykhEVXN7Zto/mqdefault.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/ykhEVXN7Zto?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="180" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4755232
2017-06-24T03:54:19+09:00
2017-06-24T03:54:54+09:00
Hub浅草のライブ (6月23日)
<p>Hub浅草のライブにお越し下さいましたお客様や友人の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。今回はカルテットの演奏であっという間のライブでした。本当に皆様のおかげです。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/264061f36317ebc2afd9f6daebd587871e855d05/medium/dsc00494.jpg?1498243897" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/62c0d5913061800f55dcdc955594e19c9ce8eb4c/medium/dsc00506.jpg?1498244004" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4752119
2017-06-21T15:15:57+09:00
2021-01-25T16:03:36+09:00
ブルースは奥が深い
<p>ブルース・・・。本当に奥が深く演奏するのは簡単ではないと思います。よくジャズミュージシャンやロックミュージシャンでブルースを演奏するのが簡単だと思っている人がいますが、それは形式的なブルースであって、ブルースフィーリングに溢れたいわゆる3つのコード(一番シンプルな形)のブルースではないと感じたりします。 </p>
<p>アメリカでは多くの音大でジャズ科がありますが、その多くの学生はジャズのルーツであるブルースを軽視し、演奏することが簡単だと思っている学生が自分の経験上多いと思います。それは12小節という形式的に考えると簡単かもしれませんが、真正のブルースを演奏するということと全く違うと思います。ジャズにはジャズの言語があるようにブルースにはブルースの言語や歌いまわしがあります。(ジャズにブルースの言語を含むことができるのは、ジャズの言語は幅が広くブルースがルーツでもあるため、ジャズの演奏中にブルースの言語が使えると思います。) </p>
<p>僕はたまたまジャズを本格的にやる前にブルースやブギウギピアノ、ニューオリンズ系ピアノに没頭していたので、それが縁でシカゴに移住してブルースバンドで演奏し始めて、全米各地をツアーで回ったりしましたが、それと並行して大学でジャズを始めた時にコアなブルースを重んじない大学のジャズ教育(もしく一般のジャズ教育)にとても違和感を感じました。 </p>
<p>でもそれもよくわかります。形式的にブルースをとらえると簡単だと思ってしまう、何故ならジャズのスタンダードやその他は形式やコード進行、リズムの捉え方、アドリブの方法など複雑だからです。しかし、はたして本当にそうなんでしょうか。僕は、ジャズは複雑な難しさ、ブルースはシンプルな難しさがあると思います。奥が深いです。もっと具体的・理論的に言うと、コードのカラーの違いだったり、ブルースではブルーススケールやペンタトニックスケールで歌うことだと思うのです。(あとはあのブルースフィーリングを感じるには、アメリカの黒人街のクラブ、いわゆるチトリンサーキットで演奏したり、ソウルフードを食べたり、黒人の友達と演奏やいろいろな体験したりするのも大切かもしれません・・・。) </p>
<p>そんな訳でジャズやその他のスタイルを演奏してもブルースフィーリングにこだわりたいなと僕は思っています。もちろん曲の雰囲気、共演するミュージシャンなどの状況にもよって使い分けたいと思うのでなんでもかんでもというわけにはいきませんので使い分けは重要だと思いますが・・・。 </p>
<p>ジャズ系のミュージシャンがよく演奏するGee Baby Ain't I Good To Youを昨日ブルースバンドで演奏したのですが、バンドのカラー、演奏の感じを考えるとジャズの言語よりもブルースの言語だなと思い、そういうアプローチをしました。最近になってようやく少しブルースが分かってきたのかなと思います。精進あるのみですね。ジャズやその他の音楽もそうですが、ブルースもとても奥が深いです。 </p>
<p>PS. 見た目と演奏のギャップがあると最近よく言われます・・・。(笑)</p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4726134
2017-05-30T01:45:29+09:00
2017-05-30T01:45:29+09:00
慶應大学日吉のコンサート (5月23日)
<p>慶應大学日吉で新入生歓迎会行事としてのコンサートでギターの井上智さんとドラムの高橋信之介さんと演奏しました。延べ250人近い学生や一般の方々に来て頂きまして嬉しく思います。大学で一般教養としてのジャズのクラス開講、そしてこのような素晴らしいイベントなどを通してジャズについて興味を持って頂ければ幸いです。世界的にジャズファンは減っており、また若い人はなかなかジャズという音楽に触れる機会もないので、授業やイベントを通して少しでもジャズに親しんでもらえればと思っております。 </p>
<p>2回のコンサートで最初のステージは図書館でランチタイムのコンサート、次のステージは図書館内にあるAVホールといういつも授業を行っている場所でのコンサートでした。そこでは音量も十分出せるのでいつものライブで使っているフルセットの機材でした。大変盛り上がったステージとなりました。 </p>
<p>井上さん、高橋さん、関係者の皆様、ありがとうございました。今回で第2回、そして今後もこのようなイベントが継続されますように願っております。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a468c3e4ea633a2893254b320bfd6174a4df12d8/medium/img-1815.jpg?1496076188" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/c389b6b2d191b6185265dab85fda3563869a1cf0/medium/img-1824.jpg?1496076189" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a431e6df36c3ebf3e561ce6a8e14f1caa1a9c26a/medium/img-1826.jpg?1496076189" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/ff3e0046c2ea679e3ef528c66f54e91905aa2f72/small/0523.jpg?1496076301" class="size_s justify_none border_" /></p>
<p> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4726131
2017-05-30T01:34:31+09:00
2021-01-25T16:04:13+09:00
横浜BarBarBarのライブ (5月17日)
<p>BarBarBarのライブにお越し下さいましたお客様や友人の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。お蔭様で楽しいライブとなりました。またこの同じメンバー::土田晴信(オルガン) 関根彰良(ギター) 小泉高之(ドラム) 沖野ゆみ(ボーカル)で8月9日にBarBarBarでライブが決定しました。どうぞよろしくお願い致します。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f31d9694d6fe86687243694aed4e68bcea180220/medium/18485467-10211733752075184-7294525376925485158-n.jpg?1496074531" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/44f412b969ec17ff491f8b269cfbd74b1eac8062/small/barbarbar.jpg?1496076573" class="size_s justify_none border_" /></p>
<p>オルガンのKeyB Legend Liveも良い音です。</p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4726107
2017-05-30T01:07:50+09:00
2018-01-05T03:32:24+09:00
Viscount KeyB Legend Liveが届く
<p>待ちに待ったイタリアのViscount社から新製品のKeyB Legend Liveが届きました。これからライブで使うのが楽しみです。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d0b4dbadbb981658329f32593b2dd372178d2459/medium/18424161-10211643465498076-774131813581249205-n.jpg?1496073934" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/15f4c77b802db06065fbaccfcbaba85d33217c61/medium/18301874-10211643465618079-2572366909473024645-n.jpg?1496073934" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/82d7f5ea37ee389b33d1d0e9daf329770ca7de00/medium/18274864-10211643466098091-9064165288489782970-n.jpg?1496073933" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5f1a6bdf9a344ead985a4ecdd402ae5a9283c7c8/medium/18301321-10211643465778083-3856470602695958601-n.jpg?1496073933" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>自宅のB3と比べてみました。</p>
<p><iframe class="justify_inline" data-video-type="youtube" data-video-id="POyYpJXBsv4" data-video-thumb-url="https://img.youtube.com/vi/POyYpJXBsv4/0.jpg" type="text/html" src="https://www.youtube.com/embed/POyYpJXBsv4?rel=0&wmode=transparent&enablejsapi=1" frameborder="0" height="200" width="320" allowfullscreen="true"></iframe></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4726102
2017-05-30T00:59:49+09:00
2021-01-25T16:04:49+09:00
野毛ジャンクのライブ (4月27日)
<p>野毛ジャンクのライブにお越し下さいましたお客様や友人の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。オリジナルやいろいろなものを演奏してあっという間に終わってしまったライブでした。 ギターは小暮哲也さん、ドラムは守新治さんとのトリオでした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f638bd1960e433500fa738b6d802c1553a1f88b2/medium/18119601-1057465874383888-7028380218903378928-n.jpg?1496073457" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0ff1b6fb4f69aa7540805502316d3cfc2b0d2135/small/17973514-10211476961135571-4685752091519620528-o.jpg?1496073459" class="size_s justify_none border_" /></p>
<p>PS. ちょっとしたゴスペルの曲を演奏した様子の一部です。</p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4726043
2017-05-30T00:31:36+09:00
2017-05-30T00:32:00+09:00
吉祥寺サムタイムのライブ (4月12日)
<p>サムタイムのライブににお越し下さいましたお客様・友人の方に感謝しております。ありがとうございました。皆様のおかげで楽しいライブとなりました。 </p>
<p>PS. サムタイムの美味しい賄いでした。</p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/94601eb9ac0ee2eb171c62323efe62638bfd7d42/medium/17880789-10211407409436822-6498973432466336980-o.jpg?1496071834" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/6fc911bbcbfbce6ce7fb062565fbd0edd4e4823a/small/17834123-10211369241682652-9189341886598679107-o.jpg?1496071831" class="size_s justify_none border_" /></p>
<p><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/c7c139bb52a05e835431467801d4f544641a90b2/medium/17855421-10211408534344944-7068087972323186958-o.jpg?1496071833" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4607414
2017-05-11T15:25:43+09:00
2017-05-11T15:25:43+09:00
ハモンドSK2をビンテージのB3の音に近くする
<p>少し時間があったので、ライブに使っているハモンドスズキのオルガンであるSK2をメンテナンスした58年製のビンテージハモンドB3にどれだけ似たサウンドになるか試行錯誤してみました。多くのユーザーがいじらない・手をつけないものであるカスタムトーンホイールというSK1/2の設定(どうやって調節したらよいかわからないと思う人が多く、かなり複雑でマニアックです。)があり、一つ一つハモンドオルガンのサウンドになるものを調節してみました。両方の音量を同じにして、B3の一つ一つの音をデシベルメーターで測り、それにマッチするようにSK2を調節していくという作業で、多くの時間がかかりました。また念のために2度ほど計測し直しました。(さらに時間を割くことになりました。)2度目はより正確になるように条件をさらに細かくしました。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/46c1f5bbffac68b32a5049b7977ff93c1490f29b/medium/cimg1841.jpg?1488134108" class="size_m justify_center border_" /><br>これがその結果です。 <a contents="58 Hammond B3 vs Hammond Suzuki SK2" data-link-label="" data-link-type="url" href="https://soundcloud.com/hal-tsuchida/b3-vs-sk2-with-my-custom-tonewheel-set">58 Hammond B3 vs Hammond Suzuki SK2</a><br>少しの差はあり、やはりビンテージはいろいろな要素が複雑に成り立っているので、限界はあります。同じにはなりません。しかし、素の音はかなり近くなったでしょうか。早速今日のライブで使ってみましたが、かなり良い感じで満足な音でした。おそらくビンテージのレスリーに通したらほとんどの人がわからないでしょう。それを現行の小型レスリー2101mk2を使い、もうちょっとビンテージに近いサウンドにしたいと思います。 </p>
<p>とりあえずどちらがB3で、どちらかSK2だかわかりますか?わかったらかなりのハモンドオルガンマニアだと思います。</p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4703721
2017-05-11T04:34:14+09:00
2017-05-11T04:41:59+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 15
ハモンドB3とC3には鍵盤の部分をカバーするように蓋(フォールボードという)が付いていますが、そこの蝶番が古いので錆びたり黒ずんだりします。黒ずみや錆があったのでピカールとスチールウールで磨きました。すると新品のように輝くようになり見た目も良くなりました。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/eb07d7ab7857397d32fee8ce434a913dd94ac193/medium/img-20170116-201212.jpg?1494444802" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0b3c87a6e2c368e6f7dd127093aa0b201ed0c19d/medium/img-20170118-194319.jpg?1494444804" class="size_m justify_none border_" />
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4703493
2017-05-11T02:32:45+09:00
2017-05-11T02:32:45+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 14
<p>以前にレスリー122スピーカーのアンプのコンデンサーと抵抗を交換しましたが、その後しばらくしたら突然ノイズが時々発生するようになり困っていました。知り合いの技師の人達にも聞きましたが、結局答えがわからなかったので、もう一度アメリカの業者からコンデンサーと抵抗のキットを注文しなおして、全交換しました。ただし今回は前回と違い、元のワイヤーもハンダもすべて取り外して、新しい部品とハンダ付け直しました。そして音量ボリュームポッドも交換しました。原因はわかりませんが、おそらくこのボリュームポッドだったかもしれません。作業には7時間ぐらいかかりましたが、問題は直り、ノイズもなくとても静かになりました。もちろん音も素晴らしいです。やはり時間はかかっても丁寧に修理するもんですね。これでビンテージレスリーのアンプのオーバーホールの仕事も依頼がありましたら問題なくできそうです。あとはレスリーのモーターの整備だけで、近日中にできたらと思います。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a71e24923e90a1c5abd0abcee0bfc70d57aef1cc/medium/18275143-10211598723379551-4680748017049692125-n.jpg?1494437505" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/c01ff207666dd43ab6f28201fb556be085dd3df3/medium/18268410-10211598723619557-8965063897008848380-n.jpg?1494437520" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/17d1fd54d9b775dd0432401876c78e2255211115/medium/18268525-10211598723979566-1735974596665339148-n.jpg?1494437521" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4703487
2017-05-11T02:23:51+09:00
2021-01-25T16:05:38+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 13
<p>順調に動いていたのですが、スタートモーターの調子が悪くなり、ギアがシャフトに接続するのがスムーズではなくなったので、今回はスタートモーターをメンテナンスしました。<br><br>ハモンドオルガンを起動するときにはまずはスタートモーターを回転させて、高速回転で一定になったらランモーターに切り替えてランモーターが駆動して音が出るようになるという仕組みです。<br><br>このスタートモーターの起動が悪くなることがあり、大体の原因はシャフトやギア付近に付いているオイルが固まり、動きを悪くしたりすることが多いです。そこで、そのオイルを除去します。その除去にはKureのパーツクリーナーを使って除去しました。そうするとギアがスムーズに接続され起動がスムーズになりました。念のためにクリーニングした部分に少しだけ新しいハモンドオイルを注しました。また、スタートモーターを固定している2つの六角ピンも緩くなることがあるので、確認しましたら片方が緩んでいたので締めました。<br><br><br> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4690455
2017-05-01T04:24:58+09:00
2020-06-28T22:24:15+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 12
<p>いよいよこれで修理の一段落つきました。今回はハモンドオルガンのプリアンプにヒューズを付けました。実はハモンドオルガンのプリアンプには高圧電流が流れていて、トランス(変圧器)が付いているのですが、実はヒューズが付いていないのです。(ヒューズとは電気回路を保護するもの。)なので、トランスやその他が故障するときにとんでもないことになったりします。(ビンテージハモンドオルガンを持っている人、要注意です。)あまりトランスやその他の部品が故障することはありませんが、なんせ50年ぐらいのビンテージもの(うちのは製造されて59年経っています)なので、何が起きるかわからないものです。整備せずにだましだまし使っているとものすごい個所を直すことになります。(でも、それでもある程度は動き続けますが・・・) </p>
<p>ということで、ビンテージハモンドオルガン用のパーツを作っているTrek II社FPK-28とヒューズをプリアンプに装着しました。これでひとまず安心です。本当は、以前にコンデンサーと抵抗を交換した際にこれを装着すれば良かったのですが、その時はまだそこまで知識がなく知らなかったです。ということで、今日もかなりの配線のはんだ外しと付けるのを行い、時間がかかりました。 </p>
<p>そして、以前からエクスプレッションペダルを押し込んだ時に少しガクッとした感じとノイズがあったので、調べてみると、ペダルがついている木の一部分が切られていました。実はこれはもともとそうなっているのですが、どうもペダルを踏み込んだ時の感じとノイズが嫌だったので、木工用のパテで埋めてペイントしました。(写真はペイントする前。そのおかげでペダルを踏みこんでも安定していてノイズも発生しないです。 </p>
<p>という感じでメンテナンス終了です。オフだったので時間をかけました。もうこれで自宅のB3に手を加えることはないところまで修理しつくしました。今度はレスリースピーカーのモーターのメンテナンスをそのうちにしたいなと思いますが、どうでしょうか・・・ </p>
<p>修理していて楽しいと感じるのは、自分のハモンドオルガンだからと、おそらくこういう仕事が自分に適しているんでしょうね。ハモンド(特にB3, C3, A100)やレスリーのメンテの仕事も承ります。(笑)でも本気です。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b1d4810d6affa371a3111639f9ce046f4b42cf29/medium/organ.jpg?1493488466" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/614cc3ab2a59344e81012d5a56316b3bb39bd997/medium/organ-2.jpg?1493488466" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/c39a1e67c70fa33c596497589954e92810ef3a8d/medium/organ-3.jpg?1493488467" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4691195
2017-05-01T04:20:55+09:00
2017-05-01T04:20:55+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 11
<p>まだまだ続きます。今回はボリュームペダルのマットがオリジナルで58年前のものなので新しいものに交換しました。あえて黒のものを選びました。Trek II社の専用のものですが、ちょっと小さいのと、オリジナルのものを取るのに大変苦労したので、少し塗装に傷をつけてしまったので、それを隠すためとちょっと見栄えを変えるために塗装をして、新しいものを張り付けました。これで新品のようになりました。 </p>
<p>後は足鍵盤のバンパーのゴムを交換。(これは残念ながら写真はありません・・・)<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d52824c3f7b4c7f18c79cfbc6c2f1123b2a08ef8/medium/15676096-10210428846853369-3079085330684025749-o.jpg?1493579955" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/da338590872342cdeac0effe97edd23c9b7acc7d/medium/15731875-10210428846613363-1148324207593256247-o.jpg?1493579956" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/25503edb9676684efe1ebc9971bcce90fb35ad85/medium/15723703-10210428846573362-5634446319664752877-o.jpg?1493579956" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4691190
2017-05-01T04:08:46+09:00
2017-05-11T01:52:31+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 10
<p>前回に引き続き、今回は足鍵盤のフェルト(本体側の接点があるところ)の交換と足鍵盤側にある鋭い接点(ペダルプッシャー)を交換しました。これも大変時間がかかりました。その後は新しいキーコンブ(鍵盤を一つ一つ支えている部分で新品や状態の良いものを手に入れるのは難しい)を交換した後にタッチが重くスムーズではなかったので一つ一つペンチでつぶしました。最後に仕上げとしてまたHoward Restore Finishというオイル系の溶剤とスチールウールで全面磨きました。 </p>
<p>これでB3もレスリーもとても良い状態になりおそらく大きな修理は今後あまりないと思います。音も外観も引き取った時と比べ格段に良くなりました。今回のことがなかったら自分で修理することも勉強しなかったのでしょう。今後日本ではビンテージのハモンドオルガンを良い状態で保つには難しくなると思います。というのも良い修理技師は関東に一人(山本さん)、関西に一人(杉澤さん)しかいないからです。(僕の知る限りでは・・・) </p>
<p>ハモンドオルガン奏者として楽器を弾くことにはある程度詳しいですが、実際に修理できるレベルまで詳しくなかったので、今回のことはとても良い機会に恵まれたと思います。そうでもなければ自分で修理することは覚えなかったと思います。もちろん修理技師としてはもちろんのこと、奏者としてもまだまだなので今後もますます勉強していきたいと思います。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8c65fa2f7e3844758190cd2cd23bdb5e96fca608/medium/15259522-10210145925180504-2789623159564780949-o.jpg?1493578928" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d922c5b69af890eb03c91d1119930b18ab3e8f86/medium/15272084-10210145925140503-5872469981691863450-o.jpg?1493578928" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/05c61106367fe95fee9c05372f0713b81b8de179/medium/15259639-10210145926580539-4425726145306128152-o.jpg?1493578927" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a7b33723abad2c7816ea9bc429db341685d58d40/medium/15304150-10210145926260531-6737431644769133979-o.jpg?1493578929" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/76e5d5f9c9f7c9d15521fd5fe22996b136bdf45d/medium/cimg1791.jpg?1494435025" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f280dd9f16e9e710df2f41b0f7b6e187cb5b6470/medium/cimg1797.jpg?1494434996" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4691189
2017-05-01T04:04:58+09:00
2020-08-19T14:11:37+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 9
<p>今回はハッチ工房の山本さんが来て、ハモンドオルガンの心臓部であるトーンジェネレーターのコンデンサーを交換しました。土田さんだったらできますよと言われていて確かにできそうでしたが、山本さんはやはりとても丁寧で綺麗な仕事なので、今回はお任せしました。ワックス紙のコンデンサー(大体1964年よりも前のモデルすべて)にはこのコンデンサーが使われており、経年劣化します。そして音があまりクリアーでなくなったりします。 </p>
<p>今回交換する前にとても良い感じの音でしたが、交換した後はよりクリアーになり、なおかつ以前の良い感じを保ったままになりました。よくあるケースとしてはとても明るくなり、前の方が良かったと後悔することもあります。それはなかったのでほっとしました。やはり、これはコンデンサーの材質によるもので、アメリカの評判が良いお店で交換キットを買って良かったと思いました。 </p>
<p>さて、僕は何をしていたかというと、そんな山本さんの作業を観察しながら、その横で足鍵盤をすべて分解してフェルトをすべて交換しました。思っていたよりかなり大変な作業でした。とにかくネジやフェルトの数、また打つ釘の数がとても多くて8時間以上かかってしまいました。手先もちょっと痛く鈍い感じがするのでその後はあまり楽器を演奏することできなかったです。 </p>
<p>山本さんと話しながら作業するというのも良い感じでした。なんだかチームワークみたいで、同じオルガンの違うところを修理していました。 </p>
<p>ということで、もう一か所別の場所のフェルト(足鍵盤の接点)さえ替えればほぼ中身は最新の状態になります。山本さんと僕が修理した合計の時間はおそらく100時間ぐらいかかっていますが、とても良い感じで仕上がりました。ちょっとした微調整はまだありますが、現段階としてはとてもすばらしい音です。そして、おそらくあと10年以上(もしかしたら20年以上)修理しなくてもよいでしょう。 それでも時々調子が悪い箇所が出てくるのですが・・・。</p>
<p>ビンテージハモンドを修理できるハモンドオルガン奏者を目指しつつ、 今後もし修理の箇所が出てきたら何とか自分で修理したいと思います。大掛かりな作業以外だと良いんですが・・・。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/81ed985fd848cb45573c079a5996fb80ae32f071/medium/cimg1765.jpg?1493578273" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/012724759b75153374a8299660a42d06d84881d0/medium/15259457-10210100228398113-2736358674686455148-o.jpg?1493578796" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/beb35366b00abb5afd849d8777d1791432af5e12/medium/cimg1775.jpg?1494435064" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/fca8e14e33833e44a8683b09254bf4f0e870d472/medium/15288654-10210100222917976-3743453591818018293-o.jpg?1493578801" class="size_m justify_none border_" /> <br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/2bcca4b83390bbbc16910c2a050da9f3e0a7e802/medium/15259564-10210100223677995-1568692854888417175-o.jpg?1493578798" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5e0a88324910934be62f2aeb7cf5a5f0fa3baeee/medium/15272090-10210100224158007-7900659871884911611-o.jpg?1493578799" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/cc84deee544400ef1e94936694c7499cd3cac34d/medium/15272060-10210100224838024-6605833025984145424-o.jpg?1493578796" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/df58e07c52c6e7a317f4cf21ce3557f09fe007aa/medium/15289290-10210100226558067-8381608719815181794-o.jpg?1493578803" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4691184
2017-05-01T03:38:45+09:00
2017-05-01T03:38:45+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 8
<p>今回はレスリースピーカー122のアンプとクロスオーバーのメンテナンスです。まずは、アンプのすべてのコンデンサーと抵抗を交換。そしてクロスオーバーのコンデンサーはTrek II crossover capacitorと交換。(この場合の方が楽です。普通のコンデンサーよりちょっと高いですが・・・)これでレスリー関係はすべて終了です。 </p>
<p>それから、オルガンとレスリー122につなぐ6ピンのオルガン側のソケットを交換。フォンジャックやヘッドフォンも使いたかったので、Trek II OBL-2というラインアウトボックスを装着。(これで外部の普通のアンプを鳴らしたり、ヘッドフォンも使用可能になりました。ビンテージとデジタルのオルガンの素の音が比べることもできます。)その際にトーンジェネレーターのスプリングが外れていた(ハッチ工房の山本さんもこれに気が付いていましたが、スプリングがきつくて付け直しできなかったようです。)ので、力込めて何とか付け直しました。あとトーンジェネレーターを固定しているボルトを耐震ゴムが付いた仕様のものがあるので、それに交換してさらに内部のモーターなどの音が静かになりました。 </p>
<p>とまあ今回もいろいろな箇所を直しました。これらすべて山本さんに次回お願いしようと思っていたのですが、結局自分で修理してしまいました。 <br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/83c44515464c61f880cbb89debad10f441862167/medium/cimg1745.jpg?1493577022" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/7cecec6f512985ebdd86b6f95a96f199cd2ddb44/medium/cimg1750.jpg?1493577025" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/adf5c2beb3d50ea70a412a51dbbfb80fb1e7ae89/medium/cimg1749.jpg?1493577177" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/7af6e3e4b4690a7e99b0087d0fbbdd876b6bd97a/medium/cimg1753.jpg?1493577215" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/14d352ed25c57aeff8ebc625e12e43c80f4d4d81/medium/cimg1754.jpg?1493577255" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8e68d47e45f45a3ce55cbb59145f902433cfa8f0/medium/cimg1755.jpg?1493577320" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f8dd29c5cf957deda74de7cdfafb6a44c732977c/medium/cimg1744.jpg?1493577413" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f9c695dccf5a4bfc4b34fb1e241dd3f8d24a2d6f/medium/cimg1736.jpg?1493577507" class="size_m justify_none border_" /><br> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4691178
2017-05-01T03:27:10+09:00
2017-05-01T03:27:10+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 7
<p>今回はビブラートラインボックスのコンデンサーと抵抗をすべて交換しました。コンデンサーはワックス紙のもの(大体1964年製ハモンドよりも前のものはすべてこれが使われています)が使用されていて、経年劣化します。そんな訳で今回交換することにしました。今まで修理した部分よりはるかに簡単(でもはんだ付け作業の連続ですが、今までの修理で慣れてました)でしたが、やはり数時間はかかりました。でも一番短かったのではと思います。いろいろな方法がありますが、ワイヤーごとすべて取り外すことはせず、コンデンサーと抵抗が巻き付いているワイヤーはそのままにして切断して、その切断部分から新しいものをはんだ付けという作業になりました。 </p>
<p>音はコーラスやビブラートをかけた時のスムーズさが増したような感じですが、そんなに劇的には変わりませんでした。すでにほとんどの部品を交換しているのでかなり良い音なので満足ですが、どうせなら徹底的にということで作業しました。あとは心臓部のトーンジェネレーターのコンデンサーを交換することですが、この作業は難易度がかなり高いので、ハッチの山本さんに任せようと思います。できないことはないのですが、おそらく2日ぐらいかかりそうなので、山本さんでしたら1日でできるそうです。 </p>
<p>そのあとは足鍵盤のすべてのフェルト交換とレスリーのパワーアンプの一部抵抗とコンデンサー(すでに以前交換されていますが)を交換、クロスオーバーのコンデンサーの交換という作業になります。 </p>
<p>すっといろいろとメンテしてきましたが、ここまですると音がとても良いですね。今のデジタルのハモンドオルガン(いろいろなメーカーから出てますが)と比べて、はるかに音が良いです。心地が良い音で、弾き続けたくなる感じがします。やはり、現行のデジタルは太刀打ちできないなと思います。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9abcc1e447ab251f6b42852c01c78a49b937b2e0/medium/cimg1723.jpg?1493575773" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/618f7582c6232ccf68461b1a56697d1a68533661/medium/cimg1727.jpg?1493575780" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0c3b0d9ddf8bbf24b951cd22a8e5dd427f7f7e58/medium/cimg1724.jpg?1493575773" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e8b84e0e44e1a6938b116db3f63c22953f496a97/medium/cimg1726.jpg?1493576687" class="size_m justify_none border_" /><br> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4691158
2017-05-01T02:53:20+09:00
2017-05-01T02:53:20+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 6
<p>ついに分解していろいろなパーツを修理していたハモンドオルガンが一段落しました。ACラインパネルのワイヤー接続のはんだをきれいにして配線を付け直しました。<br><br>そして修理技師の山本さんが来られて、鍵盤すべてを調節して取り付けました。その時に鍵盤のフェルトであるアップストップフェルトとダウンストップフェルトも交換しました。<br><br>まだペダルのフェルト交換やトーンジェネレーターのコンデンサーやビブラートボックスのコンデンサーの交換などがありますが、とりあえず弾ける状態になりました。やはり自分でいろいろと修理して、その楽器がうまく動くようになると大変嬉しいです。音もすでに前より良くなりました。 </p>
<p>これからは少しずつ時間を見つけてゆっくりと山本さんに修理をお願いしたり、自分で修理していきたいと思います。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/364d8669f9e4fe24744c3a3c6074160d64c5f975/medium/cimg1690.jpg?1493574353" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/106cc50223c484cadc493fe07ff8368f2decebb4/medium/cimg1694.jpg?1493574459" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/668dc2c687a90e781d23a7cddca548d94c59a74a/medium/cimg1697.jpg?1493574562" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/364fae9a93c15397c6409dad6c5ea299529af8d2/medium/cimg1696.jpg?1493574562" class="size_m justify_none border_" /><br><br> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4691095
2017-05-01T02:22:40+09:00
2017-05-01T02:22:40+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 5
<p>ハモンドオルガンの修理に力を入れてる日々が続いています。今までの自分で修理したことを修理技師であるハッチ工房の山本さんにレポートしたところ、今までここまで自分でやった人はいないらしく、素晴らしいとお褒めの言葉をもらいました。プロの方に褒めてもらうのは大変嬉しいです。モチベーション上がります。 </p>
<p>そんなわけでビブラート・コーラスの心臓部であるビブラートスキャナーの修理が完成し、なくなっていたオイル差しの皿も中古で買って付けて、オイルが伝わる糸もうまく付け直しました。その後はマッチングトランスフォーマーのケースが粉を吹いていて悪さするので、その除去掃除。その他の場所も同様に行いました。 </p>
<p>そしてできるかどうか不安だったプリアンプのコンデンサーとレジスターの交換をしました。コンデンサーはワックス紙を使用しているので経年劣化し、問題を起こします。また、ブロックコンデンサーも経年劣化するのでそれらすべて交換しました。 </p>
<p>これもかなり難易度が高かったです。ワイヤーにははんだ付けされているのですが、そのワイヤーが接合部に巻き付けてあり、その上にはんだ付けされているので、切り離すのがとても大変でした。下手に長くやると今度はワイヤー包んでいる周りのものが溶けてくるので慎重にやっていてもなかなか簡単にはいきませんでした。 </p>
<p>このパーツは奥にあり、その周りにも他のワイヤーが複雑に絡んでいる場合だなと思ったものはワイヤーを切断しワイヤーとワイヤーを接合して部品交換しました。おかげではんだ付けも慣れて上達したので自信がもてました。それにしてもこの作業も慎重に行わなければならない作業で時間もかなりかかりました。 </p>
<p>今回の作業は修理マニュアルには一切載っていないので、交換セットを買ったお店(Tonewheel General Hospital)の資料を参考にして、あとはハモンド修理技師が集まるFacebookのグループで質問したら多くの人が親切にアドバイスをくれました。本当に助かりました。ただし、電子回路で専門的なことになると勉強不足なのでわからないことがあります。回路図もしかり、その他詳しいことになるとお手上げ(こういう時は高校の数学を覚えていればなと思うことが多々あります)なのでちょっとずつ勉強しようと思います。 </p>
<p>もう少しで山本さんが来るのでオルガンが一段落弾けるところまで修理完了しそうです。楽しみです。 </p>
<p>いま友人の一人がその方のB3に問題があるようで、ちょっと困っていますが、関東に山本さん、関西方面にもう一人の方がいるぐらいで容易にすぐに直せないそうです。日本においてビンテージのハモンドを修理できる若い技師はいないので今後はどうなるかと心配になります。パーツも日本では容易に手に入らないですし、今後現行のデジタルのものに代わってしまうのでしょう。しかし残念ながらその寿命は10年から15年でパーツが手に入らなくなったり、メーカーのサポートも終わります。僕のB3は58年製なので58歳なわけですが、デジタルはそんなに長持ちはしないでしょう。ちなみに今回外した部品は当然50年以上も前のものなので、見ただけでも古さが伝わってきます。 <br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4ecf23277456d055b05e420036daec46a1438e7c/medium/14633294-10209767236473523-8604127886789506592-o.jpg?1493572541" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/43036fff789307df8f76eb02841cb3a15ae7bb26/medium/cimg1684.jpg?1493572630" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8ba8d60a6407ada934a29cf3edeea65d325869a6/medium/cimg1687.jpg?1493572699" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/7859664818505a950a9cd7b6d455cd04e888e907/medium/cimg1683.jpg?1493572628" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/10f9fd85e814d1fd1fd0ebce207055cc7fc96dd2/medium/14712604-10209767236953535-5943001197779834580-o.jpg?1493572889" class="size_m justify_none border_" /><br><br> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4690528
2017-04-30T04:34:07+09:00
2017-05-11T15:28:26+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 4
<p>前回の問題発覚直後にもう一個スキャナーをEbayで購入したので、それが届くまでの間に他のところを修理しました。<br><br>2日間かけてハモンドオルガンのドローバーのアセンブリーをすべてばらして掃除、パーカッションスイッチ掃除、ビブラートスキャナーの掃除、コントロールボックスの掃除をしました。 </p>
<p>ドローバー(1セット9本の棒を引っ張って音色を設定するもの。上鍵盤2セット、下鍵盤2セット、足鍵盤1セットがあり、全部で38本ある。)のクリーニングが大変なもので、とにかく部品一つ一つ取り付けているネジが多いです。そして、接点の先には毛よりも細いワイヤー(レジスタンスワイヤー)がついていて、これを切ってしまうと大変なことになります。以前のオーナーがおそらくグリスを注したようですが、そのグリスが固まっていてそこら中脂だらけでした。(もともとグリスは付いているのですが、接点の調子が悪くなるとスプレーなどでグリスを注入する人がいます。)これを取るのにエタノールで拭いたり擦ったりしてこの作業にも時間がかかりました。アセンブリーを外す作業、ワイヤーを外す作業、解体、掃除、組み直し、取り付けととにかく時間がかかり10時間以上かかりました。レジスタンスワイヤーのために作業を早く進めることができず、全部の作業を慎重に進めなければならないために集中力と忍耐力が必要となる作業でした。ビンテージハモンドを持っている方にアドバイスですが、絶対にドローバーにグリスを注すのはやめた方が良いです。埃を接着してしまい、中に埃が固まったものができてしまい、またグリスも固まってしまうので、後に接点不良になります。その接点不良を簡易的に直すにはDeoxitという接点復活剤ですぐ乾燥するものを使う方がいいです。それ以外はやめた方が良いと思います。それかもし、解体してクリーニングしたらグリスを注さない方が良いです。その方が何年もトラブルが起きないでしょう。 </p>
<p>パーカッション(パーカッションの効果を加えるもの)、ビブラートスイッチ(ビブラートやコーラスを加えたりするもの)、コントロールボックスのネジの締め具合の確認、掃除、接点復活剤 Deoxit D5を散布する作業は1時間もかからず簡単でした。 </p>
<p>以上の作業を行うのに丸一日と6時間ぐらい費やすことになりました。たまたま時間がある日があったので良かったですが、このドローバーの作業は2度とやりたくないですね。修理人の山本さんにも頼んでもおそらく丸一日かかったと思います。それぐらい骨の折れる作業でした。 </p>
<p>これらの作業はハモンドオルガンの修理マニュアルを見て勉強しながら行っていきました。とても丁寧に書いてあるので、その順序通りに作業すれば大体失敗すること(でも慣れてないとちょっとした失敗はあります)がなく、工具と道具とチャレンジ精神があればある程度自分でできるようになります。将来的に日本でビンテージのハモンドオルガンを修理できる人がほとんどいなくなるので、今後のビンテージのハモンドオルガンの維持を考えると今回の修理の工程は大変役に立つとおもいます。</p>
<p>さてこれからもメンテがまだまだ続きます。今回の作業で鍵盤関係はすべてコンディションがとても良い状態になったので、後はアンプや回線の修理です。これは一部山本さんにお願いする予定ですが、自分でできるところまでやろうと思います。早くこのハモンドで練習したいです。練習よりも修理に時間を費やしているこの頃で、ちょっと疑問に思いますが、自分の楽器を詳しく知るということで良しとしましょう。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4513c814dfa0a5066c78b0bcafe3a1139a6ab068/medium/dsc00301.jpg?1493493047" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/19d5dff1386858b345cafc4bce5e53ad618871e7/medium/dsc00304.jpg?1493493123" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f4a892e59431bf035171e439872933dc64305250/medium/dsc00302.jpg?1493494363" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f54d5dda6c55f14f694545d8606e21b8540a62d4/medium/dsc00308.jpg?1493493713" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/89b4a3fe2a5c2e8583fab69e3d8e3e34991b4cf2/medium/dsc00309.jpg?1493493461" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/671d46a4b94fc9da2afeab2d8a6911bca2e9ae27/medium/dsc00312.jpg?1493493445" class="size_m justify_none border_" /> <br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/1832a91537c79d68627b402d6e17a07d978b57d9/medium/dsc00313.jpg?1493493626" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/850335bd3621a41fa38e08c64acdcbe092f1677f/medium/dsc00315.jpg?1493493630" class="size_m justify_none border_" /> <br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d2503b603a88e55920cf48e32c1daca4bdb21e7b/medium/dsc00318.jpg?1493493444" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0e9d95a2d4e2af6c8f0a2982172ac8626d9c9c86/medium/dsc00317.jpg?1493493116" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/96117b0d81bfb85a44c92fb5a0f10b244464c6be/medium/dsc00319.jpg?1493493067" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/19ed3d524449ddff7ab5c3ebd7dcb42543996be4/medium/dsc00320.jpg?1493493087" class="size_m justify_none border_" /> <br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/145f308105946d0507c7c9fd9909d7e2324c097b/medium/dsc00321.jpg?1493494066" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4690491
2017-04-30T03:44:43+09:00
2017-04-30T03:44:43+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 3
<p>山本さんが来られるまで待っても良いのですが、あと2週間あったので自分でできるところはやってみようと思い実行してみました。そうでもないとハモンドの修理は覚えませんよね。<br><br>今回はハモンドオルガンのビブラート装置の修理を試みました。これはちょっと難しいのですが、アメリカで売っている修理マニュアル本を2つ(The Hammond B3 Manual For Non TechniciansとHammond B-3 Organ & Leslie 122/147 Easy Improvement and Restoration Tips for NON Technicians)やDVD(Hammond Inside)を仕入れて勉強し、ハモンド修理人が集まるフォーラムでいろいろと質問したら、丁寧にいろいろと教えてもらいました。残念ながら日本語では修理マニュアルもなく、僕の知り合いではハッチ工房の山本さん以外細部まで詳しい人はいませんので、本当に今後ビンテージハモンドを維持していくのは大変になっていくと思います。でもアメリカの修理人は親切な人が多く、プレイヤーでも直す人がたくさんいるので、情報をシェアしてくれます。 </p>
<p>さてその装置をまず開けて、いろいろなパーツを取り出して、そのパーツは油だらけなのでアルコールにつけました。以前にこのスキャナー(このパーツのことをスキャナービブラートと言います)を開けたようで、その形跡が見られました。そしてオイルが伝わっていく糸が断線していて、これを新たにつけるのはとても困難でオリジナルのようにするには不可能です。というのはリベットで留められている部分の中に糸が通じていているため、リベットを外すことはできません。外して元に戻すことは大変困難な作業で行わないことが一般です。ということで、以前Ebayで購入した互換性のあるスキャナー(Hammond M3からのパーツ)を解体して、良いパーツをつけるということでした。ですが、残念ながらこのパーツにも問題が。詳しいことは書きません(というのはとても複雑な構造なため)が、まっすぐでなければいけないピンが曲がっているということです。このピンは元のものも修理の跡が見られ、これも良くありません。ということで、パーツをクリーンにしましたが、組み立てずに仕切り直しです。この問題発覚直後にもう一個スキャナーをEbayで購入したので、それを送ってくるまで待ちそうです。物は安いのですが、送料がとても高いです。 </p>
<p>そんなわけで、この複雑な構造のスキャナーはよくわかり自分でも直せるようにはなりましたが、なかなか思う通りにはいきません。まあしょうがないですが、ハモンド修理に少し自信が持てました。今後も山本さんが来るまで自分でできるところは自分で修理するつもりです。そうしたら将来的にもこのB3を自分でも直せるようになるので、良いきっかけかもしれません。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/58b17c7cf44d210bba24d120accafaae334ef97e/medium/scanner6.jpg?1493491338" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a31776795d86bbb4ec9d4ee5629badbd89b143be/medium/scanner.jpg?1493491337" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/63c5e092e050185d1636815dade3e6f3bed164a0/medium/scanner2.jpg?1493491337" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b6870eddad692a0952c167e280a07d5ccc0bc606/medium/scanner3.jpg?1493491337" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9b314384c5bebcf014ff543a081ac51de6672632/medium/scanner5.jpg?1493491337" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/f116eb9fb07455514b73f9af377cbe5f815f171f/medium/scanner4.jpg?1493491337" class="size_m justify_none border_" /><br> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4544072
2017-04-30T03:17:49+09:00
2017-04-30T03:18:21+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 2
<p>山本さんのオルガン修理2回目です。<br><br>今回はバスバーのクリーニングと潤滑油を注しました。(バスバーはオルガンの発音の接点で各鍵盤の下に9本ある長い銅線です。これがあるから多列接点になります。非常に長く壊れやすいものなので扱いには要注意です。) </p>
<p>キーコンブを交換しました。(各鍵盤を安定させるためのもので、金属の爪のような部分の先にフェルトが精密に小さく切られたものが付いていて、それにより鍵盤と鍵盤の間が保たれています。へたってくるとグリサンドなどしたときに鍵盤が他の鍵盤と干渉し、カチカチと音がします。新品はまず手に入らず(奇跡的に最後の在庫で手に入りましたが)、通常は業者に送り調整してもらいます。残念ながら日本にはその業者はありません。良い状態の中古も手に入れることができますが、少々フェルトが減っていることはあります。大変貴重な物で高価です。) </p>
<p>山本さんの作業と同時に僕が行ったのは鍵盤をすべて取り外し、汚れ落としと布巾でクリーニングしました。鍵盤は鉄の棒のような部分にネジで2か所留めてあり、これが緩むこともあるので締めました。144本(61鍵盤+11のプリセットキーが2セット)をクリーニングするのはとても時間がかかり大変でした。鍵盤の下はとても埃だらけで、しかも小さいゴキブリの死骸まで出てきました。何が出てくるかわかりませんね。 </p>
<p>というのが今日の作業で山本さんと僕で朝10時過ぎから開始して夜の7時近くまでやっていました。あとは、鍵盤の調整発音位置調整、ビブラートスキャナーの交換・メンテナンス、プリアンプAO-28のコンデンサー交換が残っており、いずれは足鍵盤のフェルト交換・発音位置調整(これは僕が担当)、ビブラートボックスのコンデンサー交換、トーンジェネレーターのコンデンサー交換(これは賛否両論で替えない人もたくさんいます)が残っていますが、一段落着くまでにはあとまる一日かかります。 </p>
<p>とまあたくさん残っており、アメリカからの送られてくる部品到着が10日間前後になり、山本さんが次回来れるまでかなり時間が空いてしまいますので、それまでに自分で足鍵盤を終わらせる予定です。 </p>
<p>なかなか多くの手順が残っていますが、これらの作業が終わるととても良い状態になり、弾くのが楽しみです。58年前に作られたものですが、しっかり修理するとずっと使い続けられます。今の電子楽器は基盤が故障し、基盤が生産されていないと使えなくなるので、ずっと使い続けることはできません。ここがビンテージのハモンドオルガンと新しいハモンドオルガンとの大きな違いです。(音もまだ違いますが・・・)パーツなどは日本ではあまり手に入りませんが、幸いアメリカではまだ結構な数の業者が作っていたり、所持していたりするので、修理することができます。ただし、日本には修理できる人が大変少なく、高齢化しているので、この機会に自分なりに今後ある程度修理できるように勉強しようと思います。ですが、電子回路の抵抗や電荷などの公式や回路図を理解できることが望ましいので大変です。高校の数学をきっちりやっておけばよかったと後悔しています。ほとんど忘れてしまいましたので、せめて回路図ぐらいはよくわかるようになりたいものです。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a252febc28f5d886ba6433a84fd7c5fdedf24112/medium/dsc00254.jpg?1493489692" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/3da05c0a0b6de13812c3dba7c29b88d6f5f4974e/medium/dsc00249.jpg?1493489743" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/a870b0eba95a2ba992bfec6d060ecde27c0c4097/medium/dsc00248.jpg?1493489726" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e7d151518716dc6fdc5438b496626978cecb7b7e/medium/cimg1790.jpg?1493489687" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8fd9eabf188350fa7a308c6429333289568b9bff/medium/dsc00256.jpg?1493489739" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/19675a3d64562f7b1c2774cf2a1db9a7ac6c97c7/medium/dsc00252.jpg?1493489728" class="size_m justify_none border_" /><br> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4544070
2017-04-30T03:01:26+09:00
2017-04-30T03:01:26+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの修理 1
<p>ハモンドリペアマンであるハッチサウンド工房の山本さんがオルガンを修理に来られました。最初はまず一通りチェックして問題個所を探していきました。過去に何回か修理された形跡があり、おそらくその修理した人(ローカルのアメリカ人修理人と推測)は仕事が雑なようで、ワイヤーのはんだ付けが良くなく、その他いろいろと問題がありました。それらを少しずつ修正しつつ、また修理しなければならないものを修理するといった作業でした。まだまだ修理する箇所があるので、おそらくあと2回は来てもらうことになるのですが、それまでにパーツをそろえなくてはなりません。残念ながら、ビンテージのハモンドオルガンのパーツはあまり日本では出回ってないので、アメリカの業者やEbayなどから購入するしか方法はありません。なので、少し時間がかかります。 </p>
<p>山本さんの作業を見て、いろいろと質問して教えてもらいました。また自分でも足鍵盤のクリーニングを行いました。とにかくこの足鍵盤は汚くて、傷はもちろん、靴のゴム跡がたくさん残っていて除去するのにとても大変でした。また凹みにも汚れが入り込んでいたり、本体やスピーカーと比べると一番汚れていた感じでした。本体やスピーカーと同様にHoward Restore Finishを使い、スチールウールで擦り、乾く前に布巾で拭き取るという作業を行いました。かなりの古いものなのでできるだけクリーニングしましたが大変でした。大分良くなったので満足ですが、外観を綺麗にするのも大変ですね。<br><br>山本さんは下鍵盤のバスバー(ハモンドオルガンの発音する接点で9本鍵盤の下に長いパラジウムの線があります。時代によって質や形状などが違います。)を取り出してクリーニングする作業を行いました。上鍵盤も行う予定でしたが、どうやら初期型は上鍵盤とトーンジェネレーター(ハモンドオルガンの音を作っている機器)とのワイヤーが短いため、それを全部はんだで取り外さなければならないということで、時間がなく下鍵盤だけで終了しました。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/259a8521d712cc46acd2ccb46f61a06b5f5f89f6/medium/dsc00239.jpg?1493488657" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4704b5cf3d93bc5344fade3090d9e8d866f60135/medium/14525157-10209544231298533-710359769972891604-o.jpg?1493488754" class="size_m justify_none border_" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8b64b630281ebde9927daafd422b546d3dbc5059/medium/14566457-10209544232738569-2175781895801798552-o.jpg?1493488754" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/1477e55d3267d1bab3099812b7a95a4b49c851c8/medium/14525113-10209544235218631-4538917043504386632-o.jpg?1493488753" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4690447
2017-04-30T02:45:22+09:00
2017-04-30T02:47:11+09:00
Hub浅草のライブ (3月22日)
<p>Hub浅草のライブにお越し下さいました沢山のお客様や友人の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。大変盛り上がったライブとなり3ステージもあっという間に終わりました。皆様のおかげです。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4d1121beb6fbb042769c7eab2ae69f689950ac4e/medium/hub.jpg?1493487895" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0b4d5dffc95f88331ed7479be3b7b51db0d12289/medium/hub2.jpg?1493488001" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4690445
2017-04-30T02:41:35+09:00
2017-04-30T02:43:15+09:00
岐阜から静岡ショートツアー (3月17から19日)
いつものごとくツアーは車で行きます。マイ枕も持って準備万端です。(笑)<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d795f03d2bae1658b2da942b1de6494d588cbc11/medium/file.jpg?1493487336" class="size_m justify_none border_" /><br> <p>初日は岐阜高山の茶房 蔵茂での演奏でした。横浜から直に現場入りでしたが、セッティングして皆さんと合流。ジェイさんとは初めてで、ハルはこの曲知っているか、ジェイはこの曲知っているかという風になんだかリハではなくいろんな曲を弾き始めて、全く終わらずに開場時間。シカゴで活動してた時を思い出しました。そして、本番5分前に曲を決め、演奏スタート。長距離ドライブの疲れも全く感じない大変楽しいライブとなりました。来て下さった皆様、関係者の方々に感謝です。ありがとうございました。 </p>
<p>ちなみに 松本市から高山市は一般道で走るのですが、景色が素晴らしかったです。雪もかなりの量が残っている地域もありましたが、80kmの運転もあっという間でした。おすすめですよ。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/da0f019c3cd2d73dddc0877671c72cd85ba829a4/medium/2.jpg?1493487428" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/1ead133858659a00b73067c3d2cfa87c80cef922/medium/3.jpg?1493487462" class="size_m justify_none border_" /><br> </p>
<p>3日間のショートツアー(高山・岐阜・袋井)で演奏して、最終日のライブの後に帰ってきました。毎回ジェイさんと「この曲知っている?あー、知っている、これは?おー、知っている、いいね。じゃあ、これは?」という会話や音楽話でコントロール不能になり、あまりリハにならずに本番。本番はその場で曲決めたり、どうなるかお互いの音を聞いて演奏していくという感じで、アメリカで活動していた時を思い出しました。あっという間の楽しい3日間でした。また、新たな出会いもあり大変感謝しております。 <br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/ce86c10863e5229abd714e931608c150b0832e7b/medium/4.jpg?1493487593" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5deaa6f9a6c1a33ff121655b74059d17636756ed/medium/6.jpg?1493487632" class="size_m justify_none border_" /></p>
<p>PS. 岐阜に行ったら必ず食べる岐阜タンメンを堪能しました。深夜でも1時間待ちという感じです。関東にも出店してくれないかなと願ってます。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/e4cd3f345355a7ce52b83a912fc95734aa176407/medium/img-20170319-005131.jpg?1493487665" class="size_m justify_none border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4627612
2017-03-13T23:31:13+09:00
2017-03-13T23:32:23+09:00
第二回ジャズ・音楽理論講座 白楽Bluesetteにて (2月25日)
今回の第二回は第一回に比べ、さらに多くの受講者の方々に参加下さいました。今回はあまり音楽の理論書や参考書などに明確に書いていないマイナースケール、マイナーのダイアトニックコード、そしてリーディングトーンについての説明をしました。熱心な受講生の方々に多くの質問があり、講義が充実したものとなりました。私は質問が好きで、それによって参加者全員が理解してもらえれば幸いと思っています。<br><br>今思えば、アメリカの大学に通っていた時にはジャズの教示法というクラスを必須で取らなければいけませんでしたが、このクラスのおかげで教える時に大変役に立っていると思います。どういうクラスだったかというと、実際にどのように生徒に教えるかということを目的としたクラスで、クラス内でのプレゼンテーションや実際に大学生を前に講義を行ったりするクラスでした。その影響もあり、今では大学の講義もその他の場所の講座なども完全にアメリカ式だと思います。<br><br>次回である3月25日は第三回特別編としましてジャズ講座を予定しております。ジャズのリズムについて詳しく説明し、それをどのように実際の演奏に生かしていくかということを説明する予定です。実際にプロにもあまり知られていない、また本などにも書いていない内容が盛りだくさんだと思います。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/95c06be24e7b015761b6a0145cf4e41b89b9e6ef/medium/16776278-1254118381346322-1613826934-o.jpg?1489415343" class="size_m justify_none border_" />
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4607421
2017-02-27T03:54:38+09:00
2017-02-27T03:54:38+09:00
Living Room Cafe & Dining のライブ (2月20日)
<p>Living Room Cafe & Dining のライブにお越し下さいました友人やお客様の方々に感謝しております。ありがとうございました。おなじみのギターの小暮哲也さんとのデュオでした。なかなか機材を搬入するのが大変な場所なのですが、今回はいつも使っている2段鍵盤のハモンドSK2をソフトケースで背負って、近くの駐車場から持ってきました。足鍵盤は持参せずに、サステインペダルで足鍵盤の1音を割り当て、左手ベースにアクセントをつけていました。とても便利な機能で助かってます。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0b04dafa8bfe5c729ee9df42173d2b665613a296/medium/16832987-1190212561098344-1603505243-o.jpg?1488135254" class="size_m justify_center border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4607402
2017-02-27T03:20:51+09:00
2017-02-27T03:20:51+09:00
横浜BarBarBarのライブ (2月16日)
<p>横浜BarBarBarにお越し下さいました友人やお客様の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。今回はボーカルの沖野ゆみさんとは初共演でした。そしてギターの関根彰良君とドラムの小泉高之さんといつものトリオというメンバーでした。あっという間に終わった3回ステージのライブでした。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/32e7b76cf40b0d47c94b450405a3f9d3822f20de/medium/16707327-10210875620582433-4347791616832909074-o.jpg?1488133175" class="size_m justify_center border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4607389
2017-02-27T03:11:01+09:00
2018-01-05T03:28:08+09:00
ジャズ冬合宿 & 名古屋・四日市ライブ (2月9~14日)
<p>毎年2回長野県木曽郡木曽町のペンションアルパインで夏と冬に行われるジャズ合宿に講師として参加してきました。標高1200mほどあるところで、自然の中にあるペンションで熱心な参加者がたくさん集まります。気圧の変化を感じますが、空気がきれいで、アルパインの食事はとにかく美味しいです。そんな素晴らしい環境で今回も充実した数日間となりました。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/fe4cebf4808e2afe98515540f05fb11f4494fe60/medium/cimg1831.jpg?1488131485" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/11f417279b35d77b8f15102d23dd10f2c5074773/medium/cimg1832.jpg?1488131529" class="size_m justify_none border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/9b7b2f863436f32c349751aff25c7f57d1a562cc/medium/cimg1833.jpg?1488131594" class="size_m justify_none border_" /><br>そしてその合宿の前後に名古屋Star Eyesと四日市のVee Jayで演奏してきました。お世話になっているサックスの小濱安浩さんのバンドで3日間ライブでした。久々に会う知人や友人の方々も来てくださいました。ライブの後はラーメン屋に行き食事でした。名古屋では岐阜タンメン、四日市ではトマトラーメンを堪能してきました。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/cc6cb502d29a9df1f487b77f0b696729531c95ed/medium/cimg1830.jpg?1488132216" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/35443ec8a116e5dea67ac62439590d6c31fa5780/medium/cimg1834.jpg?1488132267" class="size_m justify_none border_none" alt="" /><br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8ecb06f6b7004ce34318ae4c4c09bc8d59584002/medium/img-20170210-000254.jpg?1488132414" class="size_m justify_none border_" /> <img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/963d2213e1caedb302e9fe5ac5f1d2103c181ed9/medium/img-20170215-013907.jpg?1488132639" class="size_m justify_none border_" /> </p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4575163
2017-02-04T02:20:02+09:00
2017-02-04T02:33:12+09:00
ギターの小暮さんのバースデーライブ (2月3日)
<p>今日は小暮さんのバースデーライブにお邪魔しました。小暮哲也さん(ギター)・山田貴子さん(ピアノ)・小美濃悠太さん(ベース)・長谷川ガクさん(ドラム)のメンバーで、僕はオルガンでゲストで参加しました。とても素晴らしい演奏で参加していない時も楽しく聞いていました。木更津ビューホテルからの夜景も素晴らしく、小暮さんの友人や知人、メンバーの方々の皆さんはとても温かく、楽しいひと時を過ごしました。いろいろとありがとうございました。小暮さん誕生日おめでとうございます。 </p>
<p>そして、〆は木更津で家系ラーメン。ミュージシャンですね。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/63118869c51462f7c7f145334f56c7dbd0e2037b/medium/birthday-live.jpg?1486142301" class="size_m justify_left border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b882201aa4d2da3a1375f532710ed1a2e7275e06/medium/birthday-3.jpg?1486142357" class="size_m justify_left border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/1faa94d2ac7b6ad7742a4a727887c6000a564603/medium/img-20170203-190704.jpg?1486142860" class="size_m justify_left border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4568171
2017-01-30T01:43:51+09:00
2018-01-05T03:31:37+09:00
友人とオルガンミーティング
<p>オルガニストの友人である山口敬文さんのお宅に行き彼の整備された72年製ハモンドB3とレスリー122の横に僕の自宅にある58年製のハモンドB3に限りなく近い音に設定したハモンドスズキのSK1(いつもはSK2ですが今日は軽い方を持参)を置き、ノードC2Dやハモンドスズキのレスリー2103やその他いろいろなアンプを組み合わせてどこまで音が遜色なく設定できるか二人で試してみました。 </p>
<p>僕の設定したハモンドスズキのSK1とレスリー2103とSPA-150RLやベースアンプの組み合わせなどでほぼ個体差の違いというぐらいまで音が近くなるまで設定できました。 </p>
<p>ビンテージハモンドは個体差によって音が違い、その要因は造られた年代と中身のコンデンサーや抵抗の質や種類によるものです。またレスリースピーカーのタイプによっても音が違います。またどれだけ整備されているかによっても音が違います。残念ながら整備されていない可哀想なビンテージハモンドはあまり良い音ではないことも多々あります。 </p>
<p>ということで音的にはメンテナンスされたビンテージと遜色ないぐらいまで調節することができたので、その組み合わせを今後ライブで使っていこうと思います。運ぶ点数が増えましたが、一人で運ぶこともできますし、自宅にある整備された大切なB3とレスリー122を運ぶより遥かに楽なので、楽しみです。 <br><br>マニアックなオルガンミーティングでした。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/14dc59b48215adec861b073cc1fc16aa2150b86b/medium/file.jpg?1485708141" class="size_m justify_left border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/0dd41a067a90e28b10b7786417e548b3cd5f2d92/medium/file.jpg?1485708202" class="size_m justify_left border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4568169
2017-01-30T01:33:09+09:00
2017-06-15T02:11:30+09:00
第一回ジャズ・音楽理論講座 白楽Bluesetteにて (1月28日)
<p>地元白楽のジャズクラブであるBluesetteにて新たな試みでジャズ・音楽理論講座を始めました。いろいろな方々の要望や自分が何かジャズシーンや地元に協力できないかということで今年から始まった企画です。幸い多くの受講者の方々に来て頂き、満足された様子で嬉しく思います。 </p>
<p>資料を配布し、五線譜ボードを使い、実際にピアノを使い音を確かめながらという理論と実際のサウンドを聞くという感じで進行しました。なかなか理論を教えるというのは大変なのですが、実際に音を聞き、それがどうサウンドと関係しているのかなどを聞きながら確かめていくとより理解しやすいかと思います。 </p>
<p>好評という事もあり今後もこの新企画を毎月進めていくと思います。次回2月25日(土)14:00からは前回の復習、マイナーのダイアトニックコード、曲の分析、コードに対してのスケールの導き方を予定しております。 また理論は続く予定ですが、3か月に1度は講座番外編として、ジャズのリズム(典型的なリズムパターンを学び、それをメロディーや伴奏に活かす方法)、初歩アドリブ講座、バリーハリス直伝ビバップ講座なども時折行おうか考えております。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/914ce4526cef3b7fb5613fa7ad4a3319c6adef1f/medium/bluesette.jpg?1485707415" class="size_m justify_left border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/1e5ddbaf33dbdd29fbf0311b4b118898ec5bd76d/medium/img-20170128-230711.jpg?1485707507" class="size_m justify_left border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4567496
2017-01-29T01:40:31+09:00
2017-03-13T23:42:56+09:00
野毛Junkのライブ (1月26日)
<p>野毛Junkのライブにお越し下さいました友人やお客様の方々に感謝です。ありがとうございました。いつものメンバーであるギターの関根彰良君、ドラムの小泉高之さんのトリオで、ジャズ・ブルース・ソウル・ファンクなどの曲であっという間の2セット演奏でした。 <br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/5800ff62239cace935e3069a1e1bf323c1ea6aab/medium/junk.jpg?1485621367" class="size_m justify_center border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4542327
2017-01-09T16:20:53+09:00
2017-03-13T23:42:24+09:00
Living Room Cafe & Dining のライブ (1月7日)
<p>Living Room Cafe & Dining のライブにお越し下さいました友人やお客様の方々に感謝しております。ありがとうございました。去年に出会い、意気投合したギターの小暮哲也さんとのデュオでした。音楽の方向性はグラントグリーンがオルガニストと録音したものをトリビュートした感じで、今年もこのプロジェクトを進めていきたいと思っています。これから楽しみです。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8f5e1e245c95ec32e5f561b6a6532fe8c88b2d73/medium/15966557-1223462721079095-161484889-o.jpg?1483946121" class="size_m justify_center border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4538354
2017-01-06T02:45:22+09:00
2017-03-13T23:41:57+09:00
吉祥寺サムタイムのライブ (2017年1月5日)
<p>今日の吉祥寺サムタイムのライブにお越し下さいました友人やお客様の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。今年初のライブで、いつものメンバーであるギターの関根彰良君、ドラムの小泉高之さんのトリオで、あっという間に2セットとも終わってしまいました。楽しい一時で、まるで新年会のようでした。本年もどうぞよろしくお願い致します。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/fa3da8ece4d7d1ceceeff6fde921382e14dd1b71/medium/dsc00371.jpg?1483637522" class="size_m justify_center border_" /></p>
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4536443
2017-01-04T19:15:47+09:00
2017-03-13T23:41:22+09:00
ハモンドオルガンとレスリーの外観の修理
運送業者からハモンドオルガンとレスリーが運ばれてきました。全く修理に知識がなかったので、ハッチ工房の山本さんに修理の予約をしたのですが、来られるまでしばらく時間があったので外観を自分で修理することにしました。<br><br>アメリカのハモンドオルガンを修理する業者や技師はまだたくさんいますが、その人達の間で評判の良いHoward Restore-A-Finishを使い、磨き上げるということを聞きました。もちろん、欠けた部分や完全に外観を修復するには、中身のパーツすべてを取り外し、業者に頼んだりするのですが、そこまでするには膨大な時間とコストがかかってしまうので、自分でできるだけの範囲で修理しようと思いました。さすがに業者に頼むと新品のような状態にはなりますが、ビンテージのハモンドオルガンは新品では手に入るものでもないので、傷などが目立たなくなれば良いなと思いました。<br><br>さて、このHoward Restore-A-Finishとスチールウールを使い全体を擦り、乾く前に布巾で拭き取ります。ちなみに、アメリカから輸入もできますが、日本でも数店舗扱っているところがありますので、そちらからも購入できます。アメリカから輸入すると送料で高くついてしまうようなので、日本で購入しました。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/23e651bf1d0e03287919c55d1136d7bc696ffa2b/medium/cimg1806.jpg?1483523543" class="size_m justify_center border_none" alt="" /><br>まずは、修理前はこんな感じでした。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/223311c82e1b95271449e45ac8c9eeec8e40fd8a/medium/14352033-10209453988442518-8494066958504071563-o.jpg?1483523740" class="size_m justify_left border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/52b7dbe888762264995506e93e1fa506b2f623bf/medium/14362607-10209453989562546-1837616498754348354-o.jpg?1483523802" class="size_m justify_center border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/1d4bacc2944e784abdd83ea678572797754e68bb/medium/14434818-10209519177192196-6662785754745125015-o.jpg?1483523804" class="size_m justify_left border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/6315503769e921a02642bc6d92d400aa3c80138b/medium/14524524-10209519161591806-6772734573618656590-o.jpg?1483523805" class="size_m justify_center border_" /><br>オルガンを数時間、またレスリーを数時間かけて磨いて拭き取りをするとこうなります。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4ac21d7101d3e9b5fb512e3ed9d0d20531879bd0/medium/14409864-10209453991362591-3233156632963376046-o.jpg?1483523802" class="size_m justify_left border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/7a0e4f2e57abe8c34c1f78cdb3ba78d4e0b5ead9/medium/14352157-10209453990602572-7089859876528554459-o.jpg?1483523799" class="size_m justify_center border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/211aa2a671866264b0e9edf800cdc5a7e2eb0ab1/medium/14424756-10209519179392251-4311585343378156844-o.jpg?1483523803" class="size_m justify_left border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d28e543c482e4a3a4f782e4f1c53b6582fa7c28f/medium/14480736-10209519164551880-3237446829799059514-o.jpg?1483523805" class="size_m justify_center border_" /><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>大分良くなったと思います。傷もあまり目立たなくなり、かなり満足する結果が得られました。これ以上は業者に任せるしかありませんでしたが、これだけでも一人で行うと5時間ぐらいはかかります。(丁寧にやったので、それ以上かかりました。)<br><br>ということで、もし外観が傷だらけでしたら、かなりこれで修復できると思います。最終的に全部メンテナンスを終えて、もう一度行いましたが、その時はもっと良くなりました。ちなみに、色はたくさんあるので、なかなか近い色を購入するのに苦労するかと思いますが、大体オーク、ダークオーク、マホガニーなどが近いと思います。僕の場合は最初はオーク色で行いましたが、仕上げにはマホガニーで行いました。ちなみに、最終的にはこんな感じになりました。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/58b8d7a933a0534fa38fd452d0b2257de7737f43/medium/cimg1793.jpg?1483524634" class="size_m justify_left border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/c8eb8fe13002d6bea7eebddc1b84d337a23d6d3e/medium/cimg1794.jpg?1483537848" class="size_m justify_center border_" />
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4536364
2017-01-04T17:21:20+09:00
2017-03-13T23:40:51+09:00
ハモンドオルガン・レスリーを譲り受ける
2016年の9月ぐらいに1958年製のハモンドB3とレスリー122(これは60年代後半製)を譲り受けました。以前は、1961年製のハモンドA-102(中身はB3と同じで、しかもリバーブとスピーカー付き)とレスリー45があったのですが、数年前に家が火事になってしまって手放すことになってしまいました。45は幸いにも火事の消火の際の水をほとんどかぶらなかったため、手放しませんでした。<br><br>突然のこのB3とレスリーに出会った訳ですが、実はこのオルガンは改造された跡がかなりあり、また周りのキャビネットの状態もかなり傷などがありました。ビブラートスキャナーとプリアンプの調子が悪く、コーラスとビブラート(C/V)をかけた時には音が歪んでいました。そして、ランモーターにつながっている油が伝わる糸とその油を注す部分が完全に欠損している状態でした。もちろん、鍵盤の汚れ、折れて修復された鍵盤、その他、いろいろな問題がありました。<br><br>なんだかこのB3を初めて見た時は救ってほしいと語りかけているような気がしました。10年近く使用されていないとのことだったのでした。<br><br>修理にかかる費用や交換や欠損しているパーツが多かったので、いろいろと考えましたが、これも何かの縁だと思い、譲り受けることにしました。そして、これからこのB3とレスリーをいろいろと修理することになり、完全にメンテナンスすることになりました。その経緯をこれから書いていきます。<br><br><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8f938c75ea944eee415f79831f7eaf3baeea6697/medium/img-20160903-164303.jpg?1483517153" class="size_m justify_left border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/d7d4fa8c6c269bcb8cc0bb4acb49cf286f30e7ba/medium/img-20160903-164324.jpg?1483517180" class="size_m justify_center border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/b13090a1a5213ea6a2408963f46280f54decb25c/medium/img-20160903-164244.jpg?1483517274" class="size_m justify_left border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/4527843be1269554157ca0531c8a185605a1e52c/medium/cimg1653.jpg?1483517950" class="size_m justify_center border_" /><img src="//d10j3mvrs1suex.cloudfront.net/u/94770/8412217d57ee1b497ad3388429a666567ceaccf7/medium/cimg1654.jpg?1483518016" class="size_m justify_center border_" />
土田晴信 Hal Tsuchida
tag:haltsuchida.com,2005:Post/4536309
2017-01-04T16:25:28+09:00
2017-03-13T23:40:17+09:00
ブログ開始
2017年からブログを開始することに致しました。<br><br>音楽・ライブ・ハモンドオルガン・その他いろいろな事について書いていこうと思います。よろしくお願い致します。
土田晴信 Hal Tsuchida