ジャズ冬合宿 & 名古屋・四日市ライブ (2月9~14日)

毎年2回長野県木曽郡木曽町のペンションアルパインで夏と冬に行われるジャズ合宿に講師として参加してきました。標高1200mほどあるところで、自然の中にあるペンションで熱心な参加者がたくさん集まります。気圧の変化を感じますが、空気がきれいで、アルパインの食事はとにかく美味しいです。そんな素晴らしい環境で今回も充実した数日間となりました。

 
そしてその合宿の前後に名古屋Star Eyesと四日市のVee Jayで演奏してきました。お世話になっているサックスの小濱安浩さんのバンドで3日間ライブでした。久々に会う知人や友人の方々も来てくださいました。ライブの後はラーメン屋に行き食事でした。名古屋では岐阜タンメン、四日市ではトマトラーメンを堪能してきました。

 

   

ギターの小暮さんのバースデーライブ (2月3日)

今日は小暮さんのバースデーライブにお邪魔しました。小暮哲也さん(ギター)・山田貴子さん(ピアノ)・小美濃悠太さん(ベース)・長谷川ガクさん(ドラム)のメンバーで、僕はオルガンでゲストで参加しました。とても素晴らしい演奏で参加していない時も楽しく聞いていました。木更津ビューホテルからの夜景も素晴らしく、小暮さんの友人や知人、メンバーの方々の皆さんはとても温かく、楽しいひと時を過ごしました。いろいろとありがとうございました。小暮さん誕生日おめでとうございます。 

そして、〆は木更津で家系ラーメン。ミュージシャンですね。

友人とオルガンミーティング

オルガニストの友人である山口敬文さんのお宅に行き彼の整備された72年製ハモンドB3とレスリー122の横に僕の自宅にある58年製のハモンドB3に限りなく近い音に設定したハモンドスズキのSK1(いつもはSK2ですが今日は軽い方を持参)を置き、ノードC2Dやハモンドスズキのレスリー2103やその他いろいろなアンプを組み合わせてどこまで音が遜色なく設定できるか二人で試してみました。 

僕の設定したハモンドスズキのSK1とレスリー2103とSPA-150RLやベースアンプの組み合わせなどでほぼ個体差の違いというぐらいまで音が近くなるまで設定できました。 

ビンテージハモンドは個体差によって音が違い、その要因は造られた年代と中身のコンデンサーや抵抗の質や種類によるものです。またレスリースピーカーのタイプによっても音が違います。またどれだけ整備されているかによっても音が違います。残念ながら整備されていない可哀想なビンテージハモンドはあまり良い音ではないことも多々あります。 

ということで音的にはメンテナンスされたビンテージと遜色ないぐらいまで調節することができたので、その組み合わせを今後ライブで使っていこうと思います。運ぶ点数が増えましたが、一人で運ぶこともできますし、自宅にある整備された大切なB3とレスリー122を運ぶより遥かに楽なので、楽しみです。 

マニアックなオルガンミーティングでした。

第一回ジャズ・音楽理論講座 白楽Bluesetteにて (1月28日)

地元白楽のジャズクラブであるBluesetteにて新たな試みでジャズ・音楽理論講座を始めました。いろいろな方々の要望や自分が何かジャズシーンや地元に協力できないかということで今年から始まった企画です。幸い多くの受講者の方々に来て頂き、満足された様子で嬉しく思います。 

資料を配布し、五線譜ボードを使い、実際にピアノを使い音を確かめながらという理論と実際のサウンドを聞くという感じで進行しました。なかなか理論を教えるというのは大変なのですが、実際に音を聞き、それがどうサウンドと関係しているのかなどを聞きながら確かめていくとより理解しやすいかと思います。 

好評という事もあり今後もこの新企画を毎月進めていくと思います。次回2月25日(土)14:00からは前回の復習、マイナーのダイアトニックコード、曲の分析、コードに対してのスケールの導き方を予定しております。 また理論は続く予定ですが、3か月に1度は講座番外編として、ジャズのリズム(典型的なリズムパターンを学び、それをメロディーや伴奏に活かす方法)、初歩アドリブ講座、バリーハリス直伝ビバップ講座なども時折行おうか考えております。

野毛Junkのライブ (1月26日)

野毛Junkのライブにお越し下さいました友人やお客様の方々に感謝です。ありがとうございました。いつものメンバーであるギターの関根彰良君、ドラムの小泉高之さんのトリオで、ジャズ・ブルース・ソウル・ファンクなどの曲であっという間の2セット演奏でした。 

Living Room Cafe & Dining のライブ (1月7日)

Living Room Cafe & Dining のライブにお越し下さいました友人やお客様の方々に感謝しております。ありがとうございました。去年に出会い、意気投合したギターの小暮哲也さんとのデュオでした。音楽の方向性はグラントグリーンがオルガニストと録音したものをトリビュートした感じで、今年もこのプロジェクトを進めていきたいと思っています。これから楽しみです。

吉祥寺サムタイムのライブ (2017年1月5日)

今日の吉祥寺サムタイムのライブにお越し下さいました友人やお客様の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。今年初のライブで、いつものメンバーであるギターの関根彰良君、ドラムの小泉高之さんのトリオで、あっという間に2セットとも終わってしまいました。楽しい一時で、まるで新年会のようでした。本年もどうぞよろしくお願い致します。

ハモンドオルガンとレスリーの外観の修理

運送業者からハモンドオルガンとレスリーが運ばれてきました。全く修理に知識がなかったので、ハッチ工房の山本さんに修理の予約をしたのですが、来られるまでしばらく時間があったので外観を自分で修理することにしました。

アメリカのハモンドオルガンを修理する業者や技師はまだたくさんいますが、その人達の間で評判の良いHoward Restore-A-Finishを使い、磨き上げるということを聞きました。もちろん、欠けた部分や完全に外観を修復するには、中身のパーツすべてを取り外し、業者に頼んだりするのですが、そこまでするには膨大な時間とコストがかかってしまうので、自分でできるだけの範囲で修理しようと思いました。さすがに業者に頼むと新品のような状態にはなりますが、ビンテージのハモンドオルガンは新品では手に入るものでもないので、傷などが目立たなくなれば良いなと思いました。

さて、このHoward Restore-A-Finishとスチールウールを使い全体を擦り、乾く前に布巾で拭き取ります。ちなみに、アメリカから輸入もできますが、日本でも数店舗扱っているところがありますので、そちらからも購入できます。アメリカから輸入すると送料で高くついてしまうようなので、日本で購入しました。


まずは、修理前はこんな感じでした。


オルガンを数時間、またレスリーを数時間かけて磨いて拭き取りをするとこうなります。















大分良くなったと思います。傷もあまり目立たなくなり、かなり満足する結果が得られました。これ以上は業者に任せるしかありませんでしたが、これだけでも一人で行うと5時間ぐらいはかかります。(丁寧にやったので、それ以上かかりました。)

ということで、もし外観が傷だらけでしたら、かなりこれで修復できると思います。最終的に全部メンテナンスを終えて、もう一度行いましたが、その時はもっと良くなりました。ちなみに、色はたくさんあるので、なかなか近い色を購入するのに苦労するかと思いますが、大体オーク、ダークオーク、マホガニーなどが近いと思います。僕の場合は最初はオーク色で行いましたが、仕上げにはマホガニーで行いました。ちなみに、最終的にはこんな感じになりました。

ハモンドオルガン・レスリーを譲り受ける

2016年の9月ぐらいに1958年製のハモンドB3とレスリー122(これは60年代後半製)を譲り受けました。以前は、1961年製のハモンドA-102(中身はB3と同じで、しかもリバーブとスピーカー付き)とレスリー45があったのですが、数年前に家が火事になってしまって手放すことになってしまいました。45は幸いにも火事の消火の際の水をほとんどかぶらなかったため、手放しませんでした。

突然のこのB3とレスリーに出会った訳ですが、実はこのオルガンは改造された跡がかなりあり、また周りのキャビネットの状態もかなり傷などがありました。ビブラートスキャナーとプリアンプの調子が悪く、コーラスとビブラート(C/V)をかけた時には音が歪んでいました。そして、ランモーターにつながっている油が伝わる糸とその油を注す部分が完全に欠損している状態でした。もちろん、鍵盤の汚れ、折れて修復された鍵盤、その他、いろいろな問題がありました。

なんだかこのB3を初めて見た時は救ってほしいと語りかけているような気がしました。10年近く使用されていないとのことだったのでした。

修理にかかる費用や交換や欠損しているパーツが多かったので、いろいろと考えましたが、これも何かの縁だと思い、譲り受けることにしました。そして、これからこのB3とレスリーをいろいろと修理することになり、完全にメンテナンスすることになりました。その経緯をこれから書いていきます。

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ブログ開始

2017年からブログを開始することに致しました。

音楽・ライブ・ハモンドオルガン・その他いろいろな事について書いていこうと思います。よろしくお願い致します。