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Hammond A100のレストア 2 

やはり50年以上経って細部までメンテしてないとこうなります。掃除機で掃除したところとそうでないところの違いがわかるでしょうか? 

この爪の先にフェルトが付いていますが、この部品をキーコンブと言います。鍵盤をグリサンドしてカチカチと鳴るオルガンはこのキーコンブがへたっています。応急措置としてこのフェルト周りや鍵盤に薄い布のようなものをつけますが、数が多いと大変です。ということで、交換した方がいいのですが、実はもうこのパーツは新品で手に入らない部品の一つです。状態の良い中古手に入れるか、どこかにまだあるかもしれない新品部品を幸運にも手に入れるか、もしく状態のよいM3などのスピネットから移植するしかないです。あと一つある手段はアメリカに一社このフェルトを張り替えてくれる業者がいますが、時間とコスト、手間がかなりかかります。 

幸いこのA100は汚いですが、あまり弾かれなかったようで、このキーコンブの状態はとても良いです。なので爪の下にあるフェルトを掃除して裏返しに装着すればまだまだ新品のような感覚になります。 

それとコントロールパネルを開けて掃除と接点に接点復活剤のDeoxitの散布。コントロールパネルのカバーは塗装をしました。これによってショートの原因になるハモンドヘアーと呼ばれるウィスカーが発生しなくなります。

 

 

 

Hammond A100のレストア 1 

どうやらうちにやってくるビンテージハモンドは何か問題があって、どこかしらいろいろと修理の必要があるみたいです。どうしてでしょうか。もっと勉強していろいろ直しなさいと言っているでしょうか。本当はもっと楽に修理したいのです。今回は前回のB3と違う箇所を修理することになってます。

まずは周波数変換器取り付け。Trek IIのものは大きすぎてうまく収まらないので違うものであるKeyboard Partner製の周波数変換器を取り付けました。これはモーターの回転を60Hzにするためだけなので取り付けはTrek IIに比べとても簡単です。そしてトーンジェネレーターからのワイヤーが3本切れていたのではんだ付けしました。一通りの外装の清掃とレストア。中を調べると大きな亀裂があったのでボンドとパテの流し込みで修理。まだまだ続きますがとりあえず1日でいろいろやりました。 

やっぱり55年経っている楽器だからオーバーホールはしょうがないです。 

 

 

Hammond A100が届く 

大雨の日に63年初期製のA100がカナダから届きました。およそ1ヶ月ぐらいかかったでしょうか。Ebayで価格交渉して購入し、木枠業者で梱包してもらい、ヤマトの船便で横浜港まで運んでもらい、ピアノ運送会社に自宅まで届けてもらいました。木枠のため雨に濡れないように屋根付きの駐車場で木枠を外し、そこから家に運び込みました。工具一式揃っているので電動ドリルで木枠解体手伝いました。さすがに運び込むのは業者さんの方が慣れています。 

まあやはりオークションの写真と違いますね。だいたい写真の方が綺麗に見えます。実際は結構外観に傷があります。でもある程度まで綺麗に修復できそうです。ホコリだらけなのでまずは掃除からしないとなりません。 

これから少しずつ時間を見つけてこのA100を徹底的にレストアします。前回58年製のB3をレストアしたので問題はありませんが、リバーブアンプと内蔵アンプもあるので修理する点数は多いです。ざっと見た感じはほぼ全て、内蔵スピーカーの1つ以外は手がつけられていないオリジナルな状態のようです。 

時間はかかりますがこれをレストアしたらどんな音になるか楽しみです。自分で整備するといっそう愛着が湧きます。これから最高の状態になるようにレストアをしていきたいと思います。

PS. 英語で交渉、海外と日本国内の運搬業者手配、自分で修理できる人は輸入はいいと思いますが、そうでなければ日本の販売店の方がいいかもしれません。

 

Leslie 45のレストア 

ようやくLeslie 45 スピーカーのレストア終了しました。修理前後の写真も加え説明したいと思います。今回取り寄せたパーツで交換したものは、 

パワーアンプのブロックコンデンサー、コンデンサー、抵抗、ダイオード、ボリューム抵抗(これは交換せず) 、リレー (回転切り替えに必要)

 

*ブレーキ回路はファーストに切り替えたときに直流電流を流してしまうのでモーターに良くないということで除去しました。

6550、OC3、12AU7の真空管

マウントゴム

クロスオーバーコンデンサー(Trek II) 

 

ロワーローターのマウントのゴム

モーターのマウントのゴム

ベアリングのゴム

スピンドルのゴムワッシャーとマウントゴム

ロワーローターのベアリング 

 

プーリーのベアリング 

バックパネルのネジ

*その他オリジナルで全く消耗していないパーツはそのまま使います。 

そして、作業はパーツ交換以外に 

アッパーモーターとロワーモーターの分解清掃とオイル注し 

ホーンの清掃(中性洗剤で汚れ落とし)

Jensen V-21(ホーンドライバー)の分解清掃と調整

ローターの清掃

 

Jensen P15LL(ウーファー)の補修(表面上のヒビなど広がり防止の為にボンドを水で薄めたものを塗る)

内部の清掃(濡れた雑巾で中の埃を取る)

外観の補修(Howard Restore Finishとスチールウールで磨き、オレンジオイルで仕上げ)

 

という工程をすべて行いました。これ以上レストアするところはもうないというところまで行いました。ここまで行う業者(一部のアメリカの業者以外)は私の知る限りではありません。修理技師の方々も頼まれれば行うでしょうが、まずここまで依頼する人はいないと思います。 

ここまでするとこの先何年もメンテナンスフリーでずっと使えます。テストを行ったときもとても良い感じでした。しいてもう一つ行うとしたらウーファーのリコーンなのですが、これはリコーンキットをアメリカから取り寄せて、スピーカー専門業者に持ち込みでリコーンをしてもらうしかありません。おそらく慎重にやれば自分でもできるとは思いますが、ここは専門外なので業者にお任せようと思います。 

今回の修理でもたくさん学ぶことが多かったのですが、他のレスリースピーカーをレストアした経験から工程自体は問題はありませんでした。しかしやはり時間がかかりますね。自分のものということで丁寧にやりすぎてしまってかえって時間がかかりすぎてしまうということでした。 

来月にはHammond A100が届くそうなので、時間を少しずつ使いながらまたレストアしたいと思います。レスリーよりも行う工程がはるかに多いのでさらに時間がかかると思いますが、少しずつ行いたいと思います。 

アメリカからパーツの調達や修理もできますので、依頼を引き受けます。技師として私が尊敬しているハッチ工房の山本さんが忙しくてなかなかできない時は喜んで引き受けます。 

Leslie 45の修理開始 

一昨年にHammond B3とLeslie 122を自宅に届いた時に置く場所がなくてしばらく友人に預かってもらっていたLeslie 45を引き取りました。早速音が出るかを確認した後に中身を開けました。以前は細かい構造や部品についてよくわかりませんでしたが、B3とLeslieを徹底的にレストアしたお蔭と継続して修理について勉強しているのでよくわかるようになりました。それでまずはアンプがどうなっているか、コンデンサーや抵抗がオリジナルであるのか、交換されているのか、ウーファーやホーンドライバーがオリジナルで何が付いているのか、その他細かいところまで見て、まずはウーファーのコーンに少しヒビが数か所入りかけていたので、補修しました。本当はリコーンするのが良いのですが、できるだけオリジナルのものを大切に使いたいので、ボンド(ボンドを使いますが水で薄めて硬くなりすぎないようにします)でヒビの部分や部分全体的に補修しました。これで大丈夫ですが、気に入らなければリコーンをするという事にしました。それ以外は隅から隅までレストアするにはアメリカからパーツを取り寄せなければならないので、交換するパーツをメモし、オンラインで注文。 

今日は今度家に届く(と言ってもおそらくまだ船便で一ヵ月はかかり、現在はカナダで木枠梱包を終えたばかり)Hammond A100のレストアに必要なパーツが届いたので早速検品。これであとはオルガン本体待ちになりました。 

ということで、オルガンの到着を待つ間にこのLeslie 45をレストアする予定です。このレスリーは一般的な122や147と比べ、古いモデルでスロー回転がないストップとファーストのみですが、キャビネットのつくりやモーターなども実はしっかりできているんです。音も現時点でもかなり素晴らしいのですが、これを徹底的にレストアするとさらに良くなるので楽しみです。 

ということで修理日記でした。また今年も修理話が続くと思います。工具も修理に必要なものがほとんどすべて(インチのものやその他特殊な工具も)あるので、修理の依頼にも対応できるかと思います。 

なんだかミュージシャンだか修理技師だかわからないようになってきていますが、これも自分が演奏する楽器ということで音楽活動の一部ということでやっております。

 

 

63年製のHammond A100を購入し輸入 

以前から気になっていて新たにHammond C3かA100が欲しいと思い、予算を決めてしばらくの間インターネットで探し、良いものが見つかったら出品者に連絡し、アメリカの市場価格と比べて値引き交渉、船便で日本に送れる会社を探し、大まかな見積もりを出してもらい、一番費用が手ごろな会社を選定し、商談を成立させ、これから木枠を作ってもらい北太平洋をカナダから船で横断して日本に到着予定です。着いたら徹底的に修復して練習やその他に使用したいと思います。状態は良さそうで、63年初期に作られたこのA100はB3と若干作りが違うのでまた修理の勉強のためにもと思いました。 

ある程度時間をかけていろいろなサイトで見つけて写真で年代や状態を判断し、出品者に連絡を取り、値引き交渉を行うという手順です。個人売買の方がさらにお手頃な価格で購入できますが、家まで引き取りに行くという事がほとんどの場合なので、木枠を組める運送業者が近くにあれば良いのですが、そうでない場合は送料でとても高くつきます。なので場所や相手も選ぶ事も重要で、ハモンドオルガンを国内外に送った事のある個人経営のお店を選ぶことが多いです。そしてアメリカやカナダは広いからなかなか大変です。最初は状態の良い初期型のC3もお手頃なのが見つかったのですが、大きさと置く場所の都合で断念し、A100になりました。手間がかかりますが、このA100は今のデジタルの2段鍵盤のオルガンの店頭価格より遥かに安くなりました。その代わり送料と輸入手続き(ちなみに日本へ輸入の場合、楽器は関税はなし、消費税と地方税のみ)があるのでこれが少し費用が掛かってしまいます。なので写真や出品者やりとりで年代や状態を判断、そして修理できれば選択がかなり増えます。 

いずれ今回の輸入プロセスについてさらに詳しく書きたいと思います。 

たまにアメリカやカナダからビンテージハモンドオルガンを輸入して修復して販売すればよいと言われますが、私の経験上、日本の住宅事情、メンテナンスが必要になる、そして修理技師の不足、その他もろもろを考えるビンテージハモンドは残念ながらなかなか売れません。今のデジタルハモンドを選択する人がほとんどで商売は難しいと思います。しかし今のデジタルハモンドや現行のレスリーは状態の良いビンテージには絶対に勝てません。それだけ素晴らしい楽器だという事ですね。

 

 

ハモンドオルガンとレスリーの修理 17 

レスリー122の上下のモーターのノイズが洗濯機のようにうるさくて、オルガンのボリュームを小さくして演奏する時にモーターの音の方が大きかったので、もう一度全部分解してオイル注してすべてのゴム足も交換しました。半年ぐらい前にも分解清掃したのですが、それでも直らなかったので今回はさらにオイルを注入してモーターの中身のワッシャーなども交換しました。以前にホーンのモーターはいじられたような跡があり、少々部品の不具合がありましたが、ローターのモーターからの一部移植と家にあったパーツで何とか事なきを得ました。今はかなり静かになったのでこれで終了です。

これでモーターの修理、アンプの修理、スピーカーコーンの一部ひび割れの修理、ホーンの清掃と調整、ベアリングの交換、クロスオーバーコンデンサーの交換などすべてやれるべき事はやりましたので、当分修理しない事を願ってます。

B3の方は定期的なメンテナンスという事で真空管のチェック、一部の真空管の接点をよくするために接点復活剤のDeoxITを塗り、バスバーをシフトさせて他列接点場所を移動しました。

修理するのは楽しいのですが、気持ちの良い音で練習する時間に使いたいので、ひとまずこれでハモンドB3とレスリー122の修理・調整を終わらせたいと思います。また不具合が発生すれば修理したいと思います。

でも実はレスリー45も他に所有しているんです・・・。(笑)もし場所があったらA100かC3を購入してまたじっくりとメンテナンスしたい気持ちもありますが、残念ながら場所がない状況です。アップライトピアノを売ってオルガン2台置くか検討中ではありますが・・・おそらくしないと思います。

 

ビンテージハモンドオルガンのあまり知られていない重要なこと 

オルガン奏者の友人である山口さんのお宅にお邪魔して、大変お世話になっているハモンドオルガンやレスリー、その他などの修理技師である巨匠、ハッチ工房の山本さんの修理を見学に伺いました。 

なぜ見学に行ったのかというと、とても大変で興味深い工程が見られたからです。今から書くことはとても大事なことで、実は多くの日本のハモンドオルガン奏者や関係者は知りません。業者も知らない人が多いです。そして知っている業者はこの情報を隠すこともあるので、私がこのことを書くことをおそらく好まないでしょう。しかし、とても大事なことなので書きます。 

ハモンドのB3, C3, A100, RT3などいわゆる人気のモデルは製造年の期間が同じではありませんが、基本的に1955年ぐらいから75年あたりまでと言われています。中身の材質、職人の質、その他いろいろな変更が行われましたが、64年が大きな境目だと私は思います。 

それは、鍵盤裏の内部の一番奥にとても多くの髪の毛ぐらい細い抵抗線があるのですが、これを覆っているものが64年あたりに材質が変わりました。フォームに変わった(2枚目の写真でよく見えます)のですが、これが実は経年劣化で酸化して、酷いとこの抵抗線を切ってしまいます。この抵抗線が断線すると音が出なくなります。そしてそれを修復するにはとても大変です。というのも、まずは鍵盤の部分を外し、それから内部を開けていき、どの程度の状態かを見て、そして対策をします。この状況を見るには全部開けるしかなく、そこまでの作業工程がとても大変で時間がかかります。幸いにもこの山口さんの70年代製のオルガンのフォームはボロボロで粘々としているわけでなく、また酸化して抵抗線を断線させていない状況だったので、きれいに除去することとなりました。それでもこの修理はだいたい3・4日ぐらいかかるようです。鍵盤のアセンブリーをすべてオルガン本体から出して机の上で作業すればもう少し時間はかかりませんが、かなりのスペースが必要です。ちなみに酸化して断線してしまった場合はつなぎ合わせるのが大変で、またそれが何本も断線してしまうととても大変です。 

ですが、これはオルガン一台一台状況が異なります。つまり、ある意味では不発弾のような状況と言えるかもしれません。もしかしたら断線して音が鳴らなくなるかもしれない、ダストのようにボロボロで害を及ぼさないかもしれないなど。64年以降のハモンドB3, C3, A100, その他同じ構造のオルガンはこのリスクがあります。 

ということで、64年以降のハモンドB3などを所有している方、もしくは購入を考えている方はこの点を知っておいた方が良いと思います。過去に除去していない場合は必ずこのリスクがつきまといます。 除去してしまえば安心できます。

ちなみに64年以前のものはフェルトで覆っているので、このフォームで抵抗線が断線するリスクはないです。確かに64年以前のものはこのフォームの問題はありませんが、コンデンサーがワックスコンデンサーであるため、トーンジェネレーター、プリアンプ、ビブラートライン等のコンデンサーは劣化をしており、本来の音ではなかったりします。私のB3はこれらのコンデンサーと抵抗を交換しましたが、この作業も大変です。64年以降のものはワックスコンデンサーではないので、経年劣化はあまりなく、交換する必要もあまりないです。64年以前・以後のどちらも良い点や悪い点がありますが、しっかりとメンテナンスすればとても良い状態になります。私の意見ですが、本来業者や個人が高額な値段で売却する場合はどちらのオルガンにしてもしっかりと整備すべきだと思います。アメリカのきちんとした業者は整備して売却するので、高額であるのも納得できますが、残念ながらそうではない場合を日本ではよく見ます。

 

ハモンドオルガンとレスリーの修理 16 

ここ数日空いている時間を使って自宅のレスリースピーカー122のメンテをしました。今回は2つのモーター(スローとファーストのペアが上下2つ)を分解・掃除・オイル注し、ホーンのJesnsen V21の分解・掃除、ローターのベアリングとゴムの交換、ホーンのプリーとベアリングの交換、アンプのリレーの交換、そして全体の掃除を行いました。 

驚くことにゴキブリの死骸が5匹出てきました。Jensen V21のところから小さいのが3匹、ローターの中から大きいのが2匹、うちに引き取られる前からあったようです。このV21の掃除はコツがありますが割と簡単です。 

モーターはそこまで難しくはないのですが、大きな問題が。それは六角レンチの小さいのが一つインチで必要で、もうひと一つ別にラチェット(もしくはスパナ)も1/4というサイズが必要です。この二つがないと最低でも分解できないんです。たまたま六角レンチはコーナンのホームセンターにあったので助かりました。油汚れは呉のパーツクリーナーで除去し、そしてレスリーオイルを注して、スロー用のOリングも交換。ゆっくり時間をかけて丁寧に作業しました。 

ベアリングやゴムのパーツは事前にアメリカから取り寄せておいたので難なく取り付けられました。ただゴムの交換は意外に大変でした。たくさんいろいろな箇所にあります。 

ローターの掃除中には大きいゴキブリの死骸が2匹出てきました。いつのゴキブリでしょうか・・・。

最後に回転がスローにならなかったので、リレーを交換しました。以前にアンプのコンデンサーと抵抗は交換しましたが、ノイズの問題があり、ハモンドスズキを通してお世話になっていた修理技師の大野弘光さんに修理して頂きました。(話は長くなるので省略しますが、私のレベルでは問題箇所が分からなかったので、問題解決と真空管のソケットやその他を交換・改良して頂きました。)その後、たまたまリレーが悪くなったので今回は私でも交換できるので交換して、アンプはとても良い状態になりました。 

そしてすべての掃除をして終了。 

この122は74年製のものなのですが、とにかく修理・メンテできるところはこれで終了です。残念なことに、この時代のレスリーの一部はMDF木材が使われているので、ボロボロと木くずが出ます。そして箱鳴りも若干違います。61年の45のレスリーも持っているのですが、これはMDFは使われていないので、しっかりとした木で箱なりも素晴らしいです。そんな訳で後期のレスリーはあまり好きではありませんが、今回の修理とメンテで大変良くなったかなと思います。(ただし一部木の材質を変えることはできませんが、まあ良しとしましょう。) 

やっと58年のHammond B3と74年のLeslie 122のメンテが終了しました。これで思い当たるすべての箇所は修理したはずです。ほぼ10カ月ぐらい少しずついろいろなところを勉強してはメンテや修理をしてきましたが、とても勉強になりました。これで今後も良い状態で保てそうです。 

しかし、ここまでできると今度ハモンドC3やもっと初期型のレスリーが欲しくなります。それをまた修理して良い状態にして・・・と考えるのですが、置く場所がないので断念します。それか初期型(55年から57年)のB3が欲しいです。64年以降B3やC3などはウレタンフォームがレジスタンスワイヤーを酸化させて切ってしまうリスクがつきまとう(この修理はとても大変です)のと、後期型はキャビネットの質、鍵盤部分の一部の質、ドローバー一部の質、バスバーの質などが初期型や中期型に比べると違うので個人的には購入しません。ただし、初期型と中期型のコンデンサーはワックスコンデンサーなので劣化します。この話はいずれの機会にて話をしたいと思います。

 

 

 

 

ハモンドオルガンとレスリーの修理 15 

ハモンドB3とC3には鍵盤の部分をカバーするように蓋(フォールボードという)が付いていますが、そこの蝶番が古いので錆びたり黒ずんだりします。黒ずみや錆があったのでピカールとスチールウールで磨きました。すると新品のように輝くようになり見た目も良くなりました。